1998-04-21 第142回国会 参議院 国民福祉委員会 第9号
さらに、Bビールス病というようなマッカッカという猿からうつる疾患も周辺の看護婦や何かがうつったりなんかいたしておりますから、感染症病棟の二重構造というものが必要であるし、病室は陰圧でなければならないし、外から空気が入ってくるけれども病室の空気は外へ出ないというような構造が必要であろうし、それから二重の扉によってある程度消毒とかそういうようなものが完全に行われるような条件になければならない。
さらに、Bビールス病というようなマッカッカという猿からうつる疾患も周辺の看護婦や何かがうつったりなんかいたしておりますから、感染症病棟の二重構造というものが必要であるし、病室は陰圧でなければならないし、外から空気が入ってくるけれども病室の空気は外へ出ないというような構造が必要であろうし、それから二重の扉によってある程度消毒とかそういうようなものが完全に行われるような条件になければならない。
何をやっていいかわからないというのは、普通の場合ですと、ビールス病とわかっていればこのビールスを調べるあのビールスを調べる等々ということを始めるわけですね。それも実際には外国でやっていて、これではない、これでもないといったことは既にある程度わかっているわけです。そうすると、ビールスというふうに限っただけでも、じゃどうするかと。
今度はメロン、スイカ、カボチャ、これが今度はバッタン病、ビールス病、これにやられてしまった。そして、ことしの八月五日の集中豪雨。メロンもスイカもそれからカボチャも、七百七十四ヘクタールのうち約四百五十ヘクタールが甚大な被害を受けて、二百五十ヘクタールは皆無作に近い。こうして七年間、生産調整に協力した、本当に苦労して協力したその結果がこうなんです。いま水田に返りたい。
これは実は種子島にはございまして、種子島に設置しました折は沖繩もカバーするという趣旨でつくったのでございますけれども、一番決定的な問題といたしましては、沖繩地域に未発生のビールス病であるモザイク病が鹿児島県下には存在をする。そこで、原苗の段階からずっと系統的に繁殖をして持ち込むということがちょっとなかなかむずかしいという事情もございます。もう一つは、距離的にもかなり離れておる。
それで三十九年から四十一年までの研究費につきましては、研究を続けたのでございますが、当時の見解としては、ビールス病ではなかろうかというようなことで、伝染性の疾患ではないかというようなことで研究を続けておりましたが、一応国立病院のほうで引き続き四十二年から研究を継続しまして、大学関係の研究者の研究は確かにその機会には一たん打ち切られた形になっておりました。
しかし、いまお話ありましたように、ビールス病もたくさんございまして、おそらく伝染病という数からいいますと、お話のように、ほかの家畜に比べて、非常に多い病気の数を持っておると思います。これらの数多い病気の症状にあらわれる姿というものはあまり変わりません。目がはれたり、のどをごろごろさせたり、そういうふうに弱ってまいりますと、すべて一番活動する卵巣に鶏は一番先に影響を受けます。
ビールス病の予防ということにつきましては、一般的に申しますと、これは死んだウイルス、つまり不活性ウイルスよりも生きたウイルス、生ワクチンがいいということは、これは常識でございます。早い話が例の天然痘でございます。天然痘は、現在のところ、不活化ワクチンというものは無効でございます。効力が少ない、ほとんど実用にならない。したがって、天然痘におきましては生ワクチンを使っておる。
○参考人(笠原四郎君) たいへんむずかしい御質問でございまして、学問的にそうですね、あまりはっきり申し上げられないのでございますけれども、とにかくすべての伝染病、ことにビールス病というものは弱年者ほど——弱年者と成年から以上の高年齢層ですね、これを比べたら、一般的に弱年者、幼弱者のほうが、すべての、ことにビールスに対しては感受性が強いということは申し上げられます。
現に御審議を願いましたこの植物ビールス病というような研究機関を設けることになりましたのも、やはり中央の研究機関のほんとうの科学的の研究、専門的の研究の成果であろうと私は思うのでありまして、従って試験場といたしましては、中央の試験場それから地方の分化せられました支場、試験場の支所とかいうようなものとはおのずからその任務が若干違ってくるのがあたりまえじゃないか、こう考えておるのであります。