1959-12-11 第33回国会 参議院 外務委員会 第16号
まとまった結果、向こうの国は、これを一つ賠償でやりたいということで、賠償に繰り入れまして、賠償が事実的に実際に事務的に発効いたしますまでは、私はビルマ国政府から外貨をもらっております。
まとまった結果、向こうの国は、これを一つ賠償でやりたいということで、賠償に繰り入れまして、賠償が事実的に実際に事務的に発効いたしますまでは、私はビルマ国政府から外貨をもらっております。
ただその後におきまして、長く駐在いたしておりますために、ビルマ国政府等との折衝につきましても、殆んど外交官的な役割も実はいたしておるものであります。その間監督等が現地において行われない場合におきましては、いろいろ困つた問題が起るのでありまして、その点等につきまして、むしろ農林省といたしましては相当の数を殖やすというよりは、むしろ減らして行きたいという方向で進んでおるような次第であります。
その検査会社は信用がありますので、その信用ある会社を使つてそれで検査をやつておるのでありますが、ビルマだけは国営検査をやつておりますので、ビルマ国政府の検査を信用しておるのであります。ただ遺憾なことには、ビルマ国におきましては検査基準というものがあるのであります。米を買いますのに、必ずその検査基準米が参りまして業者がこれを持つておる。
○東畑政府委員 クレームの問題につきまして、本年ビルマ国政府とクレームをつけまして、食糧庁としまして商社に代行させてとりましたこれの金は、実は一千数百万円にすぎないのであります。ビルマ政府との売費契約書には——お手元に差上げてあると思います。
これを入れます経緯につきましては、ビルマ米は、政府対政府の貿易と、入札でやるのでございますが、この米は全部ビルマ国政府と食糧庁とが売買契約をいたしまして、ビルマでは国家農業販売局、農業商品局、そういう局がございまして、これが国営で輸出しておるのであります。食糧庁が直接ここと売買契約をいたしまして、現実売買契約は、現地の総領事が食糧庁長官の代理として実はいたしているのであります。
よつて、政府は黄変輸入米に対する貿易上のクレームを付するは当然なるも、さらに正規の外交機関を通じて遅滞なく本件に関する厳重折衝を行い、今後かかる不祥事を根絶するよう、ビルマ国政府の善処を要請すべきである。 右決議する。 昭和二十七年二月十九日 農林委員会 これを総理大臣、外務大臣、農林大臣あてに出したいと考えます。提案いたします。
ビルマ国政府自身が厖大な外米を輸出しておるのであります。その輸出米が食糧として不適格であるのが黄変米であれば、黄変米自体の検査というものもしてもらうべきであるというので、食糧庁といたしましても、外務省を通じましてたびたび向うと話合いをしておるのであります。