1975-03-26 第75回国会 衆議院 法務委員会 第15号
昭和四十八年十一月三日 ヒロセ電機株式会社 何某」とあって、判こを押したり拇印を押したりして、「全国金属労働組合品川地域支部ヒロセ分会殿」そしてあて名には奥山志郎という分会長の名前で書留配達証明が来ている。こうしてほとんどの人が脱退をしたわけです。これは偶然ではないのであって、この人たちがいかに会社の方から脱退を迫られたかということをはっきり事実が証明しているわけです。
昭和四十八年十一月三日 ヒロセ電機株式会社 何某」とあって、判こを押したり拇印を押したりして、「全国金属労働組合品川地域支部ヒロセ分会殿」そしてあて名には奥山志郎という分会長の名前で書留配達証明が来ている。こうしてほとんどの人が脱退をしたわけです。これは偶然ではないのであって、この人たちがいかに会社の方から脱退を迫られたかということをはっきり事実が証明しているわけです。
その会社は、本社が東京都品川区大崎にございますヒロセ電機株式会社。社長は酒井秀樹という人だそうでありますが、この会社は昭和二十三年ごろに創立されたもので、現在資本金は五億円、そして扱っている商品は電機器具の部品でございまして、電話器用のコネクターというものの製造販売、その市場専有率は日本第一位というものだそうでございます。現在東京証券取引所の二部に上場している、大体中堅の企業と言われております。
○萩原政府委員 先ほど御指摘のありました、告訴状が出されました翌日、と申しますと昨年の五月二十一日でございますが、ヒロセ分会の分会長の奥山志郎ほか七名の方々が東京法務局の人権擁護部においでになられまして、その告訴状の写しを提出され、「ヒロセ電機株式会社ではこの組合員に対して暴行、監禁等の行為を数多く行っている。