2016-05-12 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
私の地元である栃木県、平成二十六年の状況を見ますと、標高一千メートル以下の地域を中心に杉・ヒノキ林で被害が発生をしています。特に鹿の食害については幼齢木の食害がひどい状況で、経済的被害も前年度の約六千万円から二十六年度には一億円に拡大をしているという状況です。
私の地元である栃木県、平成二十六年の状況を見ますと、標高一千メートル以下の地域を中心に杉・ヒノキ林で被害が発生をしています。特に鹿の食害については幼齢木の食害がひどい状況で、経済的被害も前年度の約六千万円から二十六年度には一億円に拡大をしているという状況です。
○宮崎(岳)委員 現在一千万ヘクタールぐらいある単層人工林というんですか、私も専門家ではありませんのでよく言葉はわかりませんが、いわゆる杉林とかヒノキ林とか、そういう林業用の林でありますけれども、これを、三分の一を人工ではあるけれども天然に近い形に戻して、三分の二ぐらいに縮小していこうということだと思います。
このたびの台風二十三号に、特に二十三号によりまして、杉やヒノキ林の大規模倒木被害というものが私の地元の岡山県の北部を中心にかつてない規模で広がっております。私も早速現地に視察に行きまして、現地の地元の方が、こんな風害は生まれて初めてだと、経験したと言っておられました。この森林が本当に根こそぎばさって倒されていると、そういう本当に悲惨な状況でございました。
田舎に住む子供たちも、遠くの山に緑があるように見えるだけで、実際行ってみると杉かヒノキ林で、行ってみても何もないのです。もしそこで子供たちだけ遊ばせようとすると、犯罪に巻き込まれるとかいろいろありますので、山の中に遊歩道をつくるというのも一つの案ですが、なかなか遊歩道に女の子だけとか子供だけで行かせるわけにはいかない、そういう事実もございます。
○谷村分科員 今御説明ございましたけれども、このヒノキ林は民有林ですね。今おっしゃったようにそうでございますが、地域の農民にとっては林木を生産、育成する大切な作業場であることは、もう言うまでもありません。また、採草地としての利用を保障する入会権を奪われて以来、伝統的な畜産も失った農民にとって、かけがえのない山の利用、林産資源の蓄積の場でもあるわけであります。
林内の散策、二十五年生杉、ヒノキ林の間伐、枝打ちの実演、製造中の木炭やシイタケの栽培の見学、森林についての親子の対話等を通じ、保健休養、教育等の有意義な一日でございました。この施設の年間利用者は約五万人、森林の管理及び施設の経営を受託する森林組合の延べ雇用日数は年間一千人余に達しており、地元林業地域の活性化に役立っていることを見聞したところでございます。
それから、これはある全国紙の大阪版の夕刊に出た、十二月一日付ですが、局長御案内かどうか、「ヒノキ林の中に、大きく切り開いたような形の落葉樹林地帯を設けて仕掛けられた鳥屋場を見つけた。」これは野鳥の会の皆さんが調査した中で見つけたわけです。小型飛行機で監視したわけですね。写真も出ておりますように、このヒノキの樹林の中で白くなっておるのは落葉樹林です。
○秋山政府委員 薬剤の散布量につきましてはただいま先生お話しのとおりでありますが、この選択につきましては各都道府県の自主性に任せて実施しておるわけでありますが、このNACの方につきましては、ヒノキに対するところの被害がないというようなこともございまして、隣接にヒノキ林等がある場合にはこちらの方がそういう意味での被害がないということもありまして、こちらが最近ふえてまいっておるわけでありますが、私ども、
○説明員(黒川忠雄君) 特定地域森林施業基本調査でございますが、これは木曽谷のヒノキ林の調査の結果の提言でございますが、その要点を申し上げますと、「木曽ヒノキ林を学術参考保護林筆禁伐林として保護することと併せて、国土保全等の公益的機能に配慮しつつ択伐により若返りを図る必要があること」ということがまず第一点でございます。
しかし二十年前までは一帯に三十年、四十年生の杉、ヒノキ林が密生して土砂流出防止の保安林としての役目を十分に果たしていたようであります。ところが、十数年前に、熊本営林局えびの署は、これらの杉、ヒノキ林が保安林に指定されていないことに目をつけ、ばたばたと伐採してしまいました。