1974-03-14 第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第21号
ここへの進出企業にパールナイロンという会社があるのですが、この会社が、名義は職員名義にしていますよ。事実この会社がここでミカンをつくっている。農家じゃないのです。そして、私が農政局なりによく聞きますと、いやあれは地元の農民ですよと言うけれども、会社につとめている農民であることは間違いない。事実、この会社は専任の果樹技術員を雇っております。
ここへの進出企業にパールナイロンという会社があるのですが、この会社が、名義は職員名義にしていますよ。事実この会社がここでミカンをつくっている。農家じゃないのです。そして、私が農政局なりによく聞きますと、いやあれは地元の農民ですよと言うけれども、会社につとめている農民であることは間違いない。事実、この会社は専任の果樹技術員を雇っております。
それから、いまおっしゃいましたパールナイロンでございますけれども、確かにパールナイロンの従業員が四名事業に参加しておりますけれども、これは資金面、営農面で会社の援助も受けていないというふうに聞いておりますし、また、何といいますか、会社ぐるみでいろいろと働く上においてのそういう便宜をはからってもらっておるかもしれませんけれども、パールナイロンの従業員が共同でミカン園を経営したり借金もしておるという事実
○和田静夫君 この事業によって淡水湖になろうとしている部分に、御存じのとおりあのパールナイロンという会社が廃液を流していますね。で、その部分の魚介類にはすでに非常な影響が出ています。住民は非常な不安を持っている、こういう状態になってきています。ここで水俣病の二の舞いを踏まないとだれも断言できない状態があらわれてきています。