1972-05-31 第68回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第11号
こういったことについて、最近、時間制限によるパーキングメーター制というふうなものを東京でも実施しておられ、そういう駐車違反に対する取り締まりというものに対する考え方を少し変えてきておられると思います。中には二重駐車までしておるというような、せっかくの車の流れをよくしようとした対策に対して非常に反対する方向のことが幾つか見られるわけであります。
こういったことについて、最近、時間制限によるパーキングメーター制というふうなものを東京でも実施しておられ、そういう駐車違反に対する取り締まりというものに対する考え方を少し変えてきておられると思います。中には二重駐車までしておるというような、せっかくの車の流れをよくしようとした対策に対して非常に反対する方向のことが幾つか見られるわけであります。
ところが、都市における駐車対策、これのおくれが指摘されているわけでございますが、今回のこの道交法改正の中に、六年ぶりでパーキングメーター制、これを復活させるということでございまして、このことにつきましては、従来ともするとやみくもに駐車禁止さえすればこと足れり、こういう態度から実情に即応した体制を確立しよう、こういうことに変わってきた。
大都市におきます違法駐車の問題に対処するために、パーキングメーター制を採用してまいりたい。そして、これは、従来の路外の駐車場をつくるための駐車場法に基づくパーキングメーターではなくして、道路交通法によりまして、たとえば一時間の駐車時間の制限をかける、それを担保するためのパーキングメーターをつくっていくという考え方でございます。大都市——東京、大阪などを見ますと、違法駐車が確かに多うございます。