2020-03-18 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
その県内農家さんがパン用の小麦の品種で栽培しても、県の登録品種ではないということで、昨年までは一番低いランクの単価、この資料でいいますと、一等、二等、さらに、たんぱく質の含有率に応じてABCDと分かれるんですけれども、県の登録品種じゃないということでDのランクになっちゃうんですね。Dの交付金単価しか得られない仕組みとなっていたんですね。
その県内農家さんがパン用の小麦の品種で栽培しても、県の登録品種ではないということで、昨年までは一番低いランクの単価、この資料でいいますと、一等、二等、さらに、たんぱく質の含有率に応じてABCDと分かれるんですけれども、県の登録品種じゃないということでDのランクになっちゃうんですね。Dの交付金単価しか得られない仕組みとなっていたんですね。
さらに、我が国の世界最高水準のグルテン検出技術を活用いたしましたノングルテン米粉と表示する基準ですとか、菓子用、パン用、麺用等の米粉の用途別基準を策定するなど、制度の整備にも取り組んできたところでもございまして、こういった支援を通じて、日本産の米粉の生産を拡大をしてまいりたいと思いますし、さらに、水田の農業経営の安定化も図ってまいりたいと存じます。
農林水産省としては、米粉用米の生産消費を拡大するために、我が国の世界最高水準のグルテン検出技術、これを活用しまして、一ppm以下をノングルテンというふうに表示をする基準を作りましたし、さらには、菓子用、パン用、麺用ということで、用途別の加工特性を踏まえた米粉の用途別基準を策定、公表をすると。私、これ相当進んだ取組だと思っています。
また、菓子用、パン用、麺用などの用途別の加工適性を踏まえた米粉の用途別の基準も策定、公表をさせていたところでありまして、これらを活用した米粉の輸出を含む普及に取り組んでいるところであります。
そういった中で、今後一層の米粉の利用拡大に向けまして、米粉の菓子・料理用、パン用、麺用などの用途別の加工適性に関する米粉の用途別基準、グルテンを含まない米粉製品の表示に関する米粉製品の普及のための表示に関するガイドライン、これが本年三月二十九日に公表されたところでございます。また、去る五月二十五日には、米粉の普及に取り組む民間組織でございます日本米粉協会が設立されました。
今委員からお話ございました麦、大豆につきましては、例えば小麦につきましては、いろいろな需要があるさまざまな新品種が開発されてきておりますけれども、これまで主流でございましたうどんから、中華麺用とかパン用といったものに転換できるだけのそういった新品種の開発等が必ずしも十分でなかったという問題がございますし、また、やはり小麦、大豆というのは湿害に弱いということもございますので、水田で生産するためには一定
確かに、麦は、カナダとアメリカの麦は日本のパン用の麦をつくっておりますから、相当競合してくると思いますが、そういう中で、米国、カナダの両国との影響でありますが、当面、これは日豪のEPAでありますから、その状況を見ながら判断せざるを得ないと思います。
パン用の小麦はちょっととれないから。四、大豆。納豆、みその大豆。たまにそれに菜種というのを加えることがありますが、これはどこに行っても答えは同じなんですね、日本人の答えは。圧倒的に同じなんですけれども、大臣だったらどれをつくるということを奨励されますか。
また、小麦の輸入の考え方でございますが、先ほど申し上げましたとおり、国内の小麦では質の面また量の面、量は今言ったような状況でございますが、どうしてもたんぱく質が少なくて、高い、パン用の小麦がなかなか作りにくいというふうなこともございます。そういった質的な面も含めて輸入をしているわけでございます。
新規需要米について確認をしたいわけですが、これは、例えばパン用の米粉ですとか、あるいはえさ米とか、こうした新しい需要、水田のフル活用ということで、これは必要なことだと思いますが、二〇〇七年の補正予算で、地域水田農業活性化緊急対策ということで五百億円の予算があったわけですね。これについてはどのぐらい利用、活用されたのか、それについて報告をしていただけますか。
さすれば、パン用の米、米粉米、どっちでもいいんですが、意外と受けている。それを一過性に終わらせるなという先ほど神風委員でしたか御指摘もいただきましたが、食べてみたらおいしいじゃないのと。
国内の水田を有効に活用していくということについて言えば、米がなじみやすいという意味でいけば、これから生産性上げながら、えさ用の米でありますとか、あるいはパン用の米粉によるパンだとかあるいはめんだとか、そういったような新規需要の方を開発をしていくことに力を入れたいと、こう思っております。
○国務大臣(若林正俊君) 米粉のパン用、めん用としての利用は、委員がおっしゃいますように、私も大変期待をいたしております。 そして、そのためには価格面あるいは加工技術面など、なおなお解決しなければならない諸問題があるわけでございますが、原料米のこのような利用量というのは平成十八年度で六千トンでございます。
平成十八年度、麦はパン用として百五十五万トン、めん用として百二十二万トン利用されています。輸入麦が四百六十八万トンであるのに対して、国産はわずか六十九万トンです。主食の白米とともに、六〇%が輸入した麦でつくられているパンを米粉でつくったパンにかえていくことは、米自給率が九六%ある日本の実情にも合いまして、米粉パンの普及には大変期待が持てるのではないかと考えています。
そうなりますと、麦は内麦ですとパン用にならないということです。実際問題として、我が国は、自給率は低いんですけれども、国産の米も国産の麦も国産の牛乳も、すべて余っているんです。 そこで、私は、去る二月二十一日、自民党畜産・酪農対策小委員長として、配合飼料の高騰で危機的状況にある畜産・酪農農家に対する経営支援などを内容とする一千百四十一億円の緊急対策を取りまとめました。
それに、小麦についてもいろいろな需要が拡大した、パンの需要についても、日本の小麦はうどんなどには適していますけれども、なかなかパン用には適合しない。もちろん、試験場などで品種改良で新たな油脂分の多い大豆の品種改良とか、あるいはまた適合するような小麦の改良とか、そういうのを進めておりますよ。
研究開発という面でいえば、例えば県の農業試験場、そして大学の農学部などと国の独法もきちっと連携強化をして研究していっていただきたいというふうに私は思っておるわけでありますが、今の現状を見ておりますと、例えば、確かに同じような研究を避ける努力もしているのも事実でありましょうけれども、その一方で、事麦になれば、めん用、パン用等小麦品種の開発ということでいえば、県も独法もほぼ同じような目標を掲げていたりするわけですね
そういう中で、小麦については、平成十一年から開始したプロジェクト研究等により、うどん用では、東北向けのネバリゴシ、また、北海道向けのきたほなみ、また、パン用では、温暖地栽培に適したニシノカオリ等の計二十八品目を育成したところでもございます。
最近、パン用とか中華めん用の品種も開発されてきたということで、こういったものを拡大する中で八十六万トンを確保するという考え方で一四%としているところでございます。
どこに需要があるかというと、もう一つはパン用とか中華めん用にあるわけです。ところが、この中華めんなりパン用ということになってきますと、たんぱく含量が先ほど申し上げた日本めんより少し高くないとこれが駄目なわけです。
これまでも、小麦に関しましては、低アミロースのうどん用のネバリゴシやあやひかり、それから、パン用で初めて暖地でつくれるようになったニシノカオリとかミナミノカオリという品種、あるいは、北海道のパン用品種は春まきだったんですが、秋まきでもできるキタノカオリ、これがパンやラーメンにも利用されているわけでございまして、こういった二十五品種を平成十一年から育成してきました。