2004-04-22 第159回国会 衆議院 武力攻撃事態等への対処に関する特別委員会 第7号
三月にパレスチナ過激派ハマスの精神的指導者ヤシン師がイスラエル軍によって暗殺をされる、そして四月に同じくガザ地区の指導者ランティシ氏も殺害をされるという大変痛ましい事件が起こりました。 この両事件に対し、政府としては、これは問題であるということで、明らかに非難されるべきことだという声明を発表いたしました。
三月にパレスチナ過激派ハマスの精神的指導者ヤシン師がイスラエル軍によって暗殺をされる、そして四月に同じくガザ地区の指導者ランティシ氏も殺害をされるという大変痛ましい事件が起こりました。 この両事件に対し、政府としては、これは問題であるということで、明らかに非難されるべきことだという声明を発表いたしました。
三月六日の土曜日、ガザのエレズチェックポイントでハマスを始めとするパレスチナ過激派によって共同爆破銃撃事件があり、数十名の方々が死傷をされたと。そして、一週間後の十四日の日曜日にはテルアビブ南方のアシュドッド、大変きれいな港町でございますが、ここでも連続自爆テロ、何と十七歳の高校生二名がテロをやって、また数十名のイスラエル人が死傷したという事件がありました。
私は、フランス革命で、自由、平等、博愛の名の下に何と多くの悪行が行われたことかと慨嘆し、刑場の露と消えた貴婦人の言葉を思い起こしますが、今、イスラエルはパレスチナ過激派によるテロ封鎖の名の下にパレスチナ自治区への軍事侵攻を行い、中東情勢は極めて重要な局面を迎えております。
私どもは、パレスチナ過激派による相次ぐテロ及びそれに対する報復としてのイスラエル軍のパレスチナ自治区侵攻、特にアラファト議長府の同軍による包囲によりまして最近とみに暴力の悪循環が激化いたしております。情勢は著しく不透明化いたしております。私どもは強く憂慮しておるところでございます。
○川口国務大臣 アラファト議長の幽閉の件につきましては、今委員がおっしゃられたとおり、昨年の十二月の初旬のパレスチナ過激派による連続自爆テロの発生を受けた、イスラエル軍による西岸、パレスチナ地区ラマッラへの侵攻以降、アラファト議長の事実上の行動の自由を妨げているという事態が発生をしているということでございます。
○国務大臣(田中眞紀子君) このたびの、先月の末からきのうにかけましてのパレスチナ過激派による自爆テロ、そして今、委員がおっしゃったような、大勢の人がけがをし、また命をなくされたということ、これは痛ましいことだというふうに思いますし、それから暫定自治政府諸施設への攻撃が行われているわけですけれども、現地の情勢は本当に極めて緊迫しているというふうに承知しております。
(首藤委員「支援組織」と呼ぶ)イスラエル政府は、過去数日間に発生したパレスチナ過激派による連続の自爆テロ、これを受けまして、三日の夜ですけれども、緊急の閣議を開催いたしまして、パレスチナ暫定自治政府を国家ではなくてテロ支援団体と認定したというふうに承知しております。テロ支援団体です。