1960-02-26 第34回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
パルプが高い高いといいますけれども、実際はパルプ適木だけを払い下げているのではなくて、非常に径級の太い大きなものもパルプ材と同様に払い下げて、そうしてパルプ業者はこれをよそへ転売してパルプ適木と取りかえてやっている。だから払い下げを受けている価格よりはずっと実際の原木価格は安くなっているのではないか、こういうふうに思うのであります。
パルプが高い高いといいますけれども、実際はパルプ適木だけを払い下げているのではなくて、非常に径級の太い大きなものもパルプ材と同様に払い下げて、そうしてパルプ業者はこれをよそへ転売してパルプ適木と取りかえてやっている。だから払い下げを受けている価格よりはずっと実際の原木価格は安くなっているのではないか、こういうふうに思うのであります。
しかも小径木まで処理するということになると、歩どまりを多くとるということになりますと、何としてもこれはパルプ適木を多く出さなければならない。そのパルプの方が、なかなか現在買いどめをしておるような状況で、そういう点における二十九年度における処理の状況と今後における処理の状況とは大分情勢がかわってくるのじゃないか、こういうふうに見込まれるのです。