2016-11-28 第192回国会 参議院 本会議 第14号
我が国は、COP22におけるパリ協定締約国会合にオブザーバーとして参加しましたが、COP22では積極的に議論に参加し、特にパリ協定の実施指針の策定に関する合意形成に大きく貢献しています。なお、国会における審議の進め方については、国会の御判断に従うべきものと考えております。 プライマリーバランスの黒字化についてお尋ねがありました。
我が国は、COP22におけるパリ協定締約国会合にオブザーバーとして参加しましたが、COP22では積極的に議論に参加し、特にパリ協定の実施指針の策定に関する合意形成に大きく貢献しています。なお、国会における審議の進め方については、国会の御判断に従うべきものと考えております。 プライマリーバランスの黒字化についてお尋ねがありました。
COP22におけるパリ協定締約国会合に関しては我が国はオブザーバーとして参加しましたが、パリ協定の実施指針の策定に係る主要な交渉は既に我が国を含む形で行われてきました。こうした中、COP22では我が国は積極的に議論に参加し、特にパリ協定の着実な実施のために実施指針策定に明確な期限を設けるべき旨主張しました。その結果、日本の主張が認められる形で二〇一八年を期限とすることで合意が形成されました。
さて、まさに今日、十月十九日がCOP22で開催される第一回のパリ協定締約国会合、CMA1に批准国として参加できる期限です。日本では、閣議決定、国会提出が先週の火曜日、今日から審議が始まったばかりですから、当然間に合うはずがありません。第一回会合ではオブザーバーでの参加になることが確実です。 会合には出席できるので問題ないと環境省は言いますが、とんでもありません。
一つだけ申し上げておきたいのは、今回のモロッコのマラケシュで行われるCOP22においてパリ協定締約国会合が、締約国として参加できるのは十月十九日までに締結手続を完了した国ということになっております。十月十九日というのは会期終了日の三十日前ということに相なろうかと思っております。