1989-06-16 第114回国会 参議院 建設委員会 第3号
さらに、その情報提供の内容もフリーパターン方式といいまして、従来十五文字ぐらい程度でございましたが、ほとんどあらゆる情報といいますか、流せるようなパターンの電光標示板、しかも三色の発光ダイオードを使いました情報板を提供する。それは近くの一般道路につきましてもそういったハイレベルの情報板をつけるというふうなこと。
さらに、その情報提供の内容もフリーパターン方式といいまして、従来十五文字ぐらい程度でございましたが、ほとんどあらゆる情報といいますか、流せるようなパターンの電光標示板、しかも三色の発光ダイオードを使いました情報板を提供する。それは近くの一般道路につきましてもそういったハイレベルの情報板をつけるというふうなこと。
○政府委員(森島展一君) この文字多重放送につきましては、既に五十八年からパターン方式という方式でNHKが実用化試験をやってきておりますけれども、それと並行いたしましていわゆる符号を取り入れたコード方式を取り入れ、しかもパターンの特徴も取り入れたハイブリッド方式という方式の実験調査を進めてまいりまして、これがことしの春、電波技術審議会で答申を得まして、それに基づきまして省令等の整備を行い、このハイブリッド
○政府委員(森島展一君) 最近まではそのパターン方式の放送しか行われていなかったわけでございまして、このパターン方式のアダプターはメーカーから出荷された台数は約三千三百台というふうに聞いておりますが、そのうち一般消費者に販売されたものは約千九百台というふうに聞いております。
現在パターン方式で主としてデフサービスを中心にやっておりますけれども、六十年度に入りましてハイブリッド方式の本放送になるであろう、そのときに文字情報の番組制作量がかなりふえてくるわけです。そういうことを含めまして、六十年度に資本を一億二千万円にして、協会の出資を六千万円見ようということで六十年の予算に計上してあるわけであります。
パターン方式による文字多重受信機の出荷台数でございますけれども、これは日本電子機械工業会の本年、六十年の一月末現在の台数でございますけれども、三千百台出荷されていると聞いております。
既存のパターン方式のアダプターの値段でございますが、これは現在十万から十二万円程度の値段になってございます。したがいまして、それよりちょっと高いかという程度でございます。 それから、この新しい方式を導入するということになりますと、既存のアダプターを持っておられる方はどうするのかということでございます。
○徳田政府委員 パターン方式を選考したわけでございますけれども、これは耳の不自由な方々から字幕放送を早期に実施してほしいという大変強い御要望がありましたためと、それから、その当時のディジタルの技術では、ハイブリッドの新しい方式のアダプターをつくると非常に値段が高くなるのではないか、そういうこともございまして、パターン方式を選考したわけでございます。
五十八年十月三日からNHKが東京と大阪地区におきましてパターン方式によるサービスを開始いたしております。諸外国の動向でございますが、イギリスではテレテキスト、アメリカではライン21、フランスではアンチオープ、西ドイツでは英国方式のテレテキストでそれぞれ実用化または実験が行われているということでございます。 次に、「静止画放送」でございますけれども、これは十四ページでございます。
もちろん郵政省としましては、この答申をいただきましたならば、標準方式等の省令を改正する予定でございますが、ハイブリッドの伝送方式につきましては、従来ゴーストや雑音による符号誤りに弱いというふうな弱点がある反面、パターン方式に比べまして五倍から十倍の番組伝送が可能であるという特徴がございます。したがって、それらをあわせ持ったハイブリッド伝送方式の検討を行っているわけでございます。
まず一つは伝送方式ですけれども、パターン方式、コード方式、混合のハイブリッド方式、電技審で答申が下るであろう内容は、パターンからむしろハイブリッド、こういうふうに考えて間違いありませんですね。
○鴨政府委員 郵政省といたしましては、現在パターン方式によりますものをNHKが東京、大阪地区で実用化試験局として実施をいたしておるわけでございますけれども、私ども、パターン方式のほかにコード方式を含みますいわゆるハイブリッド方式につきまして現在電波技術審議会に諮問をいたしているところでございますが、決して実施をおくらせようということではなくて、確かにお話のように諸外国に比べますと実施がおくれているという
さて、最後に文字多重のことですが、現在のパターン方式による文字多重放送は実験段階でありますが、本格的な文字放送サービスについては混合方式のハイブリッド方式をとるということでありますが、その技術基準はいつごろ制定されるのか。これは郵政省にまずお聞きします。
○参考人(坂倉孝一君) NHKは、昨年の秋にパターン方式で始めたわけでございますけれども、本年度はやはり新しい技術基準が決まりまして、ハイブリッド方式になりました段階におきましては、本放送としてこれの内容的な拡充も含めまして地域的にも全国的なところへもっていこうというふうに考えているわけでございます。
したがって、今パターン方式でやっている限りでは一番好評なものはやはり字幕放送でございます。これについては聴力障害者の方から大変好評をいただいております。
○鳥居委員 文字多重放送ですけれども、現在NHKでパターン方式で実用化試験をやられておりますが、結局混合方式、ハイブリッド方式が確立されない限り文字多重放送についてはどうも我が国においては開始されない、こういう状況にあるだろうと思うのです。郵政省としては、どんな手順で、いつごろの段階でハイブリッド方式の放送が開始できると見ているのか、電技審における審議の状況とあわせて御報告願いたいと思います。
この文字多重というのをいまパターン方式というふうな呼び名で呼んでおりますが、これがなかなか実は大変手間のかかるものでございまして、いま連続テレビ小説「おしん」は十五分の番組でございますが、文字多重でやっておりますが、これに二人で約延べ十四時間の作業時間がかかるわけでございます。たとえば、せりふを聴力障害者の方々向けに正確に理解していただけるように要約するという作業がどうしても必要でございます。
○政府委員(鴨光一郎君) 先生の御指摘の点は、現在ございます二つの方式、一つが昨日から始まりましたパターン方式でございます。これにつきましては、ことしの三月に電波技術審議会からパターン方式と整合性のとれるコード方式の基本パラメーター、これは基本的なパラメーターでございますが、これが答申をされております。
先ほど先生から御指摘がございましたコード方式とパターン方式の問題でございますけれども、コード方式というのは、先ほども申し上げましたけれども、電波が家庭に届く段階で雑音その他の影響を受けまして文字が変わるとか、たとえば三という数字が四になっていくとか、そういうことがございます。しかし、コード方式というのは同時にメリットもございまして、電送をする情報量が大変多いということもございます。
○政府委員(田中眞三郎君) まず、最初の御質問の、先ほど説明しましたように、今年秋にNHKが始めるということでございますが、それまでに受信機の市販等が間に合うのかということでございますが、御指摘のとおり、三月二十五日に電波技術審議会から、いわゆるコード方式の技術基準のうち、パターン方式との整合がとれるポイントになります基本パラメーターというものが答申を受けたわけでございます。
○政府委員(田中眞三郎君) まず、二つありましたかと思いますが、コード方式のパターン方式に比べての特徴、そのむずかしさと現在の実情の認識につきまして、私どもも、先生がただいまおっしゃいましたように、大変実際のコードの実用に当たってはむずかしい問題があるというふうに理解しておりまして、全く同じ認識だと思っております。
○福間知之君 すでに御案内のとおり、パターン方式よりもコード方式の方が情報量が一定の時間内で八倍ないし十倍多く流されるわけでありまして、そういう面から見れば当然民放の立場ではコード方式ということになるわけであります。
そこで、パターン方式でのアダプターの価格はどのくらいなのか、また、六十年以降に導入が予定されておりますところのハイブリッド方式のアダプター、その価格はどのくらいなのか、その点お尋ねをいたします。
○田中(眞)政府委員 先生おっしゃいましたように、文字多重放送は当初パターン方式で開始されるわけですけれども、既存のテレビ受像機に付加しますアダプターの価格は三万ないし五万円というふうに見積もっております。
決してコード方式はパターン方式に劣るものではない。化け方も少ないし、それからコード方式にせよパターン方式にせよ、整合した統一された規格の受信機を視聴者の方がお買いになることがむだな二重投資も防ぐことになるわけですし、それから冒頭に申し上げたように、いま文字多重放送、音声多重放送はカラーテレビの出現したときのように国民もろ手を挙げて革命的にこれを待望しているというものでもないと思います。
○中村鋭一君 水かけ論になりますけれど、しかし、何遍も言いますが、私の得た資料によりますと、パターン方式、コード方式について有意差はない。現実に、いま技師長もおっしゃいましたように誤り訂正がかけられるわけです。
○中村鋭一君 私、素人でございますので、いまの御説明がどうもよくわからないんですけど、コード方式の一つのデメリットとして、パターン方式に比べて膨大な数のいわゆるリード・オンリー・メモリー、ROM、漢字発生装置を各家庭の受像機に取りつけなければならない、この費用の負担の問題が一つあると思うんですよ。
○片山甚市君 そうしますと、まずパターン方式でスタートすることに大体なろうと思いますが、コード方式の技術基準が確立された段階で両方式が併存、併用となるということでございます。そこで、視聴者の立場になると、二重投資を避けるためにパターン伝送方式の受信機を買い控えることにならないだろうか、そのために価格が高くつくのではないだろうか、これが一つであります。
ただ、実際問題として、パターン方式については五十六年三月に電波技術審議会の答申を得ておる。コード方式は五十五年度からやっておるけれども、いろいろ表示方式、特に誤り訂正方式についての基本パラメーターの検討を行っているということで、もう少し時間がかかる。
○片山甚市君 文字多重放送の伝送方式としてパターン方式、コード方式、ハイブリッド方式がございますが、当面どの方式でスタートをするのか、その根拠はどういうことか。こういうことは、昭和五十六年の三月、電波技術審議会からパターン方式についての答申がありますが、それらを踏まえて御説明を願いたいと思います。
○田中(眞)政府委員 コード方式でございますけれども、電波技術審議会で実は五十五年度からパターン方式と並行して審議を進めておるわけでございます。現時点での検討状況でございますが、特に表示の方法でございます。それから、誤りが多いと言われているわけですけれども、誤った場合に訂正する方式等の基本パラメーター案の検討を行っているということでございます。
○田中(眞)政府委員 これはメーカー側の方の試算でございますけれども、いわゆる内蔵型としてパターン方式のものを経営するためには、普通のテレビの価格……。
現在のところ、文字多重放送はパターン方式により実用化されることになっていますが、その一方では、この方式よりもさらに情報量が多いコード方式の採用も検討されています。パターン方式とコード方式の能力は、コード方式の方が十倍も高いと言われていますが、この能力の高い方式の実用化完成まで待たないで、それよりも能力の低いパターン方式で実用化に踏み切った理由をお聞きいたしたいと思います。
ただ、パターン方式ですと、情報量が非常に限定されるということは確かでございますし、コード方式の方が情報の伝達量ははるかに多い。ただ、技術的には、私は余り詳しくわかりませんが、一長一短があるようでございます。情報量の制約されるパターン方式における文字放送の情報は、多様性を持たせるという点では、情報を提供する方で番組編集にかなり苦心すると申しますか、苦労はあると思います。
まず、泉専務さんの方にお伺いしたいのですけれども、いま、最後までこの意見が出ておったのですが、コード方式とパターン方式という方式の問題について、先ほどからのお話を承っておりますと、どうも本心はコード方式ができるまで待った方がいいのではないか、そういう本心のようですけれども、お話の中には、パターン方式でもコード方式にきわめて順調に移行できるような方法があるならばそれでもいいんじゃないかというようなお話
○中塚参考人 何かNHKがパターン方式を非常に強く主張しておって、民放連の方がコード方式を主張しておられるというふうな誤解が世上あるようでございますけれども、決してそうではございませんで、先ほどから述べられておりますように、パターン方式、コード方式それぞれメリット、デメリットがある。パターン方式は速度の問題からいたしまして提供できる情報量が非常に少ない。
コード方式かパターン方式かということも、ちょうどカラーテレビの、NTSC方式か、SECAM方式か、PAL方式か、あのときいろいろ論議されまして、国際的な標準が決まった上でやったらどうかという意見もあったわけです。しかし、日本はアメリカ式で、NTSC方式で行ったわけですね。その後技術が進歩しまして、われわれが心配したことが全く無用になりました。
普及型としてはそういうことかと思いますけれども、内蔵型受信機の場合、予測がなかなかむずかしいところでございますが、パターン方式だと、レコーダー機能の増加分として一応三万円程度、現在売られておりますある受像機が仮に十五万ないし二十万、こういたしますと、それにプラス、このパターン方式の受信ができる能力を加えた分として三万円程度高くなるであろう。
○田中(眞)政府委員 先ほどから申しておりますように、コード方式、パターン方式、それぞれに特徴があるわけでございまして、すでにパターン方式の審議の途中におきましてもコード方式の長所というものは十分審議されたわけでございまして、私どももそれなりに早く御審議いただくようにお願いしておるわけでございます。
今回パターン方式で発足する、こうお聞きしているわけでございますが、パターン伝送方式で発足なさるという理由ですね。また、もし将来パターン伝送方式からコード伝送方式に変更される場合は、受像機の取りかえから必要になってくるということで、将来、受信者に対して多分の負担、出費を強いることになるのではないかという心配もございますので、これも含めて、最後の質問としてお尋ねいたします。
それで、私、実は電波技術審議会という場でパターン方式についても御審議をいただいたわけですし、コード方式についても現在鋭意御検討いただいているわけでございますけれども、この民放連の方でおっしゃっているコード方式についてでございますけれども、コード方式の検討の前提条件として、パターン方式との整合を十分図ってもらいたい、それで、パターン方式を先行導入して後にコード方式を導入するという形になっても、両方式が
テレビは、大きなトラックで六メガの情報を運んでおる、その隅っこの方に少しゆすりますと空白が出る、小さな荷物が送れる、それがいま申しました百二十字のものが二十枚程度のビラが運べる、こういうような形のものでございますので、情報量としては、パターン方式で申しますと格段に絵の持っていく情報に比べまして非常に少ないものでございますけれども、またコード方式などでやりますとかなりのスピードは上げられる、こういうようなものでございます
問題は、文字多重のことかと思いますけれども、いわゆる電波技術審議会におきまして斯界の技術の権威を集めまして御審議いただいているわけでございますけれども、考えられる方式といたしましてパターン方式とコード方式があるということで、五十六年の三月にすでにパターン伝送方式については御答申を得ております。