1985-11-25 第103回国会 衆議院 内閣委員会社会労働委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号
この原因は一体何だろうというと、ただいま審議しております道路運送法、これにかかわります長野県企業局が所掌しております戸隠有料道路、バードライン、ここから端を発した地すべりでございます。 この問題は、私も災特委員会で大臣にもお願いした経緯がございます。その経緯を踏まえましてその後どうなったか確認の意味を含めて質問させていただきたいわけでございます。
この原因は一体何だろうというと、ただいま審議しております道路運送法、これにかかわります長野県企業局が所掌しております戸隠有料道路、バードライン、ここから端を発した地すべりでございます。 この問題は、私も災特委員会で大臣にもお願いした経緯がございます。その経緯を踏まえましてその後どうなったか確認の意味を含めて質問させていただきたいわけでございます。
しかし先日、長野の戸隠のバードラインの事故現場に行きました。あのとき消防庁のレスキューの方がオレンジ色の服を着て懸命に救援活動をやっていらっしゃいました。
その後、五十六年ごろから戸隠バードラインの道路の擁壁等に崩落が生じたり擁壁が動いたりというような兆候がありましたので長野県の企業局においていろいろと対策を講じておられたようでございますが、その時点におきましてもまだ今回のような大規模な地すべりが発生するというような予測はできなかったというふうに私どもは長野県から報告をいただいておるわけでございます。
○説明員(高野富夫君) 戸隠バードラインにつきましては、ただいま先生の御指摘がございましたように、沿線住民の方々の利便、それから観光事業にとっても重要な道路であったわけでございますけれども、これが今回の地附山の地すべりによりまして一部区間が通行どめになっておる、こういう状況でございまして、応急対策といたしまして、迂回路である市道一の鳥居線の改良工事などが実施されているところでございますけれども、今後
○村沢牧君 このバードラインが今回の災害の原因になっておらないとはっきり言い切れますか、こういう事態になったんですから、運輸省が道路運送法によってこの道路を監督する義務を持っておるとするならば、もっとしっかりした調査をすべきじゃないですか。今まで現地へ行ってどういうふうにごらんになったんですか。まず、現地へ行った感じを聞かしてください。
バードラインの開通は昭和三十九年でございますので、それから相当時間がたっております。その間、とりたてての変状はなかったというふうに聞いておりまして、今回の崩壊の原因が道路とどのように関係するのかということは、私どもといたしましては、今直ちに判断するということはできかねるわけでございます。
○説明員(井上章平君) バードラインの存在がこの地すべりを誘発したということではございませんで、バードラインの維持上、これらの附属施設等について起きた土砂の崩落等に対する対策を五十六年ごろから長野県の企業局において行われておったということでございまして、しかも、それらはいろいろ調査もされておりましたけれども、全体の地すべり対策というような形に行政上生かされなかったということがあったということを申し上
それで、七月の十日にバードラインの通行をとめているわけですね。通行を阻止しているわけです。道路運送法の六十八条によると、「一般自動車道が天災その他の事由により自動車の通行に支障を生じたときは、直ちにその通行の禁止その他適切な危害予防の措置を講ずるとともに、その復旧をしなければならない。」
○若林委員 今回の地すべり地域内に県企業局管理によります戸隠有料道路、通称バードラインがございます。このバードラインは、七月十二日以降、通行不能になっております。今回の地すべりによりまして決定的なダメージを受けたわけであります。このバードラインをいわば前提として成り立っております背後地の戸隠高原や飯綱高原などの観光地は大打撃を受けております。
バードラインの開通につきましては昭和三十八年でございまして、その後長年にわたりまして異常がなかったという報告を受けております。したがいまして、バードライン建設が地すべり発生にどのようにかかわったかということは判断することができないわけでございます。
たとえば、戸隠バードラインというりっぱな名前の自動車道路がございます。バードラインですから、小鳥がさえずるであろうと思って行ってみたら、そのバードラインが貫通したために周辺の小鳥は全部逃げてしまった、こういう笑えない事態も起こってしまった。それから、南アルプスのスーパー林道も、御承知のとおり、林野庁の管轄にある。