1997-04-17 第140回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
最後に、一つだけ簡単に申し上げますが、環境汚染やいろいろ問題がございまして、油の流出等については世界的にいろいろ取り組んでおるわけですが、「週刊金曜日」というところで新潟大の鷲見一夫さんが、二十年前にそういう意味でのアジアにおける国際的な条約が──世界的にはバルセロナ条約とかヘルシンキ条約で、北海だとか地中海の条約が既にできておるのです。
最後に、一つだけ簡単に申し上げますが、環境汚染やいろいろ問題がございまして、油の流出等については世界的にいろいろ取り組んでおるわけですが、「週刊金曜日」というところで新潟大の鷲見一夫さんが、二十年前にそういう意味でのアジアにおける国際的な条約が──世界的にはバルセロナ条約とかヘルシンキ条約で、北海だとか地中海の条約が既にできておるのです。
例えば一九七四年のヘルシンキ条約によるバルト海保全機構、七六年の地中海保全機構、これはバルセロナ条約ですが、それから七八年のペルシャ・アラビア湾保全機構、クウェート条約などがあります。 そのほかにも、ギニア湾にもカリブ海にもあります。
それからバルト海沿岸国によるヘルシンキ条約、地中海の汚染防止のためのバルセロナ条約、アラビア湾の、ペルシャ湾と言っておりますが、クウェート地域条約というのがございます。 今後アジアの近隣諸国との間でも海洋環境保護のための地域的な協力の枠組みというものを考えることは前向きに検討していくべきだろうと考えております。
○井口説明員 これにつきましては実はわが国周辺ではまだ地域取り決めはございませんで、現在ございますのは北欧諸国のいわゆるオスロ条約、あるいはバルト海沿岸諸国がつくったバルト海条約、それから地中海の沿岸諸国がつくったバルセロナ条約、さらにアラビア湾の諸国がつくったクウェート地域条約というものがございまして、わが国の周辺ではまだそこまで地域的な話し合いは進んでいないというふうに了解しております。