2016-10-31 第192回国会 衆議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第10号
これをまた出すと、「TPPの真実」というゲラ、いずれ発行されるのかもしれませんけれども、最初のバリ会合のときに西川前TPP委員長は、二〇一三年の大筋合意が目標となっていて、タイムリミットが、間に合わないからもう日本がおりるしかないんだということを書いてあるんですよ。でも、結果としてまとまったのは二〇一五年ですよね。
これをまた出すと、「TPPの真実」というゲラ、いずれ発行されるのかもしれませんけれども、最初のバリ会合のときに西川前TPP委員長は、二〇一三年の大筋合意が目標となっていて、タイムリミットが、間に合わないからもう日本がおりるしかないんだということを書いてあるんですよ。でも、結果としてまとまったのは二〇一五年ですよね。
続いて第九章には、これは私もよくわかりますが、日本を除く十一カ国は自由化率九五%以上を主張しているけれども、先ほど言ったタリフライン、重要五項目五八六を全部残したら、委員長御存じのように九三・五にしかならないので、いわゆるハイスタンダードでアンビシャスというホノルル合意で目指したものにたどり着かないということなので、その一部をやはり譲らなきゃいけないということを二〇一三年十月のバリ会合のページに書かれています
○国務大臣(林芳正君) 首脳バリ会合においては、まさに今、山田委員がおっしゃったように、包括的でバランスの取れた地域協定にすると。これは、安倍総理がおっしゃったということにとどまらず、首脳声明ということで確認をされたということでございます。
○甘利国務大臣 先般のバリ会合で、関係国首脳から、年内妥結に向けて、残された課題について、大臣や首席交渉官以下に解決に向けての指示が出されたところであります。
さて、TPP交渉のサブスタンスの方ですけれども、先般、先ほどもお話がありました西川公也TPP対策委員長の発言が今回のバリ会合の際にあり、特に農業関係者の耳を驚かせました。いわゆる農産物の重要五品目、これは累次の自民党の決議の中にも書かれていたし、衆議院、参議院の農林水産委員会の決議にも書かれている。聖域を確保すると言われたこの五品目、この五百八十六品目になります。
そして、これも御承知のように、十月のAPECバリ会合で妥結をするのではないかと言われておりますけれども、それを前提とすると、九月、仮に米国議会の九十日ルールをクリアして参加できたとしても、もう翌月には妥結となると、これは、安倍総理もおっしゃっているような、日本の国益を反映させるとか、日本の訴え、主張を反映させるということがほぼできなくなる。
そして、昨年十二月の気候変動枠組条約第十三回の締約国会議、バリ会合で採択されましたバリ・ロードマップにおきましては、低い水準での大気中の温室効果ガスの濃度の安定化のためには附属書Ⅰ国、先進国のグループとして排出量を二〇二〇年までに一九九〇年比で二五から四〇%の範囲で削減する必要があることが引用の形で確認されています。
その中で日本がどういう形で役割を果たすかというようなことについては、それぞれ御意見もあったわけでありますけれども、私の認識では、これは調整役というような立場で、このCOP13のバリ会合での役割というのは十分に果たせたというふうに考えております。
ポスト京都議定書、今おっしゃっていたバリ会合を初め、ずっと議論が続いているわけでございますけれども、これは恐らくもう世界じゅうでコンセンサスがある話だと思いますが、実効的な取り組みを実際に行っていくためには、いかにして今、排出量が非常にふえている新興国というものをその枠組みに取り込んでいくか。
今お話ありましたバリ会合の結果を受けて洞爺湖サミットにどういうふうな形で臨むのかと、こういうような話ですが、私は、バリ・ロードマップが合意されたというのは、ほとんどすべての国が参加をしてテーブルに着いたということですから、それは歴史的な意味においては非常に意義があったというふうに考えております。
○国務大臣(鴨下一郎君) 今回のバリ会合では、我々も当初から申し上げていますように、すべての主要国が参加し実効ある枠組みの構築、このための交渉の場を立ち上げると、こういうようなことが最重要課題だと、こういうふうに認識をしておりました。
○国務大臣(鴨下一郎君) COP13に向けて、日本の立場あるいは主張を環境大臣としてどういうふうにやっていくのかという話でありますけれども、再三申し上げておりますけれども、この次期枠組みの交渉の在り方については、日本が提案をした唯一の国になっているわけでありまして、この提案はCOP13のバリ会合における合意の土台になると、こういうふうに我々は確信しています。
それで、バリ会合での次期枠組みを構成する、どんなことを議論するかというようなことの議論と、それからいわゆる今バリ・ロードマップと言われているような、これから二〇〇九年のポスト京都に向けて、これからどういう行程で議論をしていくか、このことを詰める会合なものですから、まだ何かこうして主張をするというところではなくて、枠組みをつくってスケジュールを作って、そしてさて、この十二月のバリのCOP13でどういう