1985-04-19 第102回国会 参議院 科学技術特別委員会 第6号
例えば、一つは冷却水の水量、これが安全性には大きな影響を及ぼすわけでございますから、バブコック社の水に比べましてウエスチングハウス社は三ないし四倍の冷却水を保有しているわけでございます。これは事故の場合に、例えばやかんの底に非常に少ない水を入れまして、これを湯沸ししておくとすぐかれてしまう。
例えば、一つは冷却水の水量、これが安全性には大きな影響を及ぼすわけでございますから、バブコック社の水に比べましてウエスチングハウス社は三ないし四倍の冷却水を保有しているわけでございます。これは事故の場合に、例えばやかんの底に非常に少ない水を入れまして、これを湯沸ししておくとすぐかれてしまう。
この点に対して私が言っているのは、恐らくこのバブコック社のものについても一般的には安全だと確信されておったと思うのです。でも特殊的にはこういうことが起こるわけなんです。
○瀬崎委員 であれば、そういうふうな運転実績を踏まえて、バブコック社の原子炉についてはこういう弱点があるというふうなことは安全審査で大体チェックされておらなければならないと思のですが、それが見逃されて、事故になって初めて先ほど来指摘されたあれこれの弱点を持っているということになっている。この点は私どうも理解できないのです。
この場合、原子力潜水艦等の軍艦は別としまして、商船で舶用炉を実際につくった経験のございますのはアメリカのバブコック・アンド・ウイルコクス社でございますので、また現在ドイツのオットハーン号の原子炉もこの会社の設計でございますので、この原子力船開発事業団を通じまして、バブコック社にわが国の原子力第一船搭載用の原子炉の価格見積もりをやっていただいたわけであります。
そういう経過からいたしまして、その後事業団では、いわゆる国産炉の面と、それからアメリカのバブコック社との両方に設計と見積もりとを要請された、それが出てまいりまして、去る十四日に委員会としての決定が生まれた、こういうことだと思うのです。
ドイツでは、その中のバブコック・アンド・ウイルコクス社と提携いたしまして、ドイツのバブコック社がドイツのGKSSというところがら発注を受けて製作いたしておるわけであります。
三番目がCNSG、米バブコック社。四、UNIMOD、米コンバッション社のもの。五、六三〇A、米ゼネラル・エレクトリック社。六、SCLMR、英ミッチェル社、こういう報告がなされております。 この報告は最も新しいもので、日本にはまだ参っておりませんが、英国の第二次原子力発電計画とともに、この問題が特に日本と同様に原子力船の推進について検討されたようであります。