1971-02-23 第65回国会 参議院 商工委員会 第4号
○近藤信一君 次に、バナナ輸入組合の問題についてお尋ねいたします。 かつては、バノコンといえばもうもうかる親玉みたいにいわれておりましたが、昨年八月以来、やればやるほど欠損するというのがバナナ業界の状況でございました。
○近藤信一君 次に、バナナ輸入組合の問題についてお尋ねいたします。 かつては、バノコンといえばもうもうかる親玉みたいにいわれておりましたが、昨年八月以来、やればやるほど欠損するというのがバナナ業界の状況でございました。
したがいまして、やはりバナナ輸入組合の本来の目的であります輸入秩序の維持というような方向につきましては、今後とも私ども極力行政指導をしてまいりたい、かように考えます。なお、台湾以外の自由な地域につきましての輸入につきましても、業界の自主的な努力によりまして秩序ある輸入ができますよう、いろいろとその行政面におきまして指導してまいりたいと思います。
○政府委員(外山弘君) このバナナ輸入組合の件でございますので、その実情につきましては通商局からもよく聞きたいと思います。それからまた、それがどういうふうな理由で金融機関の窓口で問題を起こしておるのか、その辺もよく確かめてみた上で、私どもとしてもしかるべく適切な指導をしてまいりたい、こう思います。
そこで、四十年の五月と記憶いたしますが、当時七百くらいございました業者に企業整備をやらせて、日本バナナ輸入組合を設立したと思いますが、最近また南米からの輸入バナナが非常にふえてきたことと関連をしまして混乱状態におちいって、そうして輸入組合の業者というのは中小企業が非常に多いわけですね。中小企業の方々は、卸売りよりも輸入原価のほうが高いということで、欠損に欠損が相次いでいる。
それから、日本バナナ輸入組合の規程は実質的に台湾産バナナの輸入を縛るのではないか、これはおかしいのではないかといった御趣旨の御質問がございましたが、バナナ輸入組合の規程は価格、それから数量、船積み時期について規定するものでございまして、実態は先方が出せる数量を当方が引き受けるということでございます。
それで御質問のポイントは、まず現在のバナナ輸入組合が台湾バナナ輸入組合ではないかということでございますが、御指摘のように、現在日本バナナ輸入組合の一番大きな仕事は、台湾側との値段の、あるいは取引条件の決定を、毎四半期までに先方と交渉をやることでございますが、なお全般的な問題といたしましても、先生御指摘のようなバナナ全般の取引の協定をどうしたらいいかということも、現在通産省と、あるいは農林省の御援助も
そこでこれを何とか調整しなければならぬということで、政府はバナナ輸入組合というものを指導されたわけなんですね。それで輸入組合ができまして、その輸入組合に当時加盟しておりました業者というものは、相当数にのぼっておったわけです。
したがいまして、現在輸入商の関係は、日本バナナ輸入組合というものに全部統合されまして、二百六十社を数えておりますが、この輸入業者と、それから加工業者との間に適正な値段で取引がされ、そして適正なマージンによって合理化された流通過程を経て消費者に到達するという状態が早く実現することが望ましい、かように考えるわけでございます。
御指摘のこの資料の九ページのところでも、三月三十日に臨時総代会を開催して補充理事の選任ということがはかられたわけでありますが、(業界の統合なり一本化する)と書いてございますのは、組合自体としてはやはり現在の日本のバナナ輸入組合をそのままやっていく、しかし、組合自身のあり方あるいは組合の中のいろいろな意思の決定方法あるいは理事の人選その他につきまして、議論が組合内部の問題としてあったように聞いております
御指摘のとおり、種々過当競争が発生いたしまして、通産省といたしましては、バナナの所管官庁でございます農林省とも十分連絡の上、この輸入業界の体制整備に意を注いでまいったわけでございますが、幸いにいたしまして、四十年の七月以降業界の間にバナナ輸入組合の設立の機運が高まりまして、当初は三つほど競願の形で認可の申請が出てまいっておったわけでございますが、業界の自主的話し合いに基づきまして、同年の九月半ばこれを
しかし、最近ようやく日本バナナ輸入組合というものが統合されまして、これを通産省が指導して正常な取引ができるようになったということでありますが、この経過なり並びにこの輸入組合なるものの意思を通産省は尊重してやろうとするのか、あるいは法律に基づいて、いわゆる貿易管理令でやろうとするのか、この点を明確に御答弁願いたいと思います。
その調査の対象といたしましたのは、台湾産バナナの輸入業者でありまして、これにつきましては、現在日本バナナ輸入組合というのができておりまして、その加入業者六百七十軒あります。そのほかアウトサイダーが十九軒あります。
現在、日本バナナ輸入組合の加入業者六百七十件とアウトサイダー十九件、合計六百八十九件のうち、現在までに調査をいたしましたのは六百五十六件でございまして、まだ全部完了いたしておるわけではございません。本年三月末現在におきまして、その六百五十六件につきまして調査いたしました結果、約二百件につきまして申告の脱漏があるということが判明いたしたのでございます。
これは私がバナナ輸入組合からもらったのではない。正式に委員会において資料として要求をし、その要求に応じて出してきたのです。そうならば、この内容についての責任は、あなたと申しますか通産省が持つべきです。私はこういうことでとやかく言わぬですが、大体全体の流れとして、行政府が立法府を軽視しておる。あるいは行政権が立法権を侵しておる。
○原田説明員 バナナ輸入組合の組合員でございます。
○田中(武)委員 それから大臣、問題の中心は、この輸入のいわゆる形式といいますか、日本バナナ輸入組合に原因がある。これをもっと……。ところが通産省とバナナ輸入組合とはくされ縁がある。それは先日の委員会で私も触れたし、もっと具体的に板川委員が触れております。そういうことだけでなく、人事の面において、バナナ輸入組合の東京事務局長も大阪事務局長もともに通産省出じゃありませんか。
日本バナナ輸入組合理事長砂田勝次郎氏を激励する会は既報の通り、十日正午から午後二時までの間、帝国ホテル「孔雀の間」で開かれた、参会者は故砂田重政氏に縁りのある政界人が多く、世話人の岸信介元首相、川島自民党副総裁、赤城同政調会長をはじめ中村文相、中村運輸相、清瀬前衆院議長、田中同副議長、南条、神田、青木、増田、石田、松田、江崎前・元大臣のほか、自民党国会議員多数、バナナ業界からは樋口荏原青果社長、岡崎磯
この砂田勝次郎さんは、いまも言いましたように、日本バナナ輸入組合の理事長であり、代議士の砂田重民さんとは兄弟であると、こういうような関係にあることは通商局のほうじゃ御存じであると思うんですが、いかがでしょう。さらに、お知りのことがあったら、お話しをしていただきたいと思います。
通産大臣と農林大臣にお答えを願いたいと思いますが、去る四十年十二月十日、帝国ホテルにおきまして、日本バナナ輸入組合理事長砂田勝次郎氏を激励する会、こういう会が催されましたが、そこの場に大臣が出席なされたか否か、御返事を承りたいと思います。
そのまん中ごろに「しかし回を重ねるに従い政府側の熱心な説得により四七年七月六日、本研究会は、日本バナナ輸入組合に、設立発起人会に移行したのである。」と、この模様を御説明願いたいと思います。
ただ、業界内部の対立が非常に深刻でございまして、六月の十五日に日本バナナ輸入組合の創立総会が行なわれました。しかし、この創立総会にあきたらない他のグループが六月の二十五日にさらに全国バナナ輸入組合という名前で創立総会を行ないました。これが通常第二組合と当時呼ばれていたもののようでございます。さらに、七月の五日に全日バナナ輸入組合創立総会というものが行なわれました。
○田中(武)委員 その割り当てられたのを一括してバナナ輸入組合へ示すのですね。バナナ輸入組合は、そのうち何割かを平等に分けて、あとの大部分を実績で割り当てる、そういう方法をやっているのじゃないですか。
そこで、現在の制度からいけば、日本バナナ輸入組合、これが大きな力を持っておるということです。そこでちょっとお伺いするのですが、このバナナ輸入組合の設立の経過、私の聞いておるところでは、この設立には輸入業者だけが、いわゆる実績のあるものだけ、それに加工業者も入るとかなにかで、当時、日本バナナ輸入組合、これが認可になっておる。
○田中(武)委員 そういう経過の中で三つが名乗りをあげた、そのうち一つに白羽の矢が立った、そういうことで、この出発のときからいろいろな疑惑を持たれて誕生したのがバナナ輸入組合なんです。そこで、バナナ輸入組合、正式の名前は日本バナナ輸入組合ですね、これは輸取法の十九条の二による法人としての認可を受けた。そこで、このバナナ輸入組合の出資金あるいはその払い込み方法、こういうのは一体どうなっておるのか。
ただ非常に過当競争をいたしておる業界でございますし、業界の中におきましても、利害を異にし立場を異にする幾つかのグループが争っておりますので、なかなか話がまとまりませんで、結局去年の九月十五日、日本バナナ輸入組合が正式の認可を受けて成立をいたした次第でございます。
それは全日本バナナ輸入組合というものと、日本バナナ輸入組合というもので共願の形になっておりまして、ただいまの四団体は、どちらかと申しますと、全日本バナナ輸入組合系と考えていただいてよろしいかと思います。日本バナナ輸入組合の申請がございました系統の団体は、これは準備会という形で現在も継続しておるわけでございますが、そういう一つのグルーブがございます。