○小粥政府委員 ただいまのお尋ねは、御説明がありましたようなバナナの輸入による市場の状況、その中で国内のバナナ輸入業者や青果業者が、今お尋ねでは個別にとおっしゃられました、個別に外国の生産者あるいは輸出者と相談をするということでございますが、個別に日本の業者が外国の輸出業者等に、例えば市場の状況を説明する、あるいは例えばこんな状態だと非常に窮状を訴えるというようなことが想定されるかもしれませんのですが
小粥正巳
この事実は明らかに、専門業者であった中小企業のバナナ輸入業者が圧迫されているという事実を証明するではありませんか。それは数字の面においてあなたの調査と私の調査の食い違いはあるかもしれませんが、私はそう大違いはないと思う。だからして、やはりシェアを守ろうというような考え方の上に立ったということは言えると思うのですよ。
中村重光
○奥村説明員 私どものほうは去年の六月ごろから情報を得まして、バナナ輸入業者の調査を始めたわけでございます。今年の三月末現在では六百五十六件の調査に着手してしまったわけでございます。なお三月以後の着手は三十三件でございまして、合わせて、先ほど御指摘のあった六百八十九件になるわけでございます。全体の調査はまだすべて完結しているわけではございません。
奥村輝之
幸い、国税庁におきましては、バナナ輸入業者を中心に調査を進められたのでありますから、そのときにわれわれの参考になる資料が得られるかどうかということなんです。
平林剛
私どもといたしましては、先ほど申し上げましたように、今回の調査にあたりましては、バナナ輸入業者六百八十九軒のうち六十四の系列に分けまして、その系列の中心企業を核といたしまして、それの周辺にあるペーパー業者、ダミー業者というものについて調査いたしたのであります。
泉美之松
「大口脱税ずらり、バナナ輸入業者、総額六億五千万円」とある。輸入態勢も確立しておらぬ。台湾政府との政府間取りきめもない。自民党政調会長から、これをやりましてから関税引き下げをやりなさいというような勧告が出ているじゃないですか。あなたも自民党の党員でしょう。政務次官、どう考えますか。
島口重次郎
二点は、この公会は、かつて日本が台湾バナナ輸入を自由化した当時から、国民政府によって輸出総量の五〇%の割り当てを与えられて、わが国の国内バナナ輸入業者に対して絶大な支配力を持っておる、こういう人が陳杏村。
三つ目、陳杏村氏の令息に当たる人で謝哲義と謝哲信、こういう人がおります。
黒柳明
○説明員(中嶋晴雄君) ただいま申し上げましたように、バナナ輸入業者だけを取り出してリスト・アップしてそれだけの課税処理をするということは、いましていないのでございますが、お話の点もございますので、十分税の調査につきましては万全を期してまいりたい、かように考えております。
中嶋晴雄
そうなってくると、過去の実績ということでなければ、みながやはり承服しないですから、こういう点で——これでもやはり一部の人にはいろんな文句があるが、大体のバナナ輸入業者はこれでおさまっておるわけです。こういうことで、ダミーもあることも承知しておるし、なかなか内容は複雑怪奇だと思いますよ。
三木武夫
実は先ほどちょっと質問の中で申し上げましたが、日本バナナ輸入組合の定款、それからバナナ輸入業者のうち日本バナナ輸入組合に入っているもの、アウトサイダーがどのくらいあるか、それから問題になりましたペーパー業者が幾らくらい、ダミーまでは調べられないかもしれぬが、できるならばダミー、こういうことについて資料を要求しておきたいと思います。
田中武夫
「バナナ輸入は「電話一本でできる」「一生食いはぐれがない」といわれるが、それはバナナ輸入業者のなかに「ペーパー業者」と「ダミー(かえ玉業者)」があるからだ。ペーパー業者は割り当てワクを横流しして、ワクの権利だけでもうける業者。ダミーは少しでもワクを多くとろうとする業者がつくったワクとりだけの“子会社”。電話一本で商売するこれらの“輸入業者”は全体の九割にも達する」これは警視庁の話と書いてあります。
板川正吾
その方策としましては、三十八年、三十九年及び四十年の初期における過当競争の結果、約百三十社と推定せられておりましたバナナ輸入業者の数が五百二十八社程度にまで非常に増加をいたしてまいりました。そういう輸入業者相互間の過当競争を防止するには、何らかの基準が必要でございます。
原田明
○矢山有作君 そうなると、私は日本のバナナ輸入業者の態度というものが、少し言葉は悪いかもしれませんが、だらしがないのじゃないかと思うのです。なぜかといえば、外国が勝手に規則をつくって、それに応じて保証書の提出を要求してきた。唯々諾々として保証書を出す。そんなことをする必要がどこにあるか。たとえば現在までに台湾バナナを買っているのは日本が唯一といってもいい状態なんです。
矢山有作
○酒折政府委員 一般のバナナ輸入業者がどの程度損したかということにつきましての調査はやっておりません。また個々の商社の採算状況なり何なりについて、内容にわたってまでの調査というのはなかなか困難であろうと思います。
酒折武弘
しかるにバナナに限って何がゆえにすでに商社割当に相なっていたものに対して問屋割当を敢行しなければならないのか、何がゆえに色つけ業者にこれを渡さなければならないのか、すでに今までのバナナ輸入業者をもってしてもなお数が多いということは、さる保守党の議員さん、この人がいつも代表になっていらっしゃるはずですが、かつての大臣であったこの人でもなお多過ぎる、多過ぎると言うておる問題にかかわりませず、何がゆえにこの
加藤清二
なお方向を変えて一つ御質問いたすのですが、従来のバナナ輸入業者となおこれに加えて加工業者も輸入権を得た、こういうことになりますと、今までは輸入業者から、加工業者が買う場合に幾らかマージンを払っておりますが、それを今度払わないで、加工業者が入札――さっき入札をやめるとかおっしゃっておりましたけれども、入札をした場合には、かねての輸入業者の入札金額より高くやっても入札を落せますから、結局従来のバナナ輸入業者
松尾トシ子
ただその輸入によつて利益を受ける分から、そこはバナナ輸入業者と硫安の輸出業者との間に話をしたのでありますが、その利潤の分配は、三ドル七十五セント程度のものを硫安業者に与えて、輸入をしたバナナ業者から三ドル七十五セントをリベートさせるということがきまつておるのでありまして、三ドル七十五セントがバナナ輸入による全体のマージンではないのであります。
柿手操六
がないだろうかということを通商局に相談を持ちかけまして、大体いろいろな計算をしてみますと輸出価格五十六ドル八十セントの一〇%、五ドル六十八セント程度のバナナの輸入をすれば、何とか四ドル五十セントに近いリベートが硫安業者に出るのではないかという目途のもとに話を進めておるのでありまして、最近硫安業者とバナナの輸入業者との間でいろいろ話を進めておるという模様を聞いておるのでありますが、その情報によりますと、バナナ輸入業者
柿手操六