2021-05-20 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第17号
むしろ、あのベッドを訪問診療のバックベッドに使ったら、今まで入院されていた方がそのまま訪問診療来ていただいたり、あるいはそのバックベッドを使えば地域の方も安心して家で療養を受けることができる。
むしろ、あのベッドを訪問診療のバックベッドに使ったら、今まで入院されていた方がそのまま訪問診療来ていただいたり、あるいはそのバックベッドを使えば地域の方も安心して家で療養を受けることができる。
あるいは、在宅においても、在宅のバックベッドとして民間病院があるというわけですから、ドミノ倒しのように在宅までおかしくなってしまうという可能性があります。それによって、国民たちの医療レベルが低下をするということが危惧されると思います。
要するに、資源が少ない地域、医療ベッドも少ない、医師偏在の中で、なかなか、そういうバックベッドや、そういう方々のための施設というのが整備できない。一方で、総合支援法の方の家事サービス等は、やはり介護という観点からはちょっと違う。ですから、例えば、重心のレスパイト機能を果たすためのモデル事業というのも今やられておりますね。
その在宅医療のバックベッドとして有床診療所を使っていたわけですが、残念ながら、三年で、経営破綻寸前だったので閉鎖をして、その後、介護保険のショートステイに変えたわけですね。ショートステイを使って、ある意味、在宅患者さんのレスパイト機能を果たすものとして今利用しています。
平成十六年に、有床診療所、その目的は、もともと私は外科の医者だったわけですが、自分のふるさとに戻って、なかなか往診する医者が少ないということでしたので、在宅医療を中心とする、それを目的とした診療所、さらに、在宅医療をしっかりと推進していくためには、後方支援、バックベッドを持たなければならない、そういう目的で、非常に厳しいなということは認識しておったんですが、あえてというか、やったんですね。