2015-04-22 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
そして、二十七年度のバターの国家貿易による輸入でございますが、まずは二十六年度の状況を踏まえまして、バター製造者それからユーザー等が需要量に見合った供給を行えるようにするために、二十七年度は、輸入決定時期、これを一月、五月と九月というふうにあらかじめ明確化をしておこうということでございます。
そして、二十七年度のバターの国家貿易による輸入でございますが、まずは二十六年度の状況を踏まえまして、バター製造者それからユーザー等が需要量に見合った供給を行えるようにするために、二十七年度は、輸入決定時期、これを一月、五月と九月というふうにあらかじめ明確化をしておこうということでございます。
この結果、バター製造大手四社を中心に供給増に取り組んでいただきまして、小売店での販売状況も改善されたと認識をいたしております。また、今年度は本年三月までに合計一万三千トンの国によるバターの輸入が行われることとなっておりまして、これにより業務用を含めた年度内のバターの供給量は需要量を上回る見込みと考えております。
バター製造施設につきましては、貯乳槽、クリーム分離機、チャーン、連続式バター製造機または冷蔵庫。チーズ製造施設につきましては、貯乳槽、チーズパット、プロセスチーズ製造用溶融釜、または熟成室。れん乳製造施設につきましては、貯乳槽、荒煮機、濃縮機、れん乳冷却機、無糖れん乳用滅菌機。これが設備であります。粉乳製造施設につきましては、貯乳槽、荒煮機、牛乳濃縮機または乾燥機とあります。
そういう態勢を作り上げて行く場合に、例えば何百万ポンドのバターか知りませんが、それを輸入するポンドがあれば、それは無論積極的に外国と太刀打ちできるコストで日本のバターが製造できるような方向に持つて行つたほうが、日本の農業の防衛にもなるし、日本の国家建設の上にも役立つ、こういう見地から当委員会は問題を検討して来ておるので、特定の或るバター製造業者の利益代表機関になつておるのではないのであります。
第二にはその入れることによつて差当りバター製造業者あたりが或いは困ることが起るかも知れない、併し長期的に見れば却つて有利じやないかという議論が相当大勢を支配したのであります。と申しまするのは、今非常に高いので誰も買えない。ところがこれが少し入りまして安くなつたといたしますれば、どうしても有効需要つが喚起されます。
○委員長(羽生三七君) ちよつとあと御質問の続く前にこちらからもう一つ附加えておきますが、今局長のお話の中にバター製造業者云々のお話がございましたが、当委員会はそういうこととは無関係であります。政府が決定した畜産奨励、有畜農家の創設の国策とこれが矛盾をしないかという点が当委員会の検討の議題でありますので、そういうことは今後御発言の場合にはそのことをお含みの上で御発言を願います