1999-03-16 第145回国会 参議院 地方行政・警察委員会 第5号
戦争が終わって後、バス事業は民間企業によってずっと営まれて今日に至っているわけでありますが、バス離れが進む、それから鉄軌道がないせいでどうしても車に頼るような交通体系、交通システムになってしまいまして、どんどんバス企業の経営が悪化をするばかりでございます。
戦争が終わって後、バス事業は民間企業によってずっと営まれて今日に至っているわけでありますが、バス離れが進む、それから鉄軌道がないせいでどうしても車に頼るような交通体系、交通システムになってしまいまして、どんどんバス企業の経営が悪化をするばかりでございます。
その結果、お客様の信頼を失ってバス離れが起きるということを繰り返しているわけですが、今申し上げたようにバスが果たさなければいかぬ役割がございますので、運輸省では、走行環境というものを改善してバスの信頼性を取り戻していく、これが都市バスの基本的な考え方でございます。
こういった点に対しまして運輸省といたしましては、従来からも関係の行政機関、警察とか道路管理者の方にお願いいたしまして、バスの優先レーン等を整備させていただきながら、バス事業者の側におきましても、ドアが広いとか床が低いとか、冷房化した車を用いるとかあるいはバスの接近表示装置を使ってもらうとかいう形で、なるべくバス利用、バス離れがないように対策を講じていただくようにお願いをいたしております。
しかし、もう依然として、やっぱりバス離れの傾向に有効な対応策がなかなかないわけですね、これはお互いに一生懸命頭を使っても。そうは言いながらも、やはりここにされている第三種生活路線の補助や第二種、こういうものは地域の活性化からいっても重要な役割を私は持っていると思います。
ですけれども、定時運行ができないからバスはだんだん人員が減少する、バス離れをするという状態が現在じゃないかと思います。 これがだんだん道路事情がよくなればなるほど自動車産業、自動車事業というものはだんだん栄えてくると思いますね。ですから、大量輸送につきましては、大体中距離交通はやっぱり鉄道、それから団地の短距離輸送はこれはバスですね。
むしろバス離れがどんどんあって、いわゆるマイカーを買う、ミニバイクを買う、あるいは二輪車を買う。ますます交通渋滞になってしまうということの悪循環じゃないですか。だから、思い切ってやっぱり国の資金を投入する、だから皆さん考えてくださいと。この方針を示さないで何ぼ三つの委員会をやったって、私十年の経験から見ると一歩も前進してません、堂々めぐり。
これが結果的にバス離れに拍車をかけてきている。まさに大都市圏における交通政策の欠如というのがこういう状態を現出をして、結果的に利用者へしわ寄せをしている、このように私は思うのであります。大都市圏における輸送力の増強と交通環境の整備についてどのような政策をもって推進を今後しようとするのか、ぜひひとつお考えをお聞かせを願いたいと思います。
先ほども申し上げましたように、モータリゼーションの進展とか交通渋滞等によるバスの利便性がかなり低下しておりまして、これに伴うバス離れと採算の悪化ということで、都市バス輸送はその役割りを十分に果たせないような現状にございます。
これは私は、やっぱりいまのマイカーを含めて、しばしば言われておりますように、バス路線が円滑に機能しない、そういうところからくるバス離れというか、そういうものが顕著にあると思うんですよ。言うなら自治体だけではどうにもならない、そういう外的な環境条件からくる問題、これが一番バスの場合には大きいのじゃないかと思う。
ただ御指摘のように、非常に経営が苦しいと、いろんな原因はあろうかと思いますけれども、たとえば路面交通につきましては、たとえばモータリゼーション等の発達によりまして路面交通の本来の機能が活用されてないといったこと、したがってバス離れ等が行われているんじゃないか、このように考えているわけでございます。
ただ、最近は余りバス運賃が上がりますとバス離れということになる現象を招来する可能性もございますので、慎重に配慮してまいらなければいけない、かように考えておる次第でございます。
ですから、利用者はバス離れをしていく。しかし、料金は値上げせざるを得ないから料金を上げる、またバスの乗客は減少する。こういう悪循環がいつまでもいつまでも続いているわけです。だから、短期間に大幅な欠損と不良債務が生じているわけなんです。こういうふうな債務をいまのまま放置するということは、バス事業を圧迫して、もう一定の措置を講じない限り市民の足を守っていくことはできない。
ですから、私が大臣に望みたいのは、受益者負担と言って受益者が負担しても、だんだんバス離れしていって、公営企業離れしていって、これでは再建できないということがもう過去の実例ではっきりしているわけなんです。ですから、抜本的に考え直していただきたい。 さらに、私は都市の交通環境の整備、これも大事だと思うのです。