2013-11-12 第185回国会 衆議院 国土交通委員会 第5号
現実に、タクシー産業、観光バス産業、滅びるところの寸前まで供給過剰で苦しんでいます。 また、岡山市においては、去年の七月、突如として異業種から循環バスという形で進出がありました。百四十円、百七十円の運賃のところに百円で走らせる。実は、地方では、中央部のお客様の多いところの収益でもって郊外に路線を延ばしているものがあって、郊外路線の維持に支障を来すということになってしまっています。
現実に、タクシー産業、観光バス産業、滅びるところの寸前まで供給過剰で苦しんでいます。 また、岡山市においては、去年の七月、突如として異業種から循環バスという形で進出がありました。百四十円、百七十円の運賃のところに百円で走らせる。実は、地方では、中央部のお客様の多いところの収益でもって郊外に路線を延ばしているものがあって、郊外路線の維持に支障を来すということになってしまっています。
なお、私どもバス協会のみならず、バス産業に働く労働組合の方々ともこの方向性は一致しておりますことを申し添えたいと思います。 皆様御承知のとおり、我が国が戦後、復興から高度経済成長期を経て今日に至るまでの六十余年の中で、バス事業も大きな変化を遂げてまいりました。
○今田委員 特に私はバス産業に長く携わってきたものですから感じるんですが、バスの停留所というのはなかなか一般の方が協力してくれないんですね。それにはいろいろ理由があって、バス停を近くにつくりますと、ごみを散らかしたり、それから出口をふさがれたり、そういうようなことで、一般の方がうちの回りにバス停をつくらないでくれというのが今非常に多いんですよね。
〔河村(建)主査代理退席、主査着席〕 次に、私も前はバス産業に携わっていた関係もありまして、常に思っておったことを申し上げさせていただきたい、このように思っています。 その一つは、バス交通の優先政策についてお伺いしたい、このように思っています。 大都市、地方都市の交通渋滞が解消されないことから、バス交通は命ともいうべき定時運行が不可能になっております。
したがって、実際にバス産業の労働時間の把握については、十分にその中身を分析しないとなかなか理解をしにくい場面があります。
次に、バス産業の時短の促進についてでございますが、労働省は九三年の十二月にバス事業労働時間短縮指針というものを提示いたしました。時間短縮の促進について重要な指針にもかかわらず、業界への周知、指導が徹底されておらなかったのではないかというふうに言わざるを得ない状況に今なっておるわけでありまして、やはり指針というものをつくった以上はその方向に向けてやってもらわなければ大変困るわけであります。
ところが問題は、バス産業の場合に申し上げますと、四十年代の前半までは市場原理、いわゆるプライスメカニズムがきいたんですね。ですから、そういう意味である程度相応の供給調整も可能だった時代があったわけです。ところが、今日のモータリゼーションのもとにおいては過疎過密、この二極化が進んでおりまして、特に過疎地域では旅客が路線維持に必要な絶対数を割っている、これが現状なんですね。
私鉄バス産業における諸税の中で、公共交通部門にかかわる部分については、国税、地方税とも、いわゆる国鉄、公営などと同じ扱いをしていただいたらどうかと、このように考えていますが、両大臣の御見解を賜りたいと思います。