1997-06-04 第140回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号
最後に、食品産業分野におきましては、細胞融合によって開発されました冷凍耐性のパン酵母、あるいはバイオリアクターを利用したオリゴ糖の生産、こういった技術が軌道に乗っております。
最後に、食品産業分野におきましては、細胞融合によって開発されました冷凍耐性のパン酵母、あるいはバイオリアクターを利用したオリゴ糖の生産、こういった技術が軌道に乗っております。
というのがイコールと考えるかもしれませんけれども、もっと大胆なイノベーションということを考えれば、必ずしも稲イコール米ではなくて、例えばバイオテクノロジーの技術を応用して、稲の粒の中に必ずしもでん粉をつくるだけではなく、例えばでん粉合成の経路の一部をとめれば砂糖でとまってしまうとか、あるいはくらに別の経路を付加してたんぱくの生産を非常に高くするとか、一つの自然に存在するすぐれた生産モデル、ある種のバイオリアクター
これは稲の生産の方になりますが、先生は大変化学に御造詣が深いというふうに伺っておりますので、アルコール発酵の方を少し詳しくお話しさせていただきますと、二番目は、アルコール発酵を無蒸煮で行うというような酵素の開発とバイオリアクターの開発。それから三番目には、できましたアルコールの濃縮でございますが、減圧蒸留と膜を組み合わせたパーべーパレーション、このようなところでやっております。
ただ、今伏見先生お尋ねのバイオというのは例としてお挙げになったんだと思いますけれども、このバイオテクノロジーというのも非常に広い内容を持っている言葉でございまして、私ども思いますには、この中にも、ただいまちょっと御指摘のございました食品等でございますとあるいは農水省ということでございますけれども、私どもの方でも、例えばバイオリアクターでございますとかバイオコンピューターとか、先々どういう中身の毛のになるかわかりませんけれども
この作用を生かして、バイオリアクターやイオン吸着剤としての利用が考えられている。さらに海水中に溶け込んでいるウランなどの希少金属を吸着回収することも可能だということでありますから、私はこの問題についてはこのような期待、可能性が秘められているというように考えます。
それから第三のグループは、プロセス関係のハイテクでありまして、これはバイオテクノロジーの分野のバイオリアクターとか産業用ロボット、こういったものがございます。
なお、バイオテクノロジーの応用分野としては、既にお話がございましたような医薬、農業のみならず、バイオリアクターとしての工業利用、廃棄物処理などがあり、それそれ効率の高い微生物、酵素及びその利用方法が研究されています。このようにバイオテクノロジーはさまざまな分野で応用が進められるとともに、その基礎となる微生物、植物、動物などの各種生命体の機構解明が進められております。
それからもう一つは、バイオリアクターと申しまして、ただいま申しました酵素、たんぱく質性の触媒、これをリアクターとして使おう、こういう話でございます。こういう三つの柱が今バイオテクノロジーの根幹になっておるということでございます。
もちろん、いま一つのバイオテクノロジーの中の技術でありますバイオリアクターの技術、これは日本はこういう問題が起こります前から非常にすぐれた技術を持っておりまして、特に昔から、また現在におきましても外国に劣っておるわけではありません。
それから私ども通常、明治製菓のメイオリゴと言っておりますけれども、これはフラクトオリゴ糖といって、これもバイオリアクターの働きでできているものだというふうに私は思っているんです。それからアスパルテーム。これは例のサール社の化学合成物質だというふうに思っておりますけれども、最近アスパラギン酸とフェニルアラニンメチルエステルを微生物に食べさせたらば見事にアスパルテームをつくり出した。
○櫛渕政府委員 今後の農林水産分野のバイオテクノロジーによります期待される成果につきましては、先ほど諸外国の成功例なども申し上げましたけれども、まずは植物の育種場面におきまして、これは二十一世紀を見通してのバイオテクノロジーの研究が今年度からかなり大がかりに始められることになっておりますし、そのほか、微生物関係でありますと、食品の関係のバイオリアクターの関係あるいはバイオマス変換技術、こういったところに
○櫛渕政府委員 バイオリアクターがこの定義の中で一番利用される領域は、飲食料品製造業であろうかと考えております。もっとも、先生おっしゃったようなほかの領域でもいろいろあるかと思いますが、通常はこの食品関係の製造工程の効率化、こういう技術の中で活用されると考えております。
それとバイオリアクターというものも非常に重要なものになってくるのだろうと思うのですが、バイオリアクターということになると、この定義の中のどれに当たるのですか。
また、その微生物の酵素あるいは微生物の機能を利用していく一つの操作のメカニズムといたしまして、バイオリアクターというものがございます。これは結局、微生物の酵素とか微生物そのものをある状態で固定化させて、それで反応して物をつくるというふうなことでございます。
○吉田参考人 前にもこの席でちょっと申しましたけれども、実はこれは私の会社でございますけれども、農水省のバイオリアクターの研究組合に入っております。そこには恐らく三十社ぐらいの企業が入っておりますけれども、それが十ぐらいのチームになりまして各テーマをやっておるわけでございます。
その点で、これだけの、かつて農水省がバイオリアクター研究組合に出した出資に比べでははるかに多い額でございますので、私はこの額で十分ではないかなという感じがいたします。
またバイオ関係でもいわゆるバイオリアクターとかあるいは遺伝子組みかえの技術といったような大変画期的な技術もここに入ってくるんではないかと思っておるわけであります。
またバイオリアクターといったような関連の技術も開発いたしまして酒類の生産に応用をいたしております。もちろんその根っこになります遺伝子資源の収集といったような仕事もおいおいと進めているところでございます。
そのほか、例えばバイオテクノロジーというようなものについて見ますと、バイオリアクターというようなことになってまいりますれば、これを使ったプラントによってファインケミカル等の製品が効率的にできる、こういうことになるわけでありますし、あるいはまた遺伝子組みかえ技術といったようなものができてまいりますれば、これは農業あるいは医薬にも影響を与える、こういうことでございまして、当面ここで基盤の技術ということをやや
また、バイオ関連でも遺伝子組みかえの技術というもの、もちろんこれはいろいろ医薬、農業関係にも使われますが、工業関係でも相当いろいろ応用範囲が広いわけでございますが、そういったファインケミカル製品の生産効率を向上させるというようなことにも役立つわけでありますし、またその中で、例えばバイオリアクターといったような技術というものもございます。
あるいはまた、バイオテクノロジー関連でも、これも先ほど申しましたように、例えばバイオリアクターといったようなものでは、いわゆる酵素等を使いまして化学反応を起こさせるということでございまして、在来の化学の製造過程を相当大きく変えていく可能性があるということでございまして、こういうものは従来の化学工業の発展あるいは合理化ということに大変強く役立つものであるわけであります。
したがいまして、いわゆる先端技術、先端産業に属する技術という中にもいろいろありますが、その中でも特に基盤の強化に相当程度役立つもの、こういうことを考えておるわけでありまして、具体的に、例えばバイオテクノロジーに例をとれば、いわゆる生体の酵素等の要素を使って工業関係の技術をするわけでありますが、そこには、例えばDNAの交換の技術でありますとか、細胞の融合の技術でありますとか、あるいはバイオリアクターの
○合田説明員 御指摘のとおり、コストの問題は非常に重要な問題でございますので、先ほどお答え申し上げましたアクア・ルネッサンス90計画では、微生物を高濃度に培養いたしました効率の高いバイオリアクターというものを使いまして、有機汚濁物質を沈殿させないで分解をする。
そういう中で最も重要なかぎを握るのが微生物等で、そういったバイオテクノロジーによる土壌微生物を初めとする微生物の改良、その他バイオリアクターの開発とか、そういう方向も含めて大いに力を入れようとしておるわけでございます。
それから第三番目には民間の研究活力の活用ということでございまして、これは、バイオテクノロジーの中でも一部バイオリアクターとか生物系の農薬の製造とか、そういう若干応用面に到達しました技術につきましては、国からも助成をいたしまして、民間の活力を使いましてこういう面での実用的な技術開発を進めていくということが第三点でございます。
さらにまた、組みかえDNA技術以外におきましても、ポテトとトマトの両方の性格を有しておりますポマトをつくり出したいわゆる細胞融合の技術、バイオリアクター技術等々の先端的な技術が広く開発が進められておりまして、これら合わせて経済や社会の発展に大きな貢献が期待をされておるわけでございます。
これも今のところは現実的な問題にはなっていないのですけれども、例えば生物の反応のようなものをまねして化学工業を再編成すれば、公害も少ないしあるいはエネルギーも少ないような新しい化学産業ができるのではないかということがあるのですが、今のところは、それも非常に幼稚で、現在あるいろいろな酵素たんぱくというような化学反応を促進する物質をつくってバイオリアクターというものをつくっておりますけれども、それは非常