1994-06-20 第129回国会 参議院 科学技術特別委員会 第4号
例えばバイオコンピューターというようなものなどもそれに当たるのかと思いますけれども、そういった分野分野を超えた研究の必要性が出てきておるということを「複合領域化」ということであらわした次第でございます。
例えばバイオコンピューターというようなものなどもそれに当たるのかと思いますけれども、そういった分野分野を超えた研究の必要性が出てきておるということを「複合領域化」ということであらわした次第でございます。
ただ、今伏見先生お尋ねのバイオというのは例としてお挙げになったんだと思いますけれども、このバイオテクノロジーというのも非常に広い内容を持っている言葉でございまして、私ども思いますには、この中にも、ただいまちょっと御指摘のございました食品等でございますとあるいは農水省ということでございますけれども、私どもの方でも、例えばバイオリアクターでございますとかバイオコンピューターとか、先々どういう中身の毛のになるかわかりませんけれども
最近の新聞によりますと、「最近の急激な技術革新の進展、社会ニーズの変化、基礎研究分野の変遷に対応し、このうちの四十の部を”スクラップ”し、かわりにバイオコンピューターの研究を進める「超分子部」など四十二の部を新設する。このように工技院が研究分野を全面的に見直し、組織を大刷新するのは筑波に研究所を一斉に移転した四十四、五年以来のことで、これにより、研究の重点を基礎的、先導的分野へ移すことを狙う。」
例えば電子技術総合研究所におきましては、バイオコンピューター等の研究を主体に進める超分子部というものを創設することになっております。今回の機構改革は、従来に比べてより一層基礎的な研究分野へ重点を移行いたしまして、時代の要請に一層適合した体制の確立ということを目指したものでございます。
そういう生体メカニズムが将来バイオコンピューターのようなバイオエレクトロニクスの方に反映することも考えられる。 二十八ページに移ります。
これが例えばバイオチップとかあるいは将来のバイオコンピューターというような問題にもつながってきて、バイオメカトロニクスというような言葉もありますので、産業に波及効果といいますか普及効果が非常に大きくなってまいっているわけでございます。
そういうものにしたいということがバイオコンピューターという発想になっておりまして、これがバイオテクノロジーの中に入るか入らないか、大変難しい問題でございますが、広く解釈すれば当然入る。将来はバイオコンピューターということになると思いますが、その場合に何を使うかと申しますと、バイオチップスというものを使う。
これは先ほど私が申し上げましたように、バイオコンピューターという問題の大きな期待もありますし、また、ぼけの問題もあるということで、アメリカでは非常にこの点に力を入れていますが、まだ日本ではその体制が十分ではない。科学技術会議の中で脳・神経系科学技術検討小委員会というのがありまして、私もその委員の一人でございますが、現在そのための立案といいますか原案作成に協力しておるわけであります。
○塩出啓典君 これは例えば今まで既にある郵政省、通産省、そういうものと別個のものがいいのか、あるいは一緒の方がいいのか、もちろんバイオとコンピューターは違うかもしれませんけれども、しかしバイオコンピューターというようなのもこれからは出てくるんじゃないかと思うんですね。学問というのは境界がなかなか分かれがたい。
これはバイオコンピューターなどという言葉で言われていますけれども、そういう意味で、そういうところへの導入も今後はあると思いますが、これはまだ現実的な問題ではありません。先ほど申し上げた医薬品をつくるとか、従来とれなかった微量なものを大量につくる技術、それから生物を改良していく技術、そういうところは現在現実的な問題だというふうに思います。
これの非常に極端なケースは、一つはいわゆるバイオチップと言われているような、新しいバイオコンピューターの素子をたんぱく性のものでつくるとか、そういうことが夢として考えられているわけですし、そのほかに新しい性質を持ったバクテリアを使って、あるいは生物をつくって環境浄化をしようというようなことも考えられているわけです。