1969-06-17 第61回国会 参議院 運輸委員会 第23号
次にはハンドル装置でございます。これも御承知のとおり、故障しますと重大なことが起こります。ブレーキに次いで重要ではないかと思いますが、これについては十一件の資料が見つかりました。それから直接には、安全とはやや離れますが、やはりエンジン関係で火災その他の事故が起こっております。これが十五件ございます。
次にはハンドル装置でございます。これも御承知のとおり、故障しますと重大なことが起こります。ブレーキに次いで重要ではないかと思いますが、これについては十一件の資料が見つかりました。それから直接には、安全とはやや離れますが、やはりエンジン関係で火災その他の事故が起こっております。これが十五件ございます。
ただこの件につきましては、たとえば衝突、転覆、転落、火災、踏切衝突、あるいは五十万円以上の物損、あるいはいわゆる主要保安部位といわれておりますハンドル装置とか、あるいはブレーキ装置、懸架装置、こういったものについて、そういう事故があったときには報告を求めるということに制度的になっております。その他原因の発見といたしましては、警察機関よりの通報もございます。
この仕業、点検については、当局等におきましては運転者が運行を開始する前に、それぞれ適否というものを、仮りにハンドル装置が適当であるか、否であるかというようなことは、運転者自身がそれにチエツクして、それを運輸省のほうに、陸運局のほうに出させる。そういうふうにして構造上の不備というものを事故防止上の見地から、補つて行くのだということに更にしております。