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20件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1952-11-14 第15回国会 衆議院 水産委員会 第3号

ことにハリバツト調査団というお話が出ることは現在いいことかどうか非常に問題だと考えております。今後のこの問題の取扱い方でございますが、きよう私どもはざつくばらんに、現在まで私どもの到達しておりまする原案をお話申し上げたのでございます。これで今後当業者あるいは道府県その他関係の方々と十分に協議しながら本問題を進めて参りたいと考えております。  

永野正二

1952-07-05 第13回国会 参議院 本会議 第63号

私は岡崎君が忠実な外務大臣として昨年の二月四日、吉田ダレス書簡の形、即ち戦前漁区を嚴守し、講和直後、東部太平洋とべーリング海さけハリバツト、いわしまぐろ漁場には出漁しないという一札をすでに外務大臣が入れておる以上、忠実な外務大臣としてこの線に沿つて條約を締結することは当然なことではないか。これを若し茶坊主と責める者あらば、それは酷である、私はそう思うのであります

兼岩傳一

1952-06-28 第13回国会 参議院 外務委員会 第45号

理由は簡単でございましてこれは結局一九五一年二月の吉田ダレス往復書簡の形で示されましたところの戦前漁区を厳守し、乱獲の疑念を一掃するためと称して講和直後東太平洋とべーリング海さけハリバツト、いわしまぐろ漁場には出漁しないという一札を入れた。それを実はこのダレス吉田書簡を一事務的な外務大臣がこれを具体化したというまででありまして、内容はそれに尽きるのであります

兼岩傳一

1952-06-18 第13回国会 参議院 水産委員会 第44号

今回の漁業協約によりましてそういうふうな問題があるものについて、果してその魚種が、これ以上取つていかんような状態なつておるかどうかということを十分に審議しまして、さけについてはまさにそういう状態にあるが故にこれはこれ以上取らんようにしようというので、あの協約が、さけについて申しますればできたようなわけで、そのほかハリバツト及びにしんにつきましても、これ以上取ることは、魚族を永続させるゆえんじやないのだ

小濱八彌

1952-06-18 第13回国会 参議院 外務委員会 第42号

というのは、北太平洋ハリバツト保存条約という国際的な保存実績が大正の末期からある。それからさけにつきましても、昭和の初めから同じような国際的な保存措置の認められた実績がある。この保存措置そのもの科学的根拠に基くものであることは勿論のこと、それ以外に国際的にもそういうことが承認されておつたという歴史的な沿革があるのでございます

永野正二

1952-06-18 第13回国会 参議院 外務委員会 第42号

それからハリバツト漁業は、距岸から三、四十海里の限界内の大陸棚の中で行われております。それからアメリカ沿岸にございますにしんいわしかつを等の施網の漁業でございますが、これは南アメリカのほうへは相当遠くまでアメリカ漁船が参つておるようでございますペルーコロンビヤのあたりまでアメリカ漁船は参つておりますが、今ペルーコロンビヤまで参つておると申しましたのはまぐろ漁業でございます

永野正二

1952-06-18 第13回国会 参議院 外務委員会 第42号

そんな抽象的な……、今議題になつておるのは、明らかにさけますについては東経何度から何度、それからハリバツトについては何度という、極めて条約は具体的な内容を持つておるのに、日本のことを尋ねると、あなたは俄然そういう抽象的なことを言うのですが、一体あなたは日本の官吏じやないのですか、あなたはどうして日本のことをもつと具体的に説明できないのですか。

兼岩傳一

1952-06-17 第13回国会 衆議院 本会議 第55号

(拍手)  われわれの納得の行かない第三点は、本條約第四條第一項但書(3)において、漁獲操業歴史的交錯その他をあげ、アラスカ湾水域以南アメリカ及びカナダ太平洋岸地先沖合いを指摘して米加の自由な操業を許し、そこが公海であるにもかかわらず、日本は除外されていること、及び日本ベーリング海を除く北太平洋東部特定水域さけにしん並びにアラスカカナダ西海岸沖一帯ハリバツト漁業を自発的にやらないことにし

山本利壽

1952-06-17 第13回国会 衆議院 本会議 第55号

第二に、議定書においてわが国が自発的に、さけますにしんハリバツト魚族については五箇年間抑止しているが、この点は手落ちであり、何ゆえこれほどの卑屈な態度に出なければならないか、了解に苦しむものであります。これすなわち、政府科学的調査資料が欠如しているという一大欠点を暴露したものと申さねばなりません。

前田榮之助

1952-06-17 第13回国会 衆議院 本会議 第55号

本條約では、北太平洋におけるさけ類にしんハリバツトについて、各国が平等な立場で保存規定を守るということになつたので、わが国は、さけますハリバツト漁業についてだけ、ベーリング海において、西経百七十五度より東に行つて操業することはできなくなりましたが、ほかの魚類は、公海上ならどこででもとつていいことになりますので、かに工船などはアラスカ沿岸まで出漁することができるようになつたわけであります。  

仲内憲治

1952-06-16 第13回国会 衆議院 外務委員会 第35号

ところが一体一九四〇年とはどういう時期であつたかといいますと、ちようど一九三九年三月、日本政府米国一札入れまして、今回の三国條約とまつたく同じように北太平洋さけますハリバツト漁業をみずから中止するという屈辱的な声明を発したのでありますが、この当時の日本政府は、一方で中国に対する侵略戦争を遂行しておつたために、他方で米国と事を構えることを恐れまして、この屈辱的な申入れをしたのが一九四〇年のアメリカ

林百郎

1952-06-11 第13回国会 衆議院 外務委員会水産委員会連合審査会 第2号

委員会はそのときから漁業取締規則をみずから制定する権限を持つて、それが太平洋ハリバツト漁業規則を制定するに至つたのであります。ところが、本條州の第三條を見ますと、第一項(a)項に、但書がついている。「但し、附属書」最初から明記される魚種については、」云々というくだりであります

林好次

1952-06-11 第13回国会 衆議院 外務委員会水産委員会連合審査会 第2号

すなわち鮭鱒にしんハリバツトこの漁獲制限——先ほど大臣実績だとおつしやいましたが、何でもよろしい、この漁獲制限魚類の一部の制限といわなければなりません。その上今年はかにを遠慮して戻りますかにまで遠慮いたしまして、一体そのほかに残る漁業というものは何がありましようか。

永田節

1952-06-07 第13回国会 衆議院 水産委員会 第41号

そのゆえんは、さけますハリバツトにつきましては、アメリカカナダが一たび資源が枯渇いみしましたのを、あらゆる金と費用を投じまして、長年にわたつてつちかつて来た保存漁場であります。この保存漁場につきましては、日本は当時実績もなく、それほどの関心もなかつたわけでありまして、従つてこの保存措置は従来日本は真に協力もして来なかつたわけで為ります

土屋隼

1952-03-08 第13回国会 衆議院 水産委員会 第18号

そしてそのできたあとにおきましては、アメリカもおそらくこの認めた権益によりまして、日本が、かに工船を送り、そしてその他の船を送ることについてさけますハリバツトにしんという、規定されたものについて日本が約束を守るということさえ確実あれば、そしてわれわれは守るつもりでおりますから、その意味においては、アメリカ側も、われわれが行くほかの権利は十分これを尊重してくれるだろうと考えるのであります

土屋隼

1952-02-29 第13回国会 衆議院 水産委員会 第14号

続いてアラスカ半島の尖端から東方にかけてのにしんハリバツトの漁にしても、講和條約が効力を生じましたならば日本漁業は禁じられるというようなことになつて来るのでありますが、これらの問題から考えましても、何ら日本漁業アメリカ漁業を圧迫しておらない、また将来も圧迫するという見通しはない。しかしながらアメリカ日本水産に対する神経というものはすこぶる尖鋭化しておる。

永田節

1952-02-14 第13回国会 参議院 外務委員会 第3号

この日米加漁業協定について私は二点お伺いしたいのでありますが、先ず第一の点は、公海漁業の自由の原則ということを、私が條約委員会のときにも尋ねましたところ、農林大臣初め……じきにやめられました農林大臣ですが、非常に得意そうに言つておられまして、現在政府でもそういう言葉を使われろようでありますが、今回の草案を見ますると、公海漁業の自由の原則が認められたと称しておられますが、「さけ」「ます」「にしんハリバツト

兼岩傳一

1951-12-14 第13回国会 参議院 水産委員会 第2号

アメリカカナダ漁場における「さけ」「ます」「にしん」、ハリバツトというものに対してのみ我々が協力しなければならないのであるならば、これは一方的協力である。我々はやはり日本の近海の魚族資源保護を強く要望して、アメリカにもカナダにもこれに協力を求むべきではないか。かような点についての私は質問を申すのでありまして、海獣であろうと魚族であろうと、そういう差はない。

千田正

1951-11-10 第12回国会 衆議院 水産委員会 第11号

このような漁場の中には東部太平洋とべーリング海水域さけハリバツトにしんいわし、及びまぐろ漁場が含まれましようとあるのですが、伺いたいことは、この東太平洋というのは、東太平洋全部の海域を指して言つておるのでしようか。なおべーリング海も同様に全海域を指して言つておるのであるか。その内容を伺いたいと思うのです。

小松勇次

1951-10-22 第12回国会 衆議院 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第6号

従いまして、たとえば国際捕鯨條約等におきましては、これは世界の全般的の問題でございまするから、これに加わりながら進んでおりますが、漁場の問題につきましては、あるいはアメリカカナダ間のハリバツト保護の問題、フレーザー河問題等いろいろ区域的に違つて参つている。従いまして世界全体の会議というような形をとり得ないのであります

草葉隆圓

1951-03-06 第10回国会 参議院 水産・外務連合委員会 第1号

政府委員草葉隆圓君) これは書簡の中にも大体こまごまと謳われておるのでありまするが、御承知のように東部太平洋、或いはべーリング海等におきます水域の鮭なり、或いはハリバツトなり、その他の従来からかれこれ心配されておりまするような問題に対しましてのことが中心になつておるのでありまするが、その他の問題につきましては、まあ国際漁業といたしましては、現在国会に提案いたしております漁区等の問題は別といたしまして

草葉隆圓

1951-02-22 第10回国会 衆議院 水産委員会 第13号

○鈴木(善)委員 書簡の具体的の内容につきまして、西村局長から詳細な御説明があつたわけでありますが、東太平洋及びベーリング海水域におきますところのさけハリバツトこういう魚種につきましては、アメリカ及びカナダ国が、多年にわたつて増殖に多くの費用を投じて、官民一体なつて真剣にその増殖をはかつて参りました関係から、この資源に対してたといそれが公海であろうと、日本の漁民はその資源を尊重し、これを保存することに

鈴木善幸

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