1997-02-24 第140回国会 衆議院 予算委員会 第17号
五つ目に、今回のSACOの報告で、金武町のギンバル訓練場のハリアーパッドをブルービーチに移すと言っているわけであります。地元金武町は、ブルービーチをリゾート開発の核にしようと以前から返還要求しているが、事もあろうにそこにギンバル訓練場のハリアー機の離着陸施設を持ってくる、大変怒りを示しているわけであります。
五つ目に、今回のSACOの報告で、金武町のギンバル訓練場のハリアーパッドをブルービーチに移すと言っているわけであります。地元金武町は、ブルービーチをリゾート開発の核にしようと以前から返還要求しているが、事もあろうにそこにギンバル訓練場のハリアー機の離着陸施設を持ってくる、大変怒りを示しているわけであります。
なぜなら、まず二十三年も前に県内移設を条件に返還決定した那覇軍港を浦添地先に移すとか、読谷補助飛行場のパラシュート訓練場を伊江島に移すとか、楚辺通信所をキャンプ・ハンセンに移すとか、ギンバル訓練場のハリアーパッドをブルービーチに移すと書いてある。その中で新しく出てきたのが、普天間飛行場を返還するかわりに海上ヘリポートをキャンプ・シュワブの海上に移すとされている。
きのうもらった資料によりますと、五十二年度、キャンプ・ハンセンの戦車道をつくったとき以来、五十二年、同じく五十三年、五十三年、五十五年、五十七年、五十八年、五十九年、六十年、六十一年、六十二年、六十三年、平成元年、そして、次から都市型訓練とかハリアーパッドということになる。そのたびにまた防衛施設庁はこれを流さないように手当てしているのです。毎年こういうことをやっているのです。
○説明員(佐藤晃君) 地元の理解が得られずに米側は当面、安波地区を断念いたしまして、伊江島の方に暫定的にハリアーパッドを整備してそこを使用したいということでございます。
○政府委員(鈴木杲君) 国頭に計画しておりますハリアーパッドの設置が諸般の事情から難しいということで、米軍は当面は沖縄県内にあります既存のハリアーパッドを使用して訓練したいという意向を持っております。このうち伊江島補助飛行場につきましては、短距離離着陸用のハリアーパッドを整備して使用したいということでございます。
それから、伊江島伊江村議会がこのハリアーパッド設置について反対の決議をしたということは承知しております。しかしこの点は、昨日那覇局長が伊江島に赴きまして村長さんに理解と御協力をお願いしたということで、今後とも理解と御協力をお願いしてまいりたいと考えております。
○鈴木(杲)政府委員 今先生から御指摘がありましたように、北部訓練場の中の国頭村の安波に短距離離着陸用のハリアーパッドを設置したいという米側の考え方は、基本的には変わっていないと承知しております。ただ、諸般の事情で当面沖縄県内で訓練をする場合には既設のパッドを利用したい、そのうち短距離離発着用のパッドは今伊江島にあるものを整備して使用したい、そういう意向であるということでございます。
次に、沖縄の米軍基地の整理縮小は政府の公約であるにもかかわらず、今、国頭村安波へのハリアーパッド建設が進められ、恩納村におけるグリーンベレーの訓練施設建設など基地が再編強化されていく現状にありますが、沖縄米軍基地の現状について総理はどのように認識しておられるか、所見を承りたい。
○政府委員(有馬龍夫君) 例えば北部訓練場におけるハリアーパッドの建設計画、それからキャンプ・ハンセンにおいて実弾射撃訓練施設、また都市、いわゆる都市地域訓練施設計画等がございまして、一部の県民の方々に懸念を与えているということは私どもよく承知いたしております。
真剣に私も沖縄の住民の状況、あるいはヘリコプターでございましたけれども、ハリアーパッドの上空を、海兵隊のスミス少将から、あるいはまたデービス中将も同行して、よく状況を見、また説明を聞いてまいりましたし、また西銘知事初め多くの方々ともできるだけお会いする機会を得て実情をよく把握してまいったのは事実でございます。
そこで、こういう状況下で新たにハリアーパッド基地をどうしてもつくるということでこの二、三年来問題になっているわけでしょう。これは断じて認めるわけにはまいりませんね。これは何も私一人だけのことではなくして、もう党派を問わずこのハリアーパッド建設には強く反対をしておるわけですね。たしかきょうも県議会代表が上京して各省庁に強い要求行動を行っていると思うのです。岩国に今年六月に配備になる。
その中で、米軍が今ハリアーパッド、ハリアー機の練習のためのパッドを一応求めようとしているわけでございまして、今沖縄の中ではこれに反対する意向が非常に強い。過般も私、沖縄へ参りまして西銘知事さん初め皆さん方とお会いいたしましても、非常に強い反対でございます。
○池田政府委員 ハリアーパッドは、先生御承知のようにハリアーというのは不整地の上へ離発着できるわけでございますけれども、そのまま離発着いたしますと非常にロスが大きいものですから、三百メートル弱のコンクリートの施設をつくりましてそこへ短距離で離発着する。
ハリアーパッドはどうするのです。これも進めるのですか、二月に。八月にあなたに米側から正式な申し入れがあったという、事実ですか。つくるのですか。この点もはっきりさせてください。
現在、沖縄、三宅、池子を初め、F16の超低空飛行、ハリアーパッド、象のおりなど、全国各地で基地反対の闘いが広がっています。住民無視の基地の建設強行の即時中止を要求します。 審議の中で指摘したごとく、日米安保条約は、ポツダム宣言、サンフランシスコ条約に照らしても一時的、例外的なものであり、アメリカの戦略上の要請にこたえたものです。
○上原分科員 少なくとも地域住民の意向を無視する、予算がついたから強引にやるということをやれば、また国頭村におけるハリアーパッドの問題と同様な反対闘争が起きるということだけは強く忠告をしておきたいと思います。 次は、88リムパックについてお尋ねをしたいと思います。 まず、自衛隊の集団行動で、訓練と演習はどう違うのですか。
次に、基地問題についても聞いておきたいわけですが、最近の三宅のNLP建設の問題であるとかあるいは逗子の米軍住宅問題、全国各地で日米共同訓練がなされ、いろいろ問題を醸しているわけですが、全般的に触れる時間はありませんので、昨年来問題になってきました沖縄県の国頭村の新たなハリアーパッド建設の問題。
ハリアーパッドにつきましては、ハリアー機の訓練の必要がございますので、米軍では、北部訓練場、これは提供されております施設、区域でございますが、そこの中で必要な工事を行いましてハリアーパッドをつくりたい、こういうことでございまして、米軍側の計画によりますと、自然環境を保全し、周辺住民の安全の確保でございますとか騒音障害の防止、こういった諸点に十分配慮をしてやりたいということでございましたけれども、周辺住民
ただいま御質問いただきましたハリアーパッドの設置の件でございますが、現在北部訓練場等でいろいろ検討が行われておるわけでございますが、御案内のとおりハリアー機の訓練というものが在日米軍にとって必要である、こういうことでございまして、安保条約の目的達成上これはぜひ進めていく必要があるというふうに米軍の方では考えられておるわけでございます。
そのことを思うときに、次にハリアーパッド建設については提供施設、区域内だから米軍の自由だという考え方がたびたび今日までも述べられております。狭い沖縄では、米軍の施設、区域の中のことでも県民生活と密着していることが多い。爆音はもちろん、事故の危険と絶えず隣り合わせて生活しているのが沖縄の現実であることをおわかりにならないはずはないと思います。したがって、その計画は撤回さるべきである。
次に、沖縄県の国頭村におけるハリアーパッド建設計画を初めとする米軍基地機能の強化、対潜作戦センター建設計画を初めとする自衛隊基地の機能強化などなど、沖縄を永久に軍事基地化する動きにほかならない。これは総理の言われる調和と活力との観点から沖縄の振興開発指針である第二次振計でうたわれておる、平和で明るい活力ある沖縄県づくりという目標と調和するのかどうか。総理の見解を求めます。
そこもハリアーパッド以来前回からお話を申し上げたとおりでございます。 ですから、そういう事件が起きたりして県議会や市町村が挙げて全会一致で抗議、要請、意見書の提出、こういうことをやっている地域を全部分類していただいてそこをまず視察する、何日かかってもいいじゃないですか、そうしないと沖縄の実態はわからない。いかがなものでしょうか。
具体的にハリアーパッド建設の件で、これは国頭安波の地域であります。これは撤回させるべきであると思いますが、防衛施設庁、いかがでしょうか。
○政府委員(宍倉宗夫君) 米軍の方はハリアー機の訓練の必要性を満たすために数年前から候補地を探しておったわけでございますが、その結果、安波ダムの建設の際の土捨て場として使っておりました場所を選定いたしまして、そこにハリアーの、いわゆるハリアーパッドと言っておりますが、その離着陸場をつくろうと、こういうことを実施しようとしたわけでございます。
○綿貫国務大臣 ハリアーパッド基地の問題につきましては、そのような反対の御意見と、何とか推進しようという動きとが、今関係者の間において話し合われておると聞いておりますので、円満な解決が図られるように事態を十分注視してまいりたいというふうに考えておる次第であります。
○瀨長委員 時間が参りましたのでもうやめますが、前に戻ってひとつ長官に言っておきますが、ハリアーパッドの建設問題を今のようなことでなされるときに、大変な事態を迎える。これは別に答弁は求めませんが、長官は沖縄の担当長官ですから関係大臣ともよう相談なさって、県民を突き放さないように、頼りはあなただけだから、県民は頼っている、信頼しているのですよ。信頼しているから陳情もしませんよ。
私の方はハリアーの関係をお答えいたしまして、かわりまして宮下の方から一〇四号越えの射撃の件をお答えさしていただきますが、ハリアーパッドの建設につきましては、米軍は、ハリアー機の訓練の必要性を満たすべく数年前から北部演習場の中の数カ所につきまして、環境の保全とか地元住民に対する影響等を検討してまいった結果、当時安波ダムの建設のときに土捨て場として使われた場所をハリアーパッド建設の場所として選定したというふうに
もう少し外務大臣として、私が今指摘をしたものについて、あなたも住民感情というものはよく理解をしてやりたいということまでは言っておられるわけだから、米側にハリアーパッドは建設させないと言うとか、あるいはミサイル部隊は復帰時点にも問題になったがどうなのかとか、こういうことについてはよく話し合ってみますね。
○藤井(宏)政府委員 ハリアーパッドにつきましては、委員御存じのとおり、現在米軍がその計画を実施してないということでございます。 我が政府といたしましては、米軍の施設区域内に建設をするということでございますので、地位協定上これは米軍として認められた権利であるということでございます。
そこで、さっきありましたが、ハリアーパッドについてはよく理解をしてやっているというわけですが、新たにこのハリアーパッドを強行建設するということはやらないということですね。その点確かめておきましょう。