2007-11-05 第168回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第8号
当時は、パキスタンを除くアフガニスタンの隣国はもともと反タリバン組織の北部同盟を、あるいは、イランはシーア派のハザラ族を宗教的、民族的なつながりで支援しておりまして、双方ともタリバン政権の崩壊を歓迎しておりましたので、米英軍に対して支援しました。
当時は、パキスタンを除くアフガニスタンの隣国はもともと反タリバン組織の北部同盟を、あるいは、イランはシーア派のハザラ族を宗教的、民族的なつながりで支援しておりまして、双方ともタリバン政権の崩壊を歓迎しておりましたので、米英軍に対して支援しました。
この法務委員会、ほかの委員会でもこの点は質問が出たところですが、タリバン政権に迫害されたとして少数民族ハザラ族の人たちが、アフガン国籍の人たち九人が法務省に難民認定をし、難民認定が認められなくて九人が収容され、その後執行停止が認められた人と認められていない人と分かれたと。現在、強制退去令が出ているというふうに江田委員の質問に答えられたんですが、現在そのことでよろしいでしょうか。
ハザラ族の場合はダリ語だったと承知しておりますので、それのわかる通訳を介して所定の手続を踏んでもらっているところでございます。
十月三日に、ハザラ族で日本に来られている、さまざまな理由で日本に来ている方が難民申請をされていたわけですが、その難民申請をされているハザラ族の認定申請者が逮捕されて十条で収監されるというような事態に陥っております。ハザラ人が八名、タジク人が一名ということですね。これは新聞でも報道されたので、法務大臣よく御存じだと思います。
もちろん、クエッタを中心に若干シーア派の皆さんも出ておりますけれども、イランに出ておる難民はシーア派の、つまりイランの人と同じ宗派の人、特に我々日本人とそっくりの風貌をしておりますモンゴル系のハザラ族という方がイランに出ております。 我が国は、世界で一番熱心にこの難民の支援活動をしてまいりました。また、アフガン和平のために一番熱心に外交を展開してきた国であります。