2010-02-24 第174回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第3号
次ですが、民族がパシュトゥン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人等、もうたくさんの民族がいるイスラムの国ということが大きな特徴かと存じます。 次に、いろんな指標がございますが、これは人間開発指標ということで、アフガニスタン、例えば出生時の平均余命を見ますと四十三・六歳というように非常に低うございます。
次ですが、民族がパシュトゥン人、タジク人、ハザラ人、ウズベク人等、もうたくさんの民族がいるイスラムの国ということが大きな特徴かと存じます。 次に、いろんな指標がございますが、これは人間開発指標ということで、アフガニスタン、例えば出生時の平均余命を見ますと四十三・六歳というように非常に低うございます。
アフガニスタンも多民族国家でいろんな、当然、ペルシャ系のパシュトゥン人とか、あるいはタジク人とかハザラ人とか、あるいはトルコ系のウズベクあるいはトルクメンとか、もういろいろいらっしゃいます。 今日の中村参考人の話は、どちらかというと東部のパシュトゥン人の人が多くいるところでの経験というものを基にしてお話しされたということでよろしいでしょうか。
パシュトゥーン人、ウズベク人、ハザラ人あるいはタジク人、いろんな人がいて、その中にも多くの部族がある。アフガニスタンの南部、それに隣接するパキスタンのトライバルエリアと言われるところにも多くのアフガニスタンに影響を持っている部族の方がおられる。一体だれとだれのそれは停戦合意なんでしょうか。
例えば、アフガニスタンの難民申請者の場合では、ハザラ人が難民申請をしてきた、それにパシュトゥン人の通訳がつけられた、そういったことがあります。当然、通訳にしてみたら、自分たちが迫害してきたハザラ人に有利な通訳をするとは考えられない。こういった問題もありますので、申請者の側で通訳をつけること。
そこで、ちょっと例を申し上げたいと思いますが、そういう方から聞くと、アフガニスタンではハザラ人とパシュトゥン人が敵対している、そのことも知らない調査官がいる。また、自分のそういった審査のときの通訳が、敵対する、例えばハザラの人だとパシュトゥン人の人が通訳をしている、こういう状況ではきちっとした審査ができるのか、こういう非常な不安感がある。
○井上哲士君 このバセルさんも去年の広島高裁のアジズさんも、両方ハザラ人なんですね。去年の裁判、アジズさんの裁判で法務省が出された意見書を持っておりますが、この中で、ハザラ人が一般的に迫害を受けるような状況にあったとは認められないと、こういう意見を出されておりますが、こういう認識に対してやはり断が下ったと思うんです。重ねてこれは控訴しないということを求めておきます。 その上で法案に入ります。
先ほどの、私、裁判での例えば広島入管が出した意見書も読ましていただきましたけれども、アフガニスタンではパシュトゥン、タジク、ハザラ、ウズベクというのは四大民族が抗争しているんであって、別にハザラ人が迫害されているわけじゃない、特別に、こういう認識なんですよ、読みますとね。しかし、ハザラ人への迫害というのは言わば国際的な常識でもあるわけでありますし、地裁も高裁もそのことを認めております。
これは、ハザラ人の人たちは宗教上の差別、民族上の差別を受け、迫害をされたり殺害のおそれもあるということで大変危惧感があるんですが、北朝鮮に人道的理由から絶対に帰しちゃいけないんだと今回主張しながら、今まではアフガニスタンに対して強制退去令書を出してきた。
ハザラ人と非常に区別が付きにくい、付けにくいくらいに似たような表情をしている人です。しかし、ごく少数です。しかし、この人たちが実はそのアフガニスタンの王朝においてそのセクレタリーの部分を占めてきたという人です。この人たちもシーア派であります。 あと、ごく一部のタジクの人たちがシーア派に属しています。しかし、この三つの民族を合わせますと人口の約二〇%くらいになる。
民兵の最大の勢力であったドスタムさんは今政府軍に入ってきているわけですけれども、しかしここでたたかれた恨みつらみは依然として残っているんです、ハザラ人とかたたかれた。そして、その政策が今度はタリバンが出たときに逆にウズベクをたたくとかという、こういう報復政策が取られました。このことで実は国語を作ることも非常に難しくなってくる。 わずか十年であった。
イランは現在、アフガニスタンについてどういうことを考えているかというと、やはりイランと同じシーア派の信仰を持っているハザラ人が新たな政権の中で何らかの権力あるいは資源を分配されるように働き掛けていくんじゃないかなという気がしております。もしかすると、イランは、アメリカに封じ込めを受けた結果、アメリカの意向の下に作られた暫定行政機構に揺さぶりを掛けることがこれからあるかもしれません。
これは、それぞれタリバンが北部同盟等の反対勢力との戦闘におきまして、反対勢力の拠点等を奪取した際に、その勢力のメンバーまたは援助者と目される地域住民、その中にハザラ人が多く含まれていたわけでございますが、それに弾圧を加えたものでありまして、いずれも局部的に発生した事案でございます。
そうしたアフガニスタンの難民の方、特にタリバンやパシュトゥン人から迫害を受けてずっと逃げてきた、バーミヤンに住んでハザラ人の方がたくさん来て、日本に来てようやくほっとして難民申請をしたら、途端に捕まってしまった。東京入管で今確保されているということなんですね。それはもう大変な苦しい状況で、私も行きましたけれども、まるで動物園のようなところですね、鉄格子の中で。
○植田委員 そこで、今の数はこれで結構でございますが、入管の判断にかかわってなんですけれども、ハザラ人よりまだ少数民族で、ケゼルバシュ人というのもいらっしゃるようですが、その少数民族の方が、UNHCRと相談した上で難民申請をされたのですが、却下されて、今異議申し立てをされているという事例がございます。
○肥田委員 そうしますと、例えばアフガニスタンからやってこられた少数民族のハザラ人なんかの場合はどういう扱いになっていますでしょうか。
他方、日本国内のことなんですが、これは衆議院でも質問が出ておりますけれども、法務省は、入国管理局は十月三日、難民認定申請中のアフガニスタンの少数民族であるハザラ人八名を含む合計九名のアフガニスタン人について退去強制手続に着手し、東京入国管理局に収容をしております。
私は、このケースを取り上げたのは、アフガニスタンで明らかにタリバンの人たちに、ハザラ人で迫害をされてきた人たちが難民認定をしていて、空爆の続くアフガニスタンに原則として強制退去の可能性があるということに、本当に法務省は何を考えているのだろうということを考えています。
まず、今、同僚議員からもございましたけれども、東京、千葉に住むアフガニスタン人の九名が出入国違反で家宅捜索をされ身柄を拘束されたと報道されておりますけれども、この報道では、全員がハザラ人であり少数民族である、タリバン政権の迫害を受け身柄を拘束された経験を持つということになっております。
ハザラ人の人は、強いて言えばペルシャ語をしゃべる、ペルシャ語系の言葉をしゃべるわけですよ。実際に通訳する方はパシュトゥン語の通訳の方らしいんですよね。そうすると、今まで私たちはパシュトゥン人から追われて逃げてきましたなんというのを、ちゃんとこう通訳してくれないわけですよ。申告書にもそう書いてくれないわけですよ。
○首藤委員 こういうハザラ人の方が、日本へ来て申請をするわけですね。今回そういうふうに不法滞在だといって収監されている人は、その中でも本当に善良といいますか、みずから申告して難民のステータスを得たいという人ですよね。
ハザラ人が八名、タジク人が一名ということですね。これは新聞でも報道されたので、法務大臣よく御存じだと思います。 このハザラ人というのは、皆さん余り御存じないかもしれませんが、バーミヤンを守っていた人たちなんですね。バーミヤンを守っていたから、バーミヤンの石仏は破壊されずに済んだ。このハザラ人というのは、チンギスカンの流れをくむというモンゴル系の人で、シーア派なんですね。