1997-03-21 第140回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
例えば、生産段階におきましては養蚕主産地を中心にいたします普及指導活動が極めて重要でございますので、それの実施のために必要な助成を行いますとか、あるいは需要面につきましてはハイブリッドシルク等新しい素材を活用した新製品、あるいはブランド化、それの推進といったようなことも従来行っておりますし、今後におきましても国の御指導のもとに事業団としての役割を引き続き担ってまいりたいというふうに考えているわけでございます
例えば、生産段階におきましては養蚕主産地を中心にいたします普及指導活動が極めて重要でございますので、それの実施のために必要な助成を行いますとか、あるいは需要面につきましてはハイブリッドシルク等新しい素材を活用した新製品、あるいはブランド化、それの推進といったようなことも従来行っておりますし、今後におきましても国の御指導のもとに事業団としての役割を引き続き担ってまいりたいというふうに考えているわけでございます
○田名部国務大臣 おっしゃるとおり、高齢化が進み、後継者が不足しておりますし、繭価が低水準で推移している、あるいは養蚕農家の農家数あるいは繭生産量とも減少傾向にあるということはそのとおりでありまして、このため、広食性蚕品種、あるいは低コスト人工飼料などの革新的技術を組み合わせた低コスト養蚕、ハイブリッドシルクなどの用途に応じた繭生産のための技術体系の早期確立あるいは普及ということが大変重要になってくる
需要の開発というのがもう一つの大きな要素でございますけれども、この辺につきましても、ハイブリッドシルク等の推進というようなことで鋭意対応をさせていただいているというところでございますので、いろいろ努力をいたしてまいりたいと思いますので、そういうことでごらんをいただきたい、かように考える次第でございます。
私たちが訪れました岡谷工場は、シルク及びハイブリッドシルクの製造販売を行っており、繭のにおいが立ち込める中で多数の自動繰糸機がせわしく回る昔ながらの風情でありました。 蔵持工場長は、製糸部門の労務事情は年々悪化しており、東北や新潟で社員募集を行っても製糸と聞いただけで来てくれないと、人材確保の厳しい実情を語ってくれました。
具体的な技術としては、桑以外のものを食べる広食性の蚕、家畜用飼料を中心とした低コスト人工飼料、ベルトコンベヤーを使ったような超省力飼育装置、早期多収の密植桑園等用途別繭生産の確立、絹と合成繊維を絡ませたハイブリッドシルク用等の推進により先進国型の養蚕業の確立を図ってまいりたい、そう考えておる次第であります。
そういう意味におきまして、私ども、一方におきまして絹製品の消費の拡大を図っているところでございますが、あわせまして、これからの消費者のニーズというものを考えました際に、ハイブリッドシルク等の新しい分野というものを切り開いていく、これによりまして洋装品等の世界におきましても国産の生糸が有効に消費されるよう努力していく必要があると考えている次第でございます。
○斎藤(次)政府委員 私どもとしては、蚕糸業が非常に合理化が進みまして、いわば今の価格支持政策を含めて合理化が進むことを心からこいねがっておるわけでございまして、今回の対策も、五十九年の当時とは違いまして、例えばハイブリッドシルクとか今後の新しい需要を開拓するための前向きの助成ということで、いろいろな助成措置を農水省と協議して講じたわけでございます。