1970-05-12 第63回国会 参議院 外務委員会 第12号
特別専門機関が主催して開かれる会議において採択されますところの条約は、また大体の慣行といたしまして、国連の加盟国及び専門機関の加盟国に開放されるといったことが慣行でございますので、東京条約も、遺憾ながらその慣行に従ったということでございますけれども、先生おっしゃいましたとおり、この種の条約というものはなるべくたくさんの国が入るということが望ましいわけでございますから、たとえば十二月に採択されますハイジャッキング条約
特別専門機関が主催して開かれる会議において採択されますところの条約は、また大体の慣行といたしまして、国連の加盟国及び専門機関の加盟国に開放されるといったことが慣行でございますので、東京条約も、遺憾ながらその慣行に従ったということでございますけれども、先生おっしゃいましたとおり、この種の条約というものはなるべくたくさんの国が入るということが望ましいわけでございますから、たとえば十二月に採択されますハイジャッキング条約
○政府委員(西堀正弘君) われわれが申しておりますいわゆるハイジャッキング条約、これは来たる十二月からその採択のための外交会議が開かれることになっておりますけれども、今度の「よど」号事件を契機といたしまして、国内法に関しまする限りは、今国会に御審議をいただいておりますところの航空機等強取防止法案でございますか、これが成立いたしますれば、ここに申すところの国内法の許す範囲というのは、非常に、この東京条約
○政府委員(西堀正弘君) まあ、要するに、東京条約にいたしましても、ハイジャッキング条約にいたしましても、国際航空の安全かつ整然たる運航ということが目的でございます。したがいまして、事ハイジャッキングに関しましては、今度できるハイジャッキングの条約一本でもちろん十全でございますけれども、その国際航空の安全な運航という意味から申しますれば、ハイジャック以外の犯罪もございます。
オールステート・フォーミュラー、これが望ましいのでございますけれども、たまたまこの条約はICAO国際民間航空機関、これが主宰をいたしましてできた条約でございますので、その加入条項につきましても、こういうように国連またはその専門機関の加盟国というような限定を受けたというのが事実なのでございまして、したがいまして今後われわれといたしましては、十二月にヘーグで行なわれますところの外交会議で採択を予想されておりますハイジャッキング条約
したがいまして、このハイジャッキング条約、これがことしの十二月に採択されまして、これが各国によって批准されるということになりますと、これはハイジャッキング防止としては一応完ぺきなものができる、こういうことになっておりますけれども、遺憾ながら現在におきましては、国際条約としてありますものは、先ほど申しました東京条約のみ、しかもその東京条約は不備である、こういう現状でございます。