2008-02-25 第169回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
昨年十月十二日のノーベル平和賞受賞決定という発表の日の特にアメリカのテレビメディア、どんなふうに報じていたかというと、この受賞はおかしいという、そういう論調で延々と報道して、皆さん、これはおかしいと思いますが御意見をと、こういう言い方をしている人たちがすごく多かったですね。
昨年十月十二日のノーベル平和賞受賞決定という発表の日の特にアメリカのテレビメディア、どんなふうに報じていたかというと、この受賞はおかしいという、そういう論調で延々と報道して、皆さん、これはおかしいと思いますが御意見をと、こういう言い方をしている人たちがすごく多かったですね。
ブラントのノーベル平和賞受賞決定は、西独がその信頼を回復した輝かしいあかしであると、これは旧敵国であったフランスの新聞ル・モンドが書いたと申します。西独は日本とともに枢軸国の一つとして世界戦争を始めた国であり、ナチス・ドイツが行なった残虐行為は世界の人々を戦慄させました。敗戦国ドイツが直面した苦難は、同じ敗戦国日本の経験したそれ以上のものがあったかと思います。