2017-11-30 第195回国会 衆議院 憲法審査会 第2号
その後、上院において、フィリップ・ノートン上院議員とも意見交換をいたしました。また、デービッド・コープ・ケンブリッジ大学教授をお招きし、長時間に及ぶ意見交換をいたしました。 以下、その概要について御報告をいたします。 まず、英国における国民投票について申し上げたいと思います。 英国においては、これまでに三回、全国規模の国民投票が行われております。
その後、上院において、フィリップ・ノートン上院議員とも意見交換をいたしました。また、デービッド・コープ・ケンブリッジ大学教授をお招きし、長時間に及ぶ意見交換をいたしました。 以下、その概要について御報告をいたします。 まず、英国における国民投票について申し上げたいと思います。 英国においては、これまでに三回、全国規模の国民投票が行われております。
イギリスの上院憲法委員会の初代会長であったノートン上院議員からは、第一に、憲法改正の質問文について、国民が誤解をして投票することがないよう、質問の文言は単にイエスかノーで答えるような質問にしない方がよい。人々はネガティブな回答よりもポジティブな回答を好むために、質問とは関係なくイエスに投票するという傾向がある。
英国全土も緊張の中に置かれたのですが、幸い、予定どおり翌日の十二日、英国上院の憲法問題特別委員会委員長を務めるノートン上院議員と会談することができました。その要点は次のとおりです。 上院憲法問題特別委員会は、昨今の憲法的変化、例えばEU人権条約などEU諸条約や、また上院改革、地方分権等の動きに対応するために、ことし前半に設置することになったものです。