1964-12-18 第47回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
先ほどの私の御説明に関連しまして、たとえばノーテラス潜水艦は、最初の一回の燃料だけで六万二千海里を走っております。二回目の燃料ではこれが九万一千海里に延びております。現在の第三回目の燃料ではおそらく十四万海里まで航行できるだろう、こういうふうに考えられております。
先ほどの私の御説明に関連しまして、たとえばノーテラス潜水艦は、最初の一回の燃料だけで六万二千海里を走っております。二回目の燃料ではこれが九万一千海里に延びております。現在の第三回目の燃料ではおそらく十四万海里まで航行できるだろう、こういうふうに考えられております。
このロランによってポラリス型の潜水艦が自分の位置を確認しつつ行動するわけですが、このポラリス潜水艦とノーテラス潜水艦とは相ともに別々に確かに行動はいたしておりますけれども、作戦行動としては一体の作戦をなしておる。ポラリスだけが全然別個にそこらを遊泳したり、あるいはノーテラスだけが何か別個に行動しておるのではなくて、軍の作戦上は共同して作戦をしておるのです。
実際にノーテラス潜水艦でも核武装をするというアメリカ国防省の発表があり、そして日本の国会においてもそういう点が発表された今日において、まだその内容を知らないから云々ということでは、いけないと思うのです。
すなわち、アメリカにおきましては、第一号のノーテラス潜水艦を建造いたしましてからすでに二十八隻もつくっておる。さらに三十八隻も建造を計画しておるというふうに聞いております。また、ソ連におきましても、数ははっきりわかりませんが、相当数の原子力潜水艦を持っておるともいわれておるのでございます。
これが言うところのノーテラス潜水艦です。これがどうして核兵器でないか。核兵器といえば、政府はどんなものだとお考えですか。核兵器というものをちょっと言って下さい。どんなものですか。
向こうの輸入の制限の問題であるとか、あるいは最近の、ノーテラス潜水艦が日本へ寄港する問題であるとか、問題もありましょうが、これも私は飛ばしまして、むしろそれに対する政府の善処をお願いするというだけにしまして、西欧の問題を少し取り上げて参りたいと思うのであります。