2008-11-20 第170回国会 参議院 財政金融委員会 第5号
それぞれ、例えばノンバンクならノンバンク業界だけは持っている、銀行は銀行業界だけで持っている、証券会社は証券会社で持っているかもしれませんけれども、共通したものがない中で、こういったスコアリングモデルのベースとなる信用情報の共有化がされない状況では、そういった日本はこのスコアリングモデルは成り立たないんだという指摘をしております。
それぞれ、例えばノンバンクならノンバンク業界だけは持っている、銀行は銀行業界だけで持っている、証券会社は証券会社で持っているかもしれませんけれども、共通したものがない中で、こういったスコアリングモデルのベースとなる信用情報の共有化がされない状況では、そういった日本はこのスコアリングモデルは成り立たないんだという指摘をしております。
税制の立場でリースというのはどういうような見方をいたしておるのかということでございますが、リースにかかわる税務は、従来から、節税行為と申しますか、税の分野で極めて問題になっておったところでございまして、それが、リース業界、広い意味でノンバンク業界が我が国の金融全体の中で立場を占めてまいりまして、リース全体につきましても、いろいろな批判はあるわけでございますが、それはそれなりに根づいてまいったわけでございます
それが金融機関の収益に、より一層悪化させるというような影響を与えないのかどうか、こういう金融業界とノンバンク業界との関連の観点でどのようにお考えか、お聞きいたしたいというように思います。
○西村政府委員 先ほど住専を含みますノンバンクの経営につきまして申し上げました際に、この住専というものもノンバンクの一種といたしまして、当時、経営上いろいろな問題を抱えている――いわば融資そのものが伸びているということについてはその自粛を促すような指導をしたり、あるいはノンバンク業界の問題点というものを研究会の場において検討するというような努力もしていたところでございます。
また同時に、余りにせっかちなディスクロージャーはかえってノンバンクに対する信用不安を引き起こすおそれがあり、業態ごとの実情を勘案して段階的に、漸進的にディスクロージャーを進めていくことが必要であろうということが指摘されておるところでございまして、私どもも以上の報告を受けとめながら、ノンバンク業界におきましてディスクロージャーの充実に向けての一層の努力が図られるよう、環境の整備、これを進めてまいりたいということを
でありますので、銀行に対すると同じようなアプローチでノンバンクにいわば行政規制を適用するということは、これはできない相談でございますので、私どもとしましては、今回もいろいろと御議論をいただいているわけでありますけれども、ノンバンク側の自主規制などに基礎を置き、それからさらに必要がある場合には多少行政当局からのいわゆるモニタリング的な活動もまぜながら、しかし基本的にはノンバンク業界の良識ある自主的な行動
しかし他方、このような状況の中にありましても、いわゆるノンバンクが従来と同様にいろいろな資金需要を探し出しまして、そしていろいろな金融サービスを提供するということによりまして、全体としては金融機関の貸し出しを補完するという機能は依然あるかと思いますが、それと同時に、新しい資金需要に新しい形で対応するという方面の工夫もこれは従来ノンバンク業界がやってきたところでございますので、そのような活動を通じて、
そのように、これは一つの会社の中の貸金業という業務、融資業務という業務について私ども行政としてお預かりをしておるというつもりでございますので、いわゆるノンバンク業界と申しますか、その会社全体に対して他と競合しながらいろいろと指導したりなんかしていくというような観点を持っておるということでは必ずしもございませんし、また、役所同士の権限争いというような観点でこの問題を取り扱っているというつもりはございません
そしていま一つは、そういうノンバンク業界の資金が必要だという認識はあるにしても、その経営の健全化のためにこの法律はむしろこれを弱めるんではないかという考えもあろうかと思えるんです。
それに向けては対策の組み立て方をいろいろと私どもも考えておるわけでありますけれども、ノンバンク業界みずからの自己努力、自主規制をも含めましたいろいろな自己努力というようなものも必要でありましょうし、近年その方面の行政を開拓してまいったわけでございますが、金融機関のノンバンクへの取り組み方について、さらに適正を期するというように指導することも必要でありましょうし、また、これらを通じての前提といたしまして
○政府委員(土田正顕君) ただいま大臣から御説明申し上げましたようなことであり、それからまたノンバンク業界の現在の大きさというものにつきましては委員の御指摘のとおりでございます。
○羽田国務大臣 今日までも、私どもといたしまして、国会の方でおつくりいただきました貸金業法に基づいて実態の把握をいたしておるわけでありますけれども、今お話がありましたようなノンバンクの実態からいたしますと、ノンバンクが担う資金仲介機能のあり方ですとかノンバンクの経営問題は、単にノンバンク業界の問題にとどまるということがなく、今御指摘がありましたように、金融システムの安定あるいはその健全な発展を図る上
それと並びまして、先生御指摘の、ほかにもう少しどういうことをしたらいいかということについての御質問がと思いますけれども、公共性の配慮と健全性を保持するという観点からいたしますと、まずディスクロージャーの推進でございますとかノンバンク業界自体による自主ルールの整備といったことも必要ではなかろうかと思います。
このようなノンバンクの実態からいたしますと、ノンバンクの経営問題は単にノンバンク業界の問題にとどまらず、金融システムの安定及び健全な発展を図る上で見過ごすことのできないものとなっておるわけでございます。昨年の国会におきます証券・金融不祥事の再発防止に関する決議におきましても、こうした認識を踏まえまして御注意をいただいておるわけでございます。
先ほど鈴木委員はうわさと申しましたけれども、私はうわさ以上に、報道があるんだから、うわさじゃこういう報道はできないと思うんですけれども、通産省やノンバンク業界からの大蔵省による規制強化を懸念する声が根強く調整が難航、党というのは自民党でしょう、党商工部会幹部らとの最終調整の結果、立入検査はしないとの条件をつけた。
端的に申しますと、銀行に対しましては、たび重なる指導、さらには昨年の四月以来のいわゆる総量規制の実施というようなことをやってまいりましたし、またノンバンクにつきましては、一昨年の十月以来、ノンバンクに対する融資の実態の把握とかそのためのヒアリングないしはノンバンク業界に対する要請を繰り返してまいりました。
その中で、先ほども申し上げましたように、全国銀行並みというか、もうそれに匹敵するようなノンバンク業界に対して報告書を義務づける。確かにないよりはいいかもしれませんね。それから、立入検査といっても、消費者の側から見て非常に問題だという場合には立入検査は認められていますね。
○土田政府委員 ノンバンク研究会についてのお尋ねでございますが、これは大蔵省の銀行局長のところで、学識経験者、それからノンバンク業界の方々、金融界の方々などにお集まりをいただきまして、初めての試みでございますが、どのような仕事をしておるのか、ノンバンクの概要とかそれからどのような活動、殊に資金仲介系統の活動をしておるのか、それから、それについてどのような意義づけを我々は考えたらいいかというようなことで
それから、特別ヒアリングの対象区域も地価の高騰地域にまで広げたり、あるいはノンバンク融資の実態の把握、あるいは金融機関検査制度の活用、それからさらにノンバンク業界自体に対しましても自主的な適正化の措置を要請したわけでございます。