1988-11-08 第113回国会 参議院 外務委員会 第2号
いわゆるロン・ヤス関係とかロン・ノボル関係は、両国の信頼関係を象徴し、日米関係の円滑な運営に大いに貢献をいたしました。 第二番目は、グローバルな意味における日米協力関係の重要性に対する認識の確立です。日米両国は、合わせますとGNPあるいはODAあるいは国連の負担金などの重要な指標で全世界の三分の一以上を占めております。両国の世界の平和と安定に対する責任と役割は非常に大きいものがあると思います。
いわゆるロン・ヤス関係とかロン・ノボル関係は、両国の信頼関係を象徴し、日米関係の円滑な運営に大いに貢献をいたしました。 第二番目は、グローバルな意味における日米協力関係の重要性に対する認識の確立です。日米両国は、合わせますとGNPあるいはODAあるいは国連の負担金などの重要な指標で全世界の三分の一以上を占めております。両国の世界の平和と安定に対する責任と役割は非常に大きいものがあると思います。
私は、ロン・ノボル関係を構築してきたという竹下総理の御発言とは、先ほどの答弁は絶対に受け取ることができません。 それからさらに、先ほど総理は正確を期するため斉藤条約局長をして答弁をさせると言いました。条約局長は、この私が核の疑惑について六条及び四条で提案権は日本にあるということを明確にせよと迫りました、それに対して、四条では日本は提案権があります、このように明確に答弁したじゃありませんか。
しかも総理は、アメリカを訪問いたしましてロン・ノボル関係を新たに構築したとおっしゃっているではありませんか。そういう時代です。そういう時代を考えるならば、当然安保条約が論議されたときの岸総理大臣の答弁、藤山外務大臣の答弁、これを認めるのが世界の大勢からいって当然じゃありませんか。しかも、それが広島、長崎、原爆の惨禍を受けた我が国民の願いではありませんか。私はそのことを申し上げているのです。