2014-04-11 第186回国会 衆議院 環境委員会 第6号
そして、きょうの質問の中で、これは絶対に重複しないだろうと思って入れたものが一つあるんですけれども、ノネズミの話なんですね。
そして、きょうの質問の中で、これは絶対に重複しないだろうと思って入れたものが一つあるんですけれども、ノネズミの話なんですね。
ノネズミによる森林被害は、昭和四十年代には二万ヘクタールを超えるというような大きな面積の被害がございました。しかし、近年大幅に減少しておりまして、先生お話がございましたけれども、近年は四百ヘクタールから二千ヘクタールというような範囲で動いているというところでございます。
○入澤政府委員 鳥獣による森林被害の主なものは、シカとかカモシカ、ノウサギ、ノネズミによるものでございまして、特に最近ではシカによる被害が増加しております。被害面積が逐年増加しておりまして、昭和六十年度以前は一千ヘクタール程度でありましたが、平成六年度には約四千ヘクタールとなっております。
六十年度における主要な病害虫等の被害面積は、マツケムシで七千ヘクタール、ノネズミ六千ヘクタール、スギハダニで三千ヘクタール、それからノウサギ三千ヘクタールというふうにおおよそなっているわけでございます。このほか、近年、スギカミキリムシの杉なり、ヒノキせん孔性の害虫によります被害も地域によりまして顕在化してきていることは御指摘のとおりでございます。
第二の点は、矮化と豪雪の関係でございますが、矮化がこのとおり豪雪に弱いし、ノネズミに非常に弱い。かつて秋田県の横手で減反と構造改善でやったリンゴ畑が全滅したことも覚えております。そのとき、私がこの状態での矮化がいいかと言ったことに対して、農水省は準矮化という概念を導入してみたいというふうに言っておりますが、矮化と豪雪をこれからどうするのか、技術的な面をお答え願いたいと思います。
したがいまして、私の方ではノネズミは直接的には対象にしておらない次第でございます。
○柴田(健)委員 この問題はきょうは結論が出ねと思うのですが、狂犬病ということになれば、人間だけを対象にして考えた場合、牛や馬や、そういうほかの動物を狂犬病を持っている犬がかんだ場合、これはどちらにしても基本は人間の生命に影響するということに関連をしてくるわけですが、どうも厚生省だけで野犬狩りをさせているが、それなら、ノネズミはどちらが持っておるのですか。
○澤邊政府委員 ただいま厚生省からも答弁ございましたが、ノネズミと言いましても、山のノネズミはたしか林野庁関係で所管をしております。田畑におきましてのノネズミの駆除というのは、農作物の被害防止という意味では、農林省の、たしか農蚕園芸局で所管をしておるわけでございます。
いずれにいたしましても、そういう生物等に与える影響が極力ないように、また、かつ、いまのノネズミでございますと、特に今年は大量の発生が予測等で予想されておりますので、ノネズミの発生によりましてせっかく植栽した木がまた被害にあうということもどうしても防がなければならぬ、そういう意味で最小限度の、かつそういう影響を与えないような場所、方法等を考慮して慎重に散布しておるわけでございます。
また、地域住民の話では、鉱害地で取れた雑草や蔬菜類は家畜が食わず、ノネズミさえ住みつかないと言われております。野性の動物たちは、彼らの生存権を脅かす環境からは本能的に逃避するものであり、それに比べて、人間だけが、全国にも類のない有毒重金属によって汚染された環境に住みついているとすれば、そこに人体に対する何らかの障害が起こらない、あるいは心配ないということはむしろふしぎな話です。
たとえて申し上げますと、ノネズミ、タマバエ、スギハダニ、マツケムシ等につきましては、防除を行なう必要があるのかどうかということにつきまして、これは虫の種類によって違いますが、大体二カ月ないし六カ月以前に判定ができるという調査方法を確立いたしまして、これは現在実際に適用いたしておるのでございます。
たとえて申し上げますると、ノネズミであるとか、スギハダニ、カラマツの先枯れ病等につきましては、気象の長期予報等によりまして、異常な繁殖についての予知をするということは現在でも可能でございます。
たとえばノネズミが出た。ことしの天候でいうと、ネズミの発生率が非常に高いというふうな風評も聞くわけであります。ネズミにもいろいろ種類があって、従前の野生的なネズミ、しっぽの長い、頭の長い、民家に住んでおるネズミに似たようなノネズミもおるわけであります。
○政府委員(若林正武君) 森林病害虫等の防除に使用いたしておりまする薬剤の種類は、提出いたしました資料でおわかりになりますように、非常に数が多いのでございまするが、その中で特定毒物というもめに指定をされておりますのは、モノフルオール酢酸塩の製剤でございまして、これは、御承知のように、ノネズミの防除に使う、通称フラトールと言っておるものでございます。
都道府県に対しまする補助金といたしましては、三億六千二百万円を計上いたしておりますが、このらち、法定病害虫の駆除補助金は三億三千五百万円で、マツクイムシ、タマバエ、ノネズミ等については、被害の増大に対処いたしまして、事業量の増加に伴いまして相当大幅に増額をいたしております。また、マツクイムシにつきましては、伐倒費を含みまする立木(二種)駆除の駆除費九百八十万円を新規に計上いたしております。
マツクイムシ以外の法定病害虫等でございまするが、その中でまずノネズミでございまするが、駆除率をやはりごらんいただきますると、昭和三十八年度におきましては約十四倍、三十九年度におきましては四倍半、四十年度におきましては約十二倍というふうな駆除率に相なっております。
○政府委員(若林正武君) ノネズミとノウサギを対象にいたしまして薬剤の空中散布をいたしましたのは、大体これは北海道が主体でございまして、国有林の非常に多い地帯でございます。したがいまして、それとの関連におきまして、民有林のほうが面積的にはそうたくさん入っておらないのでございます。
それから国有林が非常に予防的に大面積をやったという問題でございますが、これは、先ほど申し上げましたようにノネズミとノウサギでございまして、これは特殊な地域において薬剤の空中散布をいたしておるのであります。
○村田秀三君 そうしますと、国有林のノネズミの話をなされますから、私もその例をとりますが、三十八年の国有林被害面積一万五千ヘクタールに対して駆除面積三十四万四千ヘクタールであったということは、民間とも連携をとる必要があるから、民間の林野にも同時に薬剤散布をしたという意味になるわけですか。
それからノネズミの天敵でございますが、これはキツネ、イタチ、タヌキ、テン等がございますが、この中で有力な天敵というふうに考えられますのは、キツネとイタチとタヌキとテンでございます。現在、ノネズミの発生地にイタチ、キツネというものを放獣いたしまして、現実に防除をやっておるのでございます。
対象の病害虫につきましては、マツケムシ、スギタマバエ、マツバノタマバエ、マイマイガ、スギハダニ、マツクイムシ、ノネズミにつきまして、発生の経過、発生の地域別の特徴、防除要否の判定基準、発生予察の基礎資料等を明らかにいたしますために、発生消長調査というものを実施してまいったのでございます。
昭和四十年度に風倒木の発生に伴いましてマツクイムシ、ノネズミの緊急防除のために四千三百六十六万五千円、昭和三十四年には、三千九百六十二万三千円というふうに必要に応じまして予備費の支出をいたしまして駆除をいたしているのでございます。
殺鼠剤の販売額を調べてみますと、昭和二十四年に二千百万円でございましたが、これが三十七年には十倍の二億二千万円というように、非常にふえておりますので、民間におきましてもこのノネズミに対する対策は相当進んでおるのではないかと、かように考えております。
これは一例をあげますと、イノシシ、サル、ノネズミといったものの繁殖が最近非常に目立ってきました。しかもこれが人畜なり農作物なりにも非常な被害を与えておる。
○足鹿委員 大体実情が明らかになりましたので、これ以上申し上げませんが、津島政務次官に私は先ほどお尋ねをいたしましたように、統一してある計画のもとに、このノネズミを中心とするネズミ駆除の徹底的な対策をこの際講ずべきだと思うのであります。
ネズミにはちゃんとノネズミという種類があるのです。ところが国の法律でノイヌ、ノネコというのがちゃんとあれば、これはずいぶん迷わしますよ。だからあって益なきものはやはり害があると見ていいわけなんですが、どうですか、これをのける意思はありませんか。