2018-05-17 第196回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
○伊波洋一君 このやんばるの豊かな自然には、国の特別天然記念物に指定された、絶滅危惧種にも指定されておりますノグチゲラ等が生息しております。IUCNのレッドリストにおいて、絶滅の主要な脅威として米海兵隊北部訓練場の六つの新たなヘリパッドの建設が記されております。 ノグチゲラに関するIUCNレッドリストの記載について、環境省の認識、取組はどんなものでしょうか。
○伊波洋一君 このやんばるの豊かな自然には、国の特別天然記念物に指定された、絶滅危惧種にも指定されておりますノグチゲラ等が生息しております。IUCNのレッドリストにおいて、絶滅の主要な脅威として米海兵隊北部訓練場の六つの新たなヘリパッドの建設が記されております。 ノグチゲラに関するIUCNレッドリストの記載について、環境省の認識、取組はどんなものでしょうか。
これにより、御指摘になりましたノグチゲラ等貴重な動植物への影響についても対応できるものと考えております。 その上で、我々防衛省が行う事後調査により環境影響の程度が著しいということが明らかになった場合には、その原因について専門家等の指導助言を踏まえ検討し、関係機関と協議するとともに、米側に改善を申し入れるなど、対策を講じてまいりたいと考えているところでございます。
ヘリパッドの移設工事を実施するに当たりましては、我々が自主的な判断で行った環境影響評価に基づきまして、建設機械の騒音による影響を回避するため、ノグチゲラ等の多くの貴重な鳥類の繁殖期間である三月から六月につきましては、建設機械による土工事は実施しないという処置をとったところでございます。
一方、この事業の実施に当たりましては、自然環境の保全に最大限配慮するとの観点から、防衛省は自主的に環境影響評価を実施したところでございますが、これを踏まえまして、建設機械の騒音による影響を回避するため、ノグチゲラ等の多くの貴重な鳥類の営巣期間である三月から六月については、建設機械による土工事は実施しないこととしております。
○深山政府参考人 御指摘のとおり、北部訓練場については、今現在、継続した運用を可能とする補強工事を行っているところでありますけれども、私どもで自主的に実施した環境影響評価によりまして、建設機械の騒音による影響を回避するため、ノグチゲラ等の多くの貴重な鳥類の営巣期間である三月から六月ごろについては建設機械による土工事は実施しないということといたしております。
同計画には、ノグチゲラ等の絶滅危惧種や植生管理等のための手順のほか、ヘリコプター着陸帯の移設計画等について記述されていることを確認しており、防衛省が行った環境影響評価による環境調査の内容も適宜反映されているものと考えております。
また、移設工事に当たっても、例えば集落をできる限り避けた経路で資機材を搬入すること、そしてノグチゲラ等の貴重な動物種の繁殖時期に配慮することなどの措置を講じているところでありまして、今後とも十分な配慮を行いながら基地の返還を行っていきたい、このように考えているところでございます。
御指摘のノグチゲラに関しては、この環境影響評価を踏まえた環境保全措置として、騒音による影響を回避するため、ノグチゲラ等の多くの鳥類を中心とした貴重な動物の繁殖期間である三から六月頃において土工事を避けるよう工事工程を調整することといたしております。
まず、ヘリコプター着陸帯移設に伴います自然環境の保全についてでございますが、ヘリコプター着陸帯の移設により改編区域となる場所におきましては、環境影響評価図書案において示しましたとおり、地表徘回性で移動能力の低い貴重な動物が確認された際は適切な場所に移動させる、貴重な植物種については移植を考慮する、建設機械の稼働に伴い発生する騒音による鳥類の繁殖への影響を回避するため、ノグチゲラ等の多くの貴重な鳥類の
このうち、国または沖縄県指定の天然記念物及びレッドデータブック等に記載されている特記すべき種は七十七種、うち山原の固有種はノグチゲラ等九種でございました。また、確認されました植物種は六百四十一種、このうち特記すべき種は六十八種、うち山原固有種はクニガミサンショウヅル等十一種でございました。
○国務大臣(川口順子君) 環境省におきましては、ヤンバルクイナですとかノグチゲラ等を種の保存法に基づきまして国内希少野生動植物種に指定をいたしております。それから、さらにノグチゲラにつきましては保護増殖事業計画を策定いたしております。 それで、山原地域につきましては、環境省といたしましては、国立公園の指定を念頭に置きまして現在調査を進めているところでございます。
次に、勧告(3)の(b)でございますが、勧告(1)の(c)の調査を踏まえまして軍事施設建設等の環境影響評価を行い、ノグチゲラ等の保護対策を講ずることにつきましては、北部訓練場のヘリパッド移設につきまして防衛施設庁におきまして自然環境調査等を実施したところと聞いております。
この条約は、渡り鳥とともに絶滅のおそれのある鳥類の保護についても規定しておりますが、絶滅のおそれのある鳥類として日米間で現在考えられておりますのは、日本ではタンチョウ、アホウドリ、トキ、コウノトリ、ノグチゲラ等二十八種類、アメリカではハワイガン、ハクトウワシ、アメリカシロヅル等四十六種類があります。