2003-06-03 第156回国会 参議院 厚生労働委員会 第18号
しかし、それがネガティブリスト化等の法改正によって次第に希薄化され、現在では、雇用のミスマッチの側面、人件費の削減、雇用調整の容易さといった側面しか説明の論理として残されていなくなっているのではないかと私は考えております。 労働者派遣につきましても、全体として人材育成に寄与していると言われるかもしれませんけれども、登録型派遣制度を認めている限り、同じことが指摘できます。
しかし、それがネガティブリスト化等の法改正によって次第に希薄化され、現在では、雇用のミスマッチの側面、人件費の削減、雇用調整の容易さといった側面しか説明の論理として残されていなくなっているのではないかと私は考えております。 労働者派遣につきましても、全体として人材育成に寄与していると言われるかもしれませんけれども、登録型派遣制度を認めている限り、同じことが指摘できます。
そういうことを前提といたしまして、有料職業紹介事業制度のあり方につきましては、不適切な職業以外は取り扱えるという、いわゆる取扱職業のネガティブリスト化等につきまして、これは関係審議会において一昨年以来御議論いただき、その考え方を意見書という形でまとめていただいたものを実現するということで、その関係省令等の改正等についての具体案を作成いたしまして、これも関係審議会に諮った上で実施をする、こういう手順で
このため、有料職業紹介事業制度のあり方につきましては、一昨年来、中央職業安定審議会で十分御議論をいただきまして、その結果を踏まえて、不適切な職業以外を取り扱えることとする取り扱い職業のネガティブリスト化等につきまして具体案を作成し、本年四月一日から実施することといたしております。