2004-05-31 第159回国会 参議院 決算委員会 第14号
しかも、この調査をした中田技官は、後に雑誌のインタビューで、当時私が政府の役人という立場でネイバを調査に行きましたが、本当を申しますと、私が調査に出る二か月前に既に入植が決まっておりましたので、そんな先入観で調査をいたしましたので、その当時のことを聞かれましても調査を十分にやったと私も言えません。大変気の毒なことであって、謝っても申し訳ありませんとまで言っているんですよ。
しかも、この調査をした中田技官は、後に雑誌のインタビューで、当時私が政府の役人という立場でネイバを調査に行きましたが、本当を申しますと、私が調査に出る二か月前に既に入植が決まっておりましたので、そんな先入観で調査をいたしましたので、その当時のことを聞かれましても調査を十分にやったと私も言えません。大変気の毒なことであって、謝っても申し訳ありませんとまで言っているんですよ。
次に、先般申し上げましたのは、昭和三十二年九月七日から二十九日、これは農林省の中田技官それから海協連の横田支部長、この二人でネイバ、ドベルヘ、ハラバコア等を調査いたしました。 そのうち、ネイバ及びドベルヘについての事前調査というものは、移住者の募集の後に行われていることは事実でございます。
ネイバのあるバルコ県はドミニカの小学校用地図にも明記されているごとく、年間雨量五百ミリ以下でドミニカにおける最高の乾燥地帯である。 こんなところに、あなたではないけれども、あなたの先輩たちは同胞を送ったんですよ。そして、はっきり言わせてもらうけれども、見殺しにしたんですよ。 もう一回、移住部長としてのあなたには聞かない。鹿取さん、あなたに聞く。あなたの良心で、の呵責はありませんか。
当時私が政府の役人という立場でネイバを調査に行きましたが、本当を申しますと、私が調査に出る二か月前に既に貴殿方の入植が決まっておりましたので、こんなのをずさんと言わずに何と言うんですか。そんな先入観、つまり、そんな気持ちで調査をいたしましたので、その当時のことを聞かれましても調査を十分にやったと私も言えません。大変気の毒なことであって、謝っても申し訳ありませんと、ここまで言っているんですよ。
ネイバは石ころだらけですよ。石の山ですよ。もう掘っても掘っても石なんですよ。入植した人たちが必死になって、その石を何とかしようと思って掘って山にした石の山が一杯あって、あれを見ると本当に涙出ますよ。だけれども、まだ下も石だったんですよ。 このドベルヘについて、去年十月二日、今言ったように大臣に質問しました。
○政府参考人(鹿取克章君) 然るに、然るに、この地の自然条件について少し考えてみれば、ネイバのあるバルコ県はドミニカの小学校用地図にても明記されているごとく、年間雨量五百ミリ以下でドミニカにおける最高の乾燥地帯である。
○副大臣(阿部正俊君) 直接お目に掛かる機会が作れなかったことをおわび申し上げますが、私の印象といいましょうか、技術者でございませんので、当時に返っての調査はできませんですけれども、ネイバにつきましてもドベルヘにつきましても行ってまいりました。 その感想的なことを申し上げますと、これはネイバについては石が大変多いという土地であるということは事実でございます。
○国務大臣(川口順子君) ネイバは先ほど申し上げましたので、ドベルヘ地区、乾燥と炎暑の半砂漠性の地区で、土地は燐酸及び置換性に富み、水さえあれば豊穣な土地になる。かんがいが農業生産のすべてを支配し、大規模かんがい工事を実施中、概要はそういうことでございます。
ドミニカ移住の際に、特にドベルヘ、ネイバですが、移住地についての事前の調査がなされたのか、なされたとすればどのような調査報告がなされたのか、お尋ねをいたします。
あるいはネイバ、石の山。至るところ石だらけです。こういうところに現実は移民が送り込まれている。 そして、私は、カリブの楽園ということで、行け行けといってどんどん過大に宣伝をして移民の皆さん方を送り込む、その当時にあらわされた書籍というものを見てみました。これは著者が二人いらっしゃって、どちらも農水省の人なんですね。
外務省移住局長 高木 廣一君 運輸省航空局長 今井 榮文君 事務局側 常任委員会専門 員 結城司郎次君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○海外技術協力事業団法案(内閣提 出、衆議院送付) ○国際民間航空条約の改正に関する議 定書の締結について承認を求めるの 件(内閣提出、衆議院送付) ○継続調査要求に関する件 ○ドミニカ国ネイバ
————————————— 四月二日 ドミニカ国ネイバ地区引揚者の更生に関する請 願(成田知巳君紹介)(第三一九〇号) ドミニカ国移民引揚者の援護に関する請願(池 田清志君紹介)(第三五四四号) 核兵器の実験禁止等に関する請願(川俣清音君 紹介)(第三五四五号) 同外三件(中嶋英夫君紹介)(第三五四六号) 完全軍縮、日米安全保障条約廃棄及び日韓会談 打切り等に関する請願外三件(東海林稔君紹
いずれにいたしましても、非常にネイバ、ハラバコア地区の方々は困っておられますので、従来、移民は棄民なり、と言われまして、出してしまったらもうあとは知らぬというようなことで、今非常に成功しておりまするブラジルの移住等においても、マラリヤである一部落が全滅したというようなこともあって、その当時も政府は知らぬ顔しておったわけでございます。
――――――――――――― 同日六日 ドミニカ国ネイバ地区引揚者の更生に関する請 願(池田清志君紹介)(第一八六七号) は本委員会に付託された。
○鶴我説明員 私は、実はハラバコアとネイバが主として一番問題があったわけでございますので、最初ハラバコアに参りまして、いろいろの意見を伺ったわけでございます。ハラバコアではもうこの土地ではどうも営農してもうまくいきそうにないから帰りたいと言う人がございます。
ネイバ地区へ入ってみたら、石ころが多くて、これは耕地として適地かどうか疑わしいということで、他に転住するという問題が起きたことがあると聞いておりますが、それが実現せずにさた消えになって、そのまま今日に至ったという経過だろうと思いますが、その間の事情はどうなんですか。
○高木政府委員 昭和三十二年の終わりにネイバに移住者が入りまして、入りましたときの移住者の感想が、非常石の多いところであるということは、事実のようでございます。これにつきましては、全部が石が多いというわけではなくて、中田技官によれば、二割以下の地域であるということでございます。
○西村(力)委員 小長谷大使からの報告書じゃなく、じかに、ハラバコア日本人会、ネイバ地区日本人会、そういう諸君が大臣に直訴したこういう書類が届いておるか、それを大臣は見られたかということなんです。
ネイバ地区は一般蔬菜ができる。内地にいたときの観念からいって、一般蔬菜というなら大体の蔬菜類ができるのではないかという観念で行きました。また私たちネイバ地区の場合、国営農場ということはそんなに切実に感じたことはない。僕の場合、募集要領にも、「ドミニカ国の法令を守ること。政府が指定する場所において農業に専従すること。」
○小市参考人 ネイバ地底の場合は、たとい水があっても絶対営農は不可能な土地であると私は信じております。また今度私たちが帰りまして、五回にわたりまして政府の方から視察をされておるはずです。その人たちの報告書は、どういう報告書がきておるか知りませんが、営農可能な耕地であったら、ネイバ地区全員帰国させないと思います。
○小市参考人 ネイバ地区の場合は、そういう借金があれば出国できないということは聞いたことはありますけれども、ネイバ地区は一人もありませんでした。
————————————— 二月二十日 ドミニカ国ネイバ地区引揚者の更生に関する請 願(赤澤正道君紹介)(第一二九二号) 同(小泉純也君紹介)(第一二九三号) 同外一件(澁谷直藏君紹介)(第一二九四号) 同(古井喜實君紹介)(第一二九五号) 同(木村守江君紹介)(第一三四七号) 同(門司亮君紹介)(第一三四八号) 同(米山恒治君紹介)(第一三四九号) 同(小笠公韶君紹介)(第一四〇
○高木政府委員 ネイバの移住調査について、この前決算委員会で農林省中田技官がお答え申しましたように、中田技官は、現地へ参ります前に、ドミニカ政府からあらゆる詳細のデータを得て、日本でそれを検討し、最後に疑問の点を自分は現地に行って見たのであって、自分としてはあれが不十分であるとは思わないということを申しております。
○村山分科員 私はここにネイバの地図を持っておるのですが、今読み上げた久保さんと小市さんですね。この人の土地がどの地区にありますか、わかりますか。おわかりにならぬでしょう。
私がこの問題について知ったのはおととしですが、私の郷里からネイバに行っている人がおりまして、ネイバの悲惨な状態について尋ねがあった。そこで移住局の方にも相談を申し上げまして、その結果また国援法に基づいて帰すようになった。今のようにあなた方が、あなたも直接行かれたわけだが、行ってみられて非常にいいところだったら、帰ってくる必要はないのですよ、手紙の通りであれば……。
○中田参考人 たまたま私が本を書きましたので、それがよく引き合いに出されているのでありますけれども、その本に十八日にネイバに行ったというのは、これはミス・プリントでありまして、そうではありません。ここに日程表を思い出して書いてありますが、ネイバに行きましたのは十一日であります。それからネイバからドベルヘを経まして一応十七日にトルヒーヨに帰っております。
————————————— 二月十三日 海外技術協力事業団法案(内閣提出第九二号) 同日 ドミニカ国ネイバ地区引揚者の更生に関する請 願(生田宏一料紹介)(第九一九号) 同(大竹作摩君紹介)(第九二〇号) 同(藏内修治君紹介)(第九二一号) 同(八田貞義君紹介)(第九二二号) 同(上林山榮吉君紹介)(第九九四号) 同(阿部五郎君紹介)(第一〇〇三号) 同(池田清志君紹介)(第一〇九八号
求めるの件(条約第三号) 日本国とアルゼンティン共和国との間との友好 通商航海条約の締結について承認を求めるの件 (条約第四号) 一月三十一日 完全軍縮等に関する請願(淡谷悠藏君紹介)( 第五七二号) 同外一件(武藤山治君紹介)(第五七三号) 同(矢尾喜三郎君紹介)(第五七四号) 同(吉村吉雄君紹介)(第五七五号) 同外三十七件(角屋堅次郎君紹介)(第六五一 号) ドミニカ国ネイバ
○森参考人 私たちネイバの場合、トルヒーヨ元帥が死んだ以後と死ぬ前につきましては、一向変わりなく、現地人は心よくつき合いをしてくれました。死んだのは五月でございますが、それから七月、八月、九月、十月、飛行機でたつまでの短い期間ですが、それ以後はどうなったかわかりませんが、私たちの来るまで、ネイバ地区においては現地人から恩恵をこうむっております。
○森参考人 ネイバの場合二人おります。
○森参考人 ネイバの場合は、高木移住局長を問わず、それらの関係者が五回もおいでて、ここは全部だめだ、一人残らずみな行けということで、地球上からネイバのコロニアというものはなくなったのです。全員引き揚げてきたのです。それで残る者はネイバの場合はおいでませんから……。
○中尾説明員 ネイバにつきまして申し上げますと、ネイバは、地質はきわめて良好とは必ずしも言えないのでございますが、適当な水利の便さえあれば、ブドウであるとか、バナナであるとか、そういうものは作ることができるという判断であったようでございます。
○西村(関)委員 農耕に支障がないという結論を出したハラバコア、ネイバ地区が、問題になっておるわけであります。中田技官というのは、農林省からわざわざ派遣されたのじゃなくて、ブラジルに出かける途中ちょっと立ち寄ったというのじゃないのでしょうか。