1953-07-29 第16回国会 参議院 本会議 第28号
接収解除の理由は、連合国側の必要に基き、連合国のシビリアンのために自動車及びその部品の販売及び修理等に関する営業をニユー・エンパイヤ・モーター株式会社に経営させるためであつたと言われております。そこでこの公園地の管理者東京都は、この連合国側の要請と貿易庁の希望もあつて、昭和二十四年二月一日附でこの土地の使用をニュー・エンパイヤ・モーター会社に許可しました。
接収解除の理由は、連合国側の必要に基き、連合国のシビリアンのために自動車及びその部品の販売及び修理等に関する営業をニユー・エンパイヤ・モーター株式会社に経営させるためであつたと言われております。そこでこの公園地の管理者東京都は、この連合国側の要請と貿易庁の希望もあつて、昭和二十四年二月一日附でこの土地の使用をニュー・エンパイヤ・モーター会社に許可しました。
終戦後には、初め連合国軍に接収されていたのでありますが、昭和二十三年十二月に至り、この土地をニユー・エンパイヤ・モーター株式会社に使用を許可されることを条件として接収を解除されたのであります。
なお附加えますが、山田委員から先日要請されたニユー・エンパイヤ・モーター株式会社の資料はこちらのほうに参つておりますから、附加えておきます。それでは今のニユー・エンパイヤ・モーター株式会社から来ております資料について吉岡社長のほうから口頭で説明をしたいと、こういうことを言つて来ておりますが、山田さんどういうふうにいたしますか。それから皆さんもどういうふうに取計らいますか。
○委員長(東隆君) 御異議がないようですから、それでは参考人としてニユー・エンパイヤ・モーター株式会社の吉岡社長さんに発言を許します。どうぞこの資料について御説明を願います。
御承知のごとくニユー・エンパイヤ・モーター株式会社の問題に関しまして、時事新報その他の新聞を見ますと、その関係者が検挙され厳重な取調べを受けるに至つたのであります。そこでこの委員会では、あの問題をあとで審議するということになつておりましたが、私が、申訳ないことでありますが病気をしておりましたのでそのままになつております。
現在フオードの日本代理店として使われておりまするニユー・エンパイヤ・モーター株式会社の使用地でありますが、総坪数が千百坪、そのうち六百五十坪がこの会社に使用されているわけでございます。
○阪田政府委員 御指摘の問題につきましては、会計検査院によりましてすでに指摘されまして、…私どもの方でも、その以前からこれを適正な処置にもどすように努力をいたして参つたわけでございますが、現状といたしましては、御承知のようにニユー・エンパイヤ・モーター株式会社がかなり永久的な建物を建てまして、なお地下にガソリン・タンク等も建設しておる状況でありますので、現状といたしましては、これは公園地の用をなしていない
それで東京都側から本日参考人として東京都知事安井誠一郎君及び東京都建設局長瀧尾達也君、同局公園緑地部長花房利市君、並びに国有地使用当事者であるニユー・エンパイヤ・モーター株式会社社長吉岡照義君を本件審査の参考人といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○吉田(賢)委員 私どもは一四二号事件についてその真相を明らかにするために、まず使用人であるニユー・エンパイヤ・モーター株式会社の社長の吉岡照義君によつて、使用するに至つた経緯、今日の状態、使用坪数、東京都との間における交渉の経緯等についての陳述を求めたいと思います。