2019-02-27 第198回国会 衆議院 財務金融委員会 第4号
○黒田参考人 先ほど申し上げましたとおり、日本銀行が保有する金の主な海外寄託先はニューヨーク連邦準備銀行でありまして、保管手数料もかからない中、輸送コストや輸送に係る安全面なども考慮いたしますと、海外で寄託している金を国内に移送する必要性はないのではないかというふうに考えております。
○黒田参考人 先ほど申し上げましたとおり、日本銀行が保有する金の主な海外寄託先はニューヨーク連邦準備銀行でありまして、保管手数料もかからない中、輸送コストや輸送に係る安全面なども考慮いたしますと、海外で寄託している金を国内に移送する必要性はないのではないかというふうに考えております。
○武内政府参考人 財務省の外為特会が保有する金につきましてでございますけれども、ニューヨーク連邦準備銀行において保管されてございます。
ただ、そのロングターム・キャピタル・マネジメントに対してはアメリカの大手の銀行が巨額の融資をしておるために、もしも完全に清算してしまえばアメリカの大手の銀行そのものの経営不安を引き起こしかねないという危機的な状況が出ましたので、急遽ニューヨーク連邦準備銀行がその救済スキームにみずから乗り出して清算をとにかくストップさせるということで存続させるということをやりました。非常に異例でございます。
○公述人(中島精也君) 介入につきましては、確かにおっしゃるとおりアメリカはその後ニューヨーク連邦準備銀行がどれだけいつやったというのをちゃんと報告しております。
次に、ドル安対策に関連して、まず、日本銀行とニューヨーク連邦準備銀行、大蔵省とアメリカの財務局との間で、国際通貨問題についての情報交換の強化の合意がなされたのでありますが、このことについての評価と、アメリカの為替市場に対する介入の消極的な態度に関連しまして、クローリングペッグ、すなわち平価小刻み調整制や、あるいはわが国では宮澤構想などが報ぜられていることについての総理の所見を伺いたいのであります。
私は、さきの宮澤長官が一昨日ターゲットゾーンの設定という準固定相場制の考え方というものを示されたわけでございますけれども、さらに進んでニューヨーク連邦準備銀行を通じた日本銀行の委託介入や、アメリカによるスワップの発動、さらにアメリカによる中期債の発行など、約五千億ドルと言われております。
○参考人(前川春雄君) 円相場が不当に動揺いたしまする場合に、これに介入を、国内ばかりではなく、ニューヨーク連邦準備銀行に委託いたしまして、ニューヨークのマーケットでも介入をしておるわけでございます。
それから金の所在地でございますけれども、金の一部分は日本の国内にございますが、その他の一部分はアメリカのニューヨーク連邦準備銀行などの金庫の中に、イヤマークと申しますか、日本銀行のものであるという特別の表示をして、そこで保管してもらっております。