1999-06-11 第145回国会 衆議院 文教委員会 第13号
技術的という以前に、実はJASRACともいろいろ話を申し上げているわけでございますが、これもまた参議院でも松先生から御指摘がございました、演歌でありますとか例えばニューミュージック、こういうジャンル別の統計、そして、その統計を区分けいたしまして、例えば使用料の分配額をオープンにしていく、こういうことでございますが、どうも作家の気持ちとして、そういうジャンル別に振り分けられるということにまだ若干の抵抗感
技術的という以前に、実はJASRACともいろいろ話を申し上げているわけでございますが、これもまた参議院でも松先生から御指摘がございました、演歌でありますとか例えばニューミュージック、こういうジャンル別の統計、そして、その統計を区分けいたしまして、例えば使用料の分配額をオープンにしていく、こういうことでございますが、どうも作家の気持ちとして、そういうジャンル別に振り分けられるということにまだ若干の抵抗感
例えば、ニューミュージックと呼ばれている世界は、電子技術の進歩どまさに表裏一体の世界ですし、新素材の開発がこれまでは想像できなかったようなデザインを持った自動車とか建造物の建設を可能にしていく。つまり、文化が技術を育てる、また技術が文化を育てるという側面がこういう技術開発という領域においてもあるのではないかというふうに思っています。
しかし、最近、デザイナーでもあるいは絵かきでも音楽家でもニューミュージックでも、若い人たちが外国で相当やり始めていますから、これの芽をまず消さないでもらいたい。日本じゃ認められないけれども、外国に行って音楽でも絵でも認められて、日本へ帰ってきて日本で注目されると。これはやっぱり日本人の、こういう汚い言葉を使っちゃいけませんが、けつの穴の小さいところだと私は思うんです。
私ども昔を思い起こすわけですが、子供のころ親しんだメロディーというのは一生ずっと続きまして、このごろになると新しいニューミュージックは私らはもううるさくてたまらぬ、息子や娘のはうるさくてたまらぬけれども、彼らはそれでなければいかぬ、こういうことでございまして、今レンタルの歌手の中で邦盤が六割、洋盤が四割ということだそうですね。この四割の洋盤というのは大変すばらしいことだと私は思うのですよ。
それからもう一つ、私どもの団体にニューミュージックの団体があるのでございます。この対象ファンはもちろんうんと若い人たちでございますが、そういう方のファンレターの中に、貸しレコードから録音してあなたの歌を聞いたのでごめんなさい、というようなことが書いてあるというのですね。
ところが、これが歌を歌ってその歌の上手下手さを仮に総理が判断をされたときに、私の歌った歌が演歌であなたがニューミュージックだった場合、どこに一体その判断の基準を求めるのか、こういうところは非常に難しいところだと思うんです。ですから、日本人は潔癖性ですから点数できちっと分けてしまった方が最もわかりがいいと考える。しかし、それでは今おっしゃったようなそういう矛盾も確かに出てきておるわけです。
利用者が借りているレコードのジャンル別の内訳は、いわゆる邦盤の歌謡曲が五二%、ニューミュージックを含むポピュラー、これは洋盤でございますが四六%、そしてクラシックその他が二%ということになっております。