2013-11-21 第185回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
○大臣政務官(小泉進次郎君) 委員が御指摘のニュージーランドのケースは、ニュージーランド外務貿易省のホームページにこの秘密保護に関する書簡のひな形がオープンにされているという点だと思います。しかし、このひな形はひな形をオープンにしているということでありまして、ニュージーランドが例えばほかの交渉参加国と契約をしたそのものの文書を発表しているということではありません。
○大臣政務官(小泉進次郎君) 委員が御指摘のニュージーランドのケースは、ニュージーランド外務貿易省のホームページにこの秘密保護に関する書簡のひな形がオープンにされているという点だと思います。しかし、このひな形はひな形をオープンにしているということでありまして、ニュージーランドが例えばほかの交渉参加国と契約をしたそのものの文書を発表しているということではありません。
ニュージーランドのTPP首席交渉官が、実は、ニュージーランド外務貿易省の公式サイトで、交渉内容を公表しない合意があって、交渉文書は協定発効後四年間秘匿される合意もある、こういうことを公式に公表しております。アメリカのNGOからは、これまでに公表された唯一の文書は、どんな文書も公表されないという説明の文書一枚だけだ、本当にこういう怒りの声が上がっているような交渉の進め方なんですね。
TPPにおける情報の取り扱いでありますが、これは、主体的な役割を果たしていただいておりますニュージーランド外務貿易省のホームページによりますと、TPP交渉中の文書を秘密扱いとする旨の記述がホームページに記載をされてございます。
ニュージーランド外務貿易省のホームページに、TPP交渉中のテキスト及び交渉の過程で交換されるほかの文書を秘密扱いとする旨の記述が掲載されていることは承知しております。 一般に、外交交渉において、交渉相手国が非公開として提供する文書については、当該国の意向を尊重することは当然であると考えます。 実際、この記述においても、これは通常の交渉の慣行に沿った扱いであるとされております。
こうした点を踏まえまして、ニュージーランド外務貿易省からは、現地に残っている御家族に対して補償内容の説明が行われておりますけれども、その内容には若干不明確な点もございますので、現在、政府として、ニュージーランド側に補償内容及び受け取りのための手続を確認しているところであります。