1953-03-13 第15回国会 参議院 大蔵委員会 第35号
○説明員(影山衞司君) 先ほどの御質問にあれしますと、ちよつとニツケル等はIMCの割当がありましたときに、一度に割当分を買つておかなければいけないというような事情がございますので、そういうものを買うためにこの特別会計ができておりますので、ニツケル等はずつと在庫期間が長いということになつております。
○説明員(影山衞司君) 先ほどの御質問にあれしますと、ちよつとニツケル等はIMCの割当がありましたときに、一度に割当分を買つておかなければいけないというような事情がございますので、そういうものを買うためにこの特別会計ができておりますので、ニツケル等はずつと在庫期間が長いということになつております。
それで需給調整の行われておる商品の統制内容というものがすみやかにわからないと―特に最近のわが国のように特需の発注が活発に行われるということになりますと、特需の注文を受ける品物の基礎材料、たとえば非鉄金属で申しますと、タングステン、モリブデン、コバルト、ニツケル等いろいろなものがありますが、そういうようなものは、ほとんどわが国でできないものばかりであります。
このモリブデンはどういうケースにそうなつたか存じませんが、例えばニツケル等やはり通信機械とか或いは無線機とか、そういつた特殊なものにつきましては、絶対に特殊の輸入品でなければ使えぬということがありまして、こういつた場合には原料資材として当然何とかして輸入しなければならぬではないか、こういうふうに考えます。
更に我が国といたしまして、今後産業政策としてどうしても努力しなければならん目標の一つでございまする合理化用の機械類のための原材料、例えて申しますとニツケル等の価格で国内と輸入品等が相当違つておるのでございますが、このような場合に、或いは関税法によりまして、或いは合理化促進法によりまして、或いは法人税法等によりまして、特殊な償却等を認めている限定されました機械等に対しましては、これ又国際供給力を強くする
○説明員(石井由太郎君) 従来までニツケル等は相当多量入れたのでございますが、特需のためのいわゆる需要がそう大きくございませんでしたので、今まで売られた物資は約二千二百万円見当でございます。
そうしました場合には特殊需要の分だけを我々のほうで輸入しまして、一般は民間貿易方式で輸入されているのでありますが、この結果を見まするとニツケル等におきましては民貿で入りましたものは非常に高くなる、即ち買付が競合いたすということで不利を招いておりますので、このような物資に限りまして政府で一括買付をいたす、このようにいたしております。
但し国内価格と国際価格とが著しく違いますものは、このニッケル等が顕著な例でございますけれども、他の諸物資につきましては、実は今回の法律改正によりまして、大体輸入を政府会計で一手に握るということにいたしますれば、いわばこの基金は国内に独占的な価格の設定者に相なるわけでありまして、この価格を、輸入価格をベースといたしまして適正にさえいたしますれば、ニツケル等国内に若干の生産のありますものについて見られるような
従いまして足の早いことをもちろんはからなければならぬのでございますが、事実上は、海外からは、たとえばニツケル等の割当がございました場合は、できるだけいい条件でありますれば取得しておきますが、国内における流れというものがややおそくなりますれば、貯蔵というほどではございませんけれども、この基金の範囲内では、ストックを持つことがあるということに相なるわけでございます。
先ほどおつしやいましたニツケル等はこれほどにもなりませんので入れるべきでないという感じがしておるわけでございます。
もう一つはニツケル、コバルトの関係でございますが、通産省において所管いたしております緊要物資特別会計でございますが、そのほうで特殊に使いまする原料、いわゆるニツケル等をこの特別会計で保有いたしております。その配給につきましては物調法に基いて緊要物資使用等規整規則というものがございます。
それからその次はニツケル等の使用制限でございまして、現在本格的に使用制限をやつているのはこのニツケルとコバルトの二つでございますが、これは先ほど申しましたように国際割当物資でもございますし、同時にアメリカの輸出許可の物資でもございますので、規則等につきましてはなかなか困難な点もございます。かたがたアメリカにおきましては相当広範囲に使用制限をやつているわけであります。
○周東国務大臣 その点につきましては、硫黄、鉄、銅、ニツケル等におきまする必要な要求数量等に関しまして、日本の設備能力等を考え、それに対する原材料の供給等について、今後話合いを進める考えでございます。
関係方面とも連絡をいたしまして、ニツケルのほかにコバルト、銅等についてはすでにその運びに行こうとしておる、ニツケル等の問題につきましても、関係方面と相談のときも、アメリカはすでにやつておる、しかし日本には日本の事情があろうから、順次よく考えてやろうという話をしておるのであつて、決して私どもは、今お話のように何もかも放任しておるわけではございません。
これは今でもニツケル等につきましては特殊な価格を設定いたしまして、できるだけ不要不急の方面に流れないような行政的指導をいたしております。これが国際割当物資として日本に来ました場合におきましては、考えなければならぬような場合が、そういう特定の品目について起るかもわかりません。
○説明員(佐々木義武君) それは従来の生産指数をとるために品種がきまつておりまして、大体主要な品種のみを従来通りとつておるのでありまして、ニツケル等につきましては別途詳しいものをお手許に配付いたしたいと思います。
○下條恭兵君 私はまだはつきりわかりませんが、これだけニツケルが値段が上つて来ておつても、私は事情がよくわからんので、こういう疑問が起るのだと思うのですが、上つて来てもなお且つフエロ・ニツケル等の特に活溌に企業化ができないということは、どつかにこういうような純ニツケルを助成しなくちやならんのと同じような企業の危険性を伴うのではないかというふうに考えられるのですが、そうなりますれば同じように政府で面倒
しかし少くとも国内のニツケル等の時価と、そういう特殊需要に向けなければならない原料資材等の価格との間には、こうした方法によつて調整しなければならぬ必要が出て参るといたしまするならば、やはり国内における原料の価格そのものに引き直さなくてもいいといたしましても、特需の発注の価格というものについて、この際政府としては、ほんとうの意味において日本の経済を引上げて行く、日本の生産が、日本経済、再建に役立つというような
たまたまニツケル等につきまして特需の用途に向けるものだけに限りまして特に安い値段を以て、我が国に供給してくれるという意図が明らかにされまして、この意図に即応いたしました売払を可能ならしめるためには、どうしても財政法の特例といたしまして、原価で売り得るという承認を国会から政府といたしましては受けなければならないことに相成るわけでございます。
特にコバルトは現在のところ最も獲得が困難でありまして、何とかこれに似た対策を講じなければならぬのではないかという点も考慮いたしておりますが、ニツケル等はいろいろ各面において異なつた点もありまして、これと同一の対策もとりにくいということから、目下どういう方法をもつて対策を講ずるか検討いたしておるのであります。
御参考に申しますが、ニツケル等については、近く御協賛を得るために法案が出ると思いますが、特殊な稀少物資であつて必要なものについては、特別な価格でこれを売つて行くということをやつて行こう、政府が大体ニツケルの輸入をいたしまして、これを必要な方面に時価以下で売り得るという形をとつて、そうして有効的な方面に使うということも考えられるかと思いますが、全体的には具体的の場合でないと申し上げかねます。
又アルミであるとか或いは硫安であるとか或る電気銅、電気ニツケル等、電力を主たる原料としておりまする国家的重要産業と、良質なる電気を供給しなければならないというこの問題、この問題について一つ掘下げて考えて見なければならんのではないかと思うのであります。
然らば今どういう品物を期待しておるかと申しますと、これもやはりはつきりいたしませんが、まあ非鉄金属特に重要なニツケル等がこれは動くのではないか、これは来年度からでございましようが、そういうものが期待し得るわけであります。
最後に、錫、ニツケル等の重要物資について、何らか統制を復活する意思はあるかどうか。以上の諸点についてお伺いしたいと思います。
なおその際にお話がございましたように、ニツケル等の非鉄金属と、ボーキサイトをここで追加いたしております。それからその次の表でありますが、これはこの前お配りいたしました資料で、大体数量で輸入見込をお配りいたしました中で、ニツケル以下の非鉄金属とボーキサイトを追加してもらいたいというお話がございましたので、それを追加した表がこれでございます。