2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
この写真は、昨年五月四日、琵琶湖の固有種で、高級珍味であるフナずしに最も適していると言われているニゴロブナの漁に使う刺し網です。これを北湖の水深三十メートルに数時間つけたらどうなったか。これがその写真です。 琵琶湖のニゴロブナ漁で使う刺し網の糸は大変細く、魚が判別でけへんから、それでかかってしまうということなんですよね。ところが、網がこうやってすぐに汚れてしまうから、全く魚はかからない。
この写真は、昨年五月四日、琵琶湖の固有種で、高級珍味であるフナずしに最も適していると言われているニゴロブナの漁に使う刺し網です。これを北湖の水深三十メートルに数時間つけたらどうなったか。これがその写真です。 琵琶湖のニゴロブナ漁で使う刺し網の糸は大変細く、魚が判別でけへんから、それでかかってしまうということなんですよね。ところが、網がこうやってすぐに汚れてしまうから、全く魚はかからない。
このため、水産庁といたしましては、漁業再生に向けた水産振興施策としまして、食害により生態系や内水面漁業へ悪影響を及ぼすオオクチバスやブルーギル等の外来魚の駆除活動への支援、ヨシと競合するオオバナミズキンバイ等の外来植物の駆除など、ヨシ帯の保全活動に対する支援、またセタシジミの効率的、効果的な増殖手法の実証化の取組に対する支援、さらにはニゴロブナ、ホンモロコ等の産卵場や生息場となるヨシ帯や砂地の造成等
琵琶湖におきましては、委員御指摘のように、ニゴロブナなどの産卵場となるヨシ帯の減少ですとか、夏場に水草が大量発生し、それが冬場になると枯れてしまう、こういうことが繰り返し発生することによりまして、湖底が貧酸素化することによりまして水産生物の生育環境に悪影響を及ぼしていると認識しております。
そうした光合成を活発に行うことによりまして大量発生をするようになりまして、ニゴロブナやモロコが産卵する場所が、これはヨシ帯なんですけれども、ヨシ帯が減少するといった問題が生じております。 水産庁としての御認識をお伺いいたします。
何でそういうふうになるんやというたら、ここに出ていましたニゴロブナが捕れないと、こういうようなことがあって、できないんですよね。 私は、ブラックバスですとかブルーギルですとか、こういう外来種が入ってきて、琵琶湖のニゴロブナ、それから小魚、そういうものが非常に減ってしまったという、そういうことは私、三十年前から聞いているんです。 あの琵琶湖には、えりといいまして、えり漁法というのがあるんです。
元々琵琶湖はホンモロコやニゴロブナといった固有種がすぐに釣れるようなすばらしい環境であったのですが、徐々に釣れる魚の種類が変化し、今では外来種ばかりが目に付くという時代を迎えました。私は、このような少年時代以来の体験を踏まえ、環境を守ることが人間の幸せに直結すると確信しています。
もともと琵琶湖はホンモロコやニゴロブナといった固有種がすぐに釣れるすばらしい環境であったのですが、徐々に釣れる魚の種類が変化し、今では外来種ばかりが目につくという時代を迎えました。 私は、このような少年時代以来の体験を踏まえ、環境を守ることが人間の幸せに直結すると確信しています。 委員各位におかれましては、環境政策の一層の推進のため、今後とも御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。
早崎内湖は、かつては、琵琶湖の固有種でありますゲンゴロウブナあるいはニゴロブナなどの重要な産卵場でありまして、カイツブリなどの水鳥などの生息地としても重要な生態系をつくってまいりました。そういう意味では非常に貴重な場所なんでございます。
今お話がございましたニゴロブナとかカイツブリなどで着実に成果を上げているところでございます。 現在、滋賀県では湛水範囲を拡大させるための調査や手法の検討を実施しているというところでございまして、環境省としても、引き続き事業主体である滋賀県に対して技術的、財政的な支援を続けてまいりたい、このように思っております。
特にコハクチョウが大変多く飛来しているほか、ニゴロブナ等二十三種類にも及ぶ魚類も確認されております。成果が上がってまいりました。 この事業は単年度ごとに予算化されていますが、滋賀県も、非常に厳しい財政の中、この問題に積極的に取り組んでおりますので、ぜひ関係省、国としても、引き続き早崎内湖の再生についてしっかりとした御支援をいただきたい。
夜明けとともにこの巣を飛び立ち、琵琶湖の湖魚、とりわけグルメだと言われておりますから、アユそれからモロコ、ニゴロブナ等々、高級魚と言われているものを食って生き長らえておりますが、実は、滋賀県の漁獲高とほぼ同じぐらいの量をこのカワウだけが食べております。琵琶湖のアユそれからニゴロブナ等々、カワウと人間が半分ずつ分け合っているような状況に今あります。
しかしながら、一定の効果はあるわけでございますけれども、まだ水質も良くなっていないということと、委員おっしゃったように、いわゆる水辺のアシ、ヨシ等が減ってきて、ニゴロブナの産卵場所がなくなっているというようなこともございますので、大臣申しましたように、琵琶湖・淀川流域圏の再生というようなことで、歴史、文化を生かした自然との共生を目指す流域全体での一体的な取組ということにつきまして、滋賀県を始めとして
ヨシ帯などの自然の浄化作用だとか、あるいは生物学的循環のバランスを破壊して、ニゴロブナ、これはフナずしはこれで作るわけですが、滋賀県の名物と言われていますが、これが激減すると、琵琶湖の漁業にも甚大な被害を与えていると。ビワマスというのもありますが、この刺身は大変おいしいんですが、これ北湖しか取れなくなっています。
つくり方はいろいろとあるんですけれども、何しろ四十工程ぐらいある、小型のもの、中型のもの等々、あるいは子持ちのニゴロブナを使用したというのは大変珍重されるとかということで、非常に工程というのが厳密にされているということがあるんですね。 これは日本を代表する保存食品と言えると思いますけれども、こういう技術というのが保護の対象となるのかどうかということ、いかがでしょう。
現実に、水産庁にしても環境省にしても、科学的なデータがないにもかかわらず、例えば、滋賀県の県知事が言っている、琵琶湖のレジャーの新ルールなる条例をつくった、これは朝日新聞で県知事が言っているんですけれども、「琵琶湖には、珍味として知られる「ふなずし」になるニゴロブナをはじめ、ホンモロコやワタカなど多くの固有種が生息している。こうした在来の魚が今、著しく減少している。
例えば、それは水質汚濁によるものかもしれませんし、あるいは内水面漁業の漁獲対象になっているもの、琵琶湖でいえばニゴロブナ等あるわけでありますけれども、例えば漁獲対象になっていると、そこに過剰漁獲がなかったかどうか、また、外来種の存在がどうなのか、その辺はやはり総合的に研究をしなければならないと思っております。
ですから、これをもっと極端に言いますと、先ほどの山中湖の例のように、ブラックバスを漁業免許の対象にしてそこからお金がとれる、じゃおれたちはこれをやったらいいじゃないかということで、あそこはそういうふうに結論を出したんだろうと思うんですけれども、もっと大きな問題として、やはりそういうふうなブラックバス、ブルーギルあるいはそういったものが生態系を崩し、本当に貴重な、例えば琵琶湖でいいますとモロコとかニゴロブナ
ビワコバラタナゴ、ニゴロブナ、ビワコホンモロコあるいはヒガイ、ワタカ、こういった種類。特に、鮒ずしというのを長官聞かれたことがありますか、あれは我々滋賀県人、ここにおられる目片さんとか我々しか食べられぬのかもわかりませんが、鮒ずしはニゴロブナからつくられるのです。水産庁の統計を見ましても、ほとんどもう揚がっておりません。モロコももう全くとれません。
○丸山政府委員 ホンモロコは、先生おっしゃるとおり、味が淡泊で、旬が一月から三月、日本のコイの中で最も美味で、関西では高級魚だということで親しまれておりますし、ニゴロブナも、正統派のフナずしの原料だということで大変親しまれているものでございますが、それが漁獲量が激減しているというのは事実でございます。
それに対しまして、漁獲統計に載ってきますようなホンモロコですとかニゴロブナ、これはもちろん漁獲が激減をいたしてはおりますけれども、最近の漁獲量を見ましても、ホンモロコの場合ですと十三万キログラム、ニゴロブナ四万キログラムで、仮にホンモロコを一匹百グラムといたしますと百三十万匹が一応漁獲されている。
ところが一方では、例えば琵琶湖にしかいないホンモロコ、これはコイ科の硬骨魚目の淡水魚、成魚でも十四センチを出ない魚でございまして、これは昔からフナずしの原料になるニゴロブナと並んで、琵琶湖産の淡水魚の漁獲統計を見れば、イサザとニゴロブナとホンモロコは常にベストスリーを占めていて、たくさんとれていたものですね。
今から私幾つか申し上げますから、それはどのようにお考えがお聞かせ願いたいんですが、ニッポンバラタナゴ、イタセンパラ、トミヨ、アユカケ、アユモドキ、ビワコオオナマズ、イワトコナマズ、それからゲンゴロウブナ、これはニゴロブナともいいますか、それから琵琶湖にしかいないホンモロコ、こういったものはどのように今お考えですか。
農水省、来ていただいていると思いますが、琵琶湖の魚類の漁獲量について、特に琵琶湖特産のフナずしの原料になりますニゴロブナというフナがおります。それから、これも本邦では琵琶湖にしか生息しないホンモロコ、モロコという魚がおりますが、この漁獲量、水揚げ量の経年的な推移をお教え願いたいと思います。
○説明員(吉崎清君) 近年、琵琶湖におきましてブラックバスがかなり繁殖したため、生態系が変化し、水産資源に悪い影響を与えている可能性がありますが、ブラックバスが捕食している魚は主としてスジエビ、ヨシノボリであり、ホンモロコ、ニゴロブナなどはそれほど多くはないという見解もありまして、その影響の程度については十分解明されておりません。
○説明員(吉崎清君) 昭和六十三年の琵琶湖の魚類の漁獲量は三千二百三十一トンであり、うちモロコ、ホンモロコでございますが二百三十八トン、ニゴロブナ、これはフナで統計をとっておりますが三百九十一トンであります。 お尋ねのモロコ、ニゴロブナの過去十年間の水揚げ量の経年変化は、モロコにつきましては二百トンから三百トン前後でほぼ横ばいに推移しております。