1951-05-12 第10回国会 参議院 決算委員会 第19号
これに対しまする農林省、或いは全国農業会等の非常に強い希望によりまして、專売局といたしましてもこれに協力して、北海道においてニコチン剤製造用の原料といたしまして葉たばこを試作するということをきめたわけであります。それで当時におきましては、このできました葉たばこを全国農業会が一手に買取りまして、農薬製造の原料に使うということで、工場建設等も進捗する段階にあつたのであります。
これに対しまする農林省、或いは全国農業会等の非常に強い希望によりまして、專売局といたしましてもこれに協力して、北海道においてニコチン剤製造用の原料といたしまして葉たばこを試作するということをきめたわけであります。それで当時におきましては、このできました葉たばこを全国農業会が一手に買取りまして、農薬製造の原料に使うということで、工場建設等も進捗する段階にあつたのであります。
四百四十五号は葉たばこの保管が適当でなかつた、保管といいますか、保管及び処理が適当でなかつたという問題でありまして、札幌地方專売局で二十二年度中に、農薬用のニコチン剤の原料としてバーレー種葉たばこを五十五万八千キログラムだけ収納いたしておりますが、そのバーレー種葉たばこのうち二十五万六千キログラムは喫煙原料に使用することにして、残りの三十万二千キログラムは農薬用のニコチン剤の原料として民間業者に売渡
たしか時の次官会議で相談して、大蔵省から五億九千万円だと思いますが、それを融資して頂いて、農薬会社と農協と購連だと思いましたが、購連と両方でそれぞれニコチン剤を輸入いたしまして、国内におけるところのこれザの防除に当つたことがあるのでありますが、こういう見地に立ちましてもつと積極的にいわゆる取引銀行に対してはそれぞれ融資の方法を伝達して置いた。
○池田宇右衞門君 昨日お尋ねして答弁がありましたが、実際において硫黄、硫酸銅、或いはニコチン剤が、著しく昨年より入荷或いは現品が少い、殊に朝鮮動乱勃発以来、硫黄などは入手がなかなか困難だというようなこと、又戰前二十五万トンが約十万トンに近くへなるというような、内地の産出に当つても非常な減少を来たしておるときに、政府は三十五万トンという食糧は病虫害駆除によつて増収を図るという方策が織り込まれてあるというが
これが現在生産配給を行つております農藥の主なものでございますが、この中クーポン制によつて配給をいたしておりますのは、最初の砒素剤の砒酸鉛、砒酸石炭、次のニコチン剤の硫酸ニコチン、除虫菊剤の除虫菊粉、除虫菊乳剤、それから除虫菊エキス、その次のデリス剤のデリス根、デリス粉、デリス乳剤、それから鉱油乳剤の機械油乳剤、尚ホルマリンと農業石鹸は指定生産資材割当規則によつております。
殺虫剤の中で最も重要な砒素、砒酸鉛或いは砒酸石灰の砒素剤が最も拂底いたしておりまして、その外にニコチン剤デリス剤というものは、主として海外から原料が参つております。只今農林省の防除計画面積に必要なニコチン剤、デリス剤につきましては、デリス根、或いはニコチン、硫酸ニコチンにつきまして輸入の懇請をいたしておりますが、今日までのところ、はつきりした見透しを申上げるまでに行かないのであります。