1973-07-26 第71回国会 衆議院 内閣委員会 第45号
その中で、御承知のように、ニクソン訪中、ニクソン訪ソというあとに続いて、昨年でございますが、田中総理が訪中されたということは、私は、極東の緊張緩和に、あるいは世界的な緊張の緩和、さらに世界的な新情勢の中で、日本の外交が新しい展開をした、新しい第一歩を踏み出したというふうに評価をしております。
その中で、御承知のように、ニクソン訪中、ニクソン訪ソというあとに続いて、昨年でございますが、田中総理が訪中されたということは、私は、極東の緊張緩和に、あるいは世界的な緊張の緩和、さらに世界的な新情勢の中で、日本の外交が新しい展開をした、新しい第一歩を踏み出したというふうに評価をしております。
そういういまのソ連の外務大臣からの要請、また今回のニクソン訪ソとからみ合わせまして、わが国としてこの条約の批准に対しては何か大きな変化といいますか、そういうことをお考えになりますか。要するに批准を急ぐという姿勢をおとりになりますか、その点はどうですか。
新しいファクターといいますか、今度のニクソン訪ソに関連しての共同コミュニケ、あれでSALTの問題がああいう形で一つの何といいますか、解決とはいかないまでも端緒といいますか、そこに大きく進んだことは非常にけっこうだったと思うのでありますけれども、やはり米ソがああいう形で、いわゆる戦略兵器の制限というものを一応取りきめますると、どうしてもいわゆる非核保有国に相当圧力が今度は加わってくるのじゃないがということを
見本のようなサンプルをみんな集めてソ連が輸入するというようなものではないかとさえいわれておるくらいに拡大をしておらなかったわけでございますが、今度のニクソン訪ソによって両国間の緊張の緩和ということもございますし、経済交流を行なおうということでありますので、そういう意味では米ソ間の経済は拡大していくと思います。
○和田(耕)委員 それではもう一つ、それと関連したソ連との問題ですけれども、きょうのお昼のニュースを聞いておりますと、NHKのニュースですが、ソ連で今度、シベリアの天然ガスの開発のために、アメリカから五十億ドルくらいの金を出して、そして二十年間にわたって天然ガスの冷凍したものをアメリカに送って、そうして返していくというような協定が、ニクソン訪ソの声明の中にも入るかもわからないというようなニュースがあったんですけれども
さきにニクソン訪中あり、いままた訪ソの最中でありますが、いわばニクソン大統領は反共のチャンピオンとまでいわれた方でありまして、この方が中国を訪問し、あるいはアメリカ大統領として最初のソ連訪問者になろうとは、これはちょっと想像できなかったことでありますけれども、しかしいま申し上げたような脱イデオロギー、現実に即して世界の外交を運営するという見地に立つならば、今日のニクソン訪ソは当然のこととむしろ受け取
○正示委員 いま総理が言われました自由に徹し平和を守る、これは各国との間もそういうふうに運営していくんだ、こういう基本的な信念をお述べになりましたが、今度のニクソン訪ソということで、世界の平和の問題をいまやクレムリンにおいて、両国の首脳がいろいろ話し合われておるときに、この外務委員会が開かれ、総理が御出席になったということは、私は非常に意義があると思うのであります。
中国だって必ずしもアメリカ、ソ連に対抗してという考えじゃないと思いますけれども、まだ批准はされていないわけですけれども、大臣、ニクソン訪ソで相当SALTを中心にして米ソが核について引き締めていこうという、現実にそういう行動も行なわれるであろう。これが一週間後に迫っているわけですけれども、わが国は調印しただけでまだ批准されていない。こういうことについてのお考えはいかがでしょう。
特に最近のアメリカの動向から見て、すでに御承知のように、けさもまたキッシンジャーが覆面外交をやって、これは特にベトナム戦争のああいったような北爆開始というようなことの結果、五月二十二日の歴史的なニクソン訪ソにマイナスになってはいかぬということで秘密にまた行ったんでしょうけれども、そのことは何を物語るかと言えば、私はやはりアメリカがソ連との間に戦略核兵器制限交渉、核兵器のとめどない競争、核ミサイルの競争