1973-03-10 第71回国会 衆議院 予算委員会 第21号
私は中小企業の皆さん方に、一体ドルのあの交換停止から、あのニクソン演説はどういうものですかといって解説を聞かれると、不渡りでございます、相手は破産したのでございます、だから、これからはそれはたな上げにするとしましても、その不渡りの札は向こうに返してあげなければなりません、それには向こうのものをうんと、ただでやるわけにいきませんから、向こうのものを買ってあげなければなりません、そして売ることを控えて、
私は中小企業の皆さん方に、一体ドルのあの交換停止から、あのニクソン演説はどういうものですかといって解説を聞かれると、不渡りでございます、相手は破産したのでございます、だから、これからはそれはたな上げにするとしましても、その不渡りの札は向こうに返してあげなければなりません、それには向こうのものをうんと、ただでやるわけにいきませんから、向こうのものを買ってあげなければなりません、そして売ることを控えて、
アメリカのこの現実と、それからニクソン演説というような食い違いの姿勢からすれば、アメリカは何とかして沖繩の基地を温存しておきたい。もうベトナムからも台湾からも引き揚げざるを得なくなった中で、沖繩こそが最後のとりでであるというふうな状態に追い込まれているというふうに考えざるを得ないわけですから、ここのところをどう解釈するか。
次に、このたびのニクソン演説は、苦汁に満ちながらも、実に矛盾をはらんだ内容であると受け取れるのであります。たとえば「ベトナムでの米国の敗北は、全世界にわたり次のような侵略をもたらそう。すなわち、小国が同盟の大国に武装され、隣国を意のままに侵略する誘惑にかられるということだ。そうなれば、世界平和は重大な脅威にされされよう」と述べた個所があります。
第一の問題は、ニクソン演説が示すいわゆる北ベトナム全港湾の機雷封鎖、これらの港への接近の阻止と鉄道及び他の一切の交通施設の最大限の切断の問題です。 南ベトナム残留米軍を守るためということで、かってにアメリカがベトナム民主共和国の領海や公海上で世界各国の船舶の航行の自由を奪ったり、食糧を含め一切の物資の輸送をとめるというようなことは許されることでしょうか。
おそらくきょうは、十時からだろうと思うのでありますが、アメリカではニクソン演説が行なわれるわけでありますが、その内容は、したがってまだ時間的につまびらかにいたしません。
○吉野政府委員 実は十時のニクソン演説をわれわれも聞くつもりでずっといままで待機しておったわけでございますが、ラジオがどうも雑音が多くて、結局よく聞き取れなかったというのが現状でございます。なお米国大使館も、まだテキストが来ていない、したがってわれわれのところへ渡すわけにはいかないというのが現状でございます。
○大出委員 きょうのニクソン演説でこれ以上ベトナム戦争をエスカレートする段階を迎えるとすればまことに遺憾であるというのが私の心境という、いまお答えでありました。実は何べんか総理に、今回のハノイ、ハイフォン爆撃等をめぐって、まことに遺憾であるという立場に立ってもらいたい、実はこういう多方面からの質問が出ていたのでありますが、まさに黙して語らず流の答弁でございました。
いまのレートの問題のほうにあまり比重をかけないで、対米の問題としては、対米のそういう情勢の悪い時期ですね、この時期に少なくとも最も即効的にきく数量調整の問題——ニクソン演説によれば、数量調整よりは課徴金のほうがいいという表現が使われておるわけでありますが、この数量調整というのを世界全国に及ぼすことはたいへん不可能でありますが、日米の間における数量調整の問題というのはもう少し配慮をしてもいい問題ではないかというふうに
これが、ニクソン演説を何回も何回も読み返してみれば、はっきりと浮き彫りにされておることなんです。それを皆さんのほうは、アメリカの国内政策として打ち出されて、あわせて国際政策となっておるものを、国際政策、ドル防衛が一番重要な課題だと受けとめれば、当然私はいまのようなかっこうの受けとめ方になると思うのです。私は、それは違うのじゃないか。
この三点が実はニクソン演説の主要な柱であります。この三本の柱のどれに一体ニクソンは一番比重を置いて、二番目はどれで、三番目はどれだ、こういうふうにこれを御理解になっておるか。大蔵大臣からひとつ逐次お答えをいただきたいと思います。
また、ニクソン演説及び米国の国連安保理事会への報告によれば、米国の行為は自衛権の行使として行なわれているものであると述べており、自衛権の行使は国連憲章第五十一条の認めるところであります。
しかも外務大臣すら、昨年のニクソン演説で初めて東京条約というものがあったんだということに気がつかれたというような、全くお粗末な事実もあるわけでございます。すでに世界じゅうではこの一年間に四十件以上のハイジャック事件があるというようなことを考えますと、今日までとられてまいりましたわが国の行政の対策というものは、非常に大きな問題を残しておると私は考える次第でございます。
○国務大臣(愛知揆一君) その点は、私はニクソン演説あるいはその後の米カ両国の発言等について、そこから読み取れることを事実として申し上げるにとどめたいと思いますけれども、数年来、この「聖域」というのはことばが私は不適当だと思いますけれども、とにかくこれはカンボジア国内、領域でございますね、そこに北越軍、ベトナム軍が侵入し、かつ蟠踞し、かつ、最近では軍事行動が活発になっていると、こういうふうな事実が指摘
今般のカンボジア問題に関する米国の措置は、ニクソン演説及び米国の国連安保理事会への報告によれば、カンボジア領域から北ベトナムが南ベトナムに武力攻撃を行なったのに対し、自衛権の行使として行なわれているものであると述べております。
そこで私はこのニクソン演説について総理は初めの総括質問のときにどなたかが質問されたのに対して、ニクソン氏と自分は会つたけれどもそれは親善のために主として来られたので演説のような内容の印象は総理とニクソン氏との間の会談では受けなかつたと答弁をされております。
○永井純一郎君 私は初めから申上げているように、ニクソン演説なり或いは池田・ロバートソン会談において米国が言つたことを言えということはあなたに要求してはいない。又そのニクソン演説に対してあなたに批判して下さいということも私は言つておらない。あなたに同じような内容のことをあらかじめ話して、その上であの演説はやつたものかどうかということを私は知りたい。国民が知りたがつている。
ニクソン演説に対し、率直でよいといつた迎合的な意見も極く一部にあるようでありまするけれども、内政干渉だとする反撥が極めて強いものがあることは見逃すことはできません。(「その通り」と呼ぶ者あり、拍手)いやしくも一国の憲法が間違つて制定されたり、簡単に改正を強要されては、されるほうこそ、いい面の皮であつて、たまつたものではありません。
われわれは憲法を擁護することのみがわが国の世界平和に寄与する最大の道であると信じまするが、政府はこのニクソン演説に対しいかなる御見解を持つておりま[するか。総理大臣は、先ほども答弁をはばかるかのごときことをおつしやつたのでありますが、ぜひともその所見のほどをお伺いしたいのでございます。