1971-12-08 第67回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会公聴会 第1号
これがまた国内にもいろいろな形で反映をいたしましたということで、アメリカの学者、政治家、言論人は大いにこの問題の解決について頭をしぼったわけでありまして、出てまいりましたのが、ニクソン大統領就任以来の課題であるニクソン・ドクトリンという形であります。 これを私のような専門の面からいいますと、二律背反性というのはこういう形であらわれております。
これがまた国内にもいろいろな形で反映をいたしましたということで、アメリカの学者、政治家、言論人は大いにこの問題の解決について頭をしぼったわけでありまして、出てまいりましたのが、ニクソン大統領就任以来の課題であるニクソン・ドクトリンという形であります。 これを私のような専門の面からいいますと、二律背反性というのはこういう形であらわれております。
最初に申しましたように、ニクソン大統領就任当時の、アジアのオーバー・コミットメントを解消して、日本に低開発国援助と軍事面での肩がわりを求めるんだという方針が一方にあるわけですね。それがニクソン・ドクトリンとしてあらわれ、やがてわが国はわが国の力によって守るんだという佐藤さんの考え方というものは、私は逐次、この第四次防衛計画の中にも出てくるような気がする。
今回の訪米は、わが国の外務大臣としてニクソン大統領就任以来初めての訪米でありました。その意味におきまして、私はニクソン政権のアジア太平洋地域に対する基本的な考え方を明らかにすることにつとめました。
今回の訪米は、わが国の外務大臣としてニクソン大統領就任以来初めての訪米でありました。その意味におきまして、私は、ニクソン政権のアジア太平洋地域に対する基本的な考え方を明らかにすることにつとめました。
しかもその上、ニクソン大統領就任以後、ベトナム戦争の終結は一向に進まず、軍事予算でもミサイル要撃ABMの予算を大幅に盛り込むなど、基本政策については何ら改善の徴候はないのであります。