2019-02-14 第198回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
ラオスの経済は水力発電による電力の輸出に支えられていますが、その先駆けとなったナムグムダムは、日本人技術者の尽力、日本の拠出に支えられ、建設されました。数十年を経てなお主力であるこのダムは、当時と同じ企業の技術者により、拡張のための高度な改修が進められています。
ラオスの経済は水力発電による電力の輸出に支えられていますが、その先駆けとなったナムグムダムは、日本人技術者の尽力、日本の拠出に支えられ、建設されました。数十年を経てなお主力であるこのダムは、当時と同じ企業の技術者により、拡張のための高度な改修が進められています。
それからいわゆる後発開発途上国という部類に属しますバングラデシュにつきましては、一・八七五%という金利を約束しておりますし、同じような条件にありますラオスにつきましては、ナムグムダムの第二期工事につきまして二%という金利を約束しております。
も、いまプレクトノット・ダムのことについて御言及いただきましたから、これは省略いたしますが、たとえばベトナムにつきましても、御承知のように、難民用の住宅建設のために協力贈与を行なっておりますし、それからチョーライ病院の全面改築計画、それからダニムダム、これはそもそもが賠償からの援助でございますけれども、無償援助に着手をしておるというようなわけでございますし、また、ラオスについて申しますならば、ナムグムダム
○鈴木一弘君 それで、ひとつここで具体的な問題として起きてくる可能性のある問題——これはラオスにナムグムダムをつくっておりますけれども、このダムの建設に従事している日本人技術者等もかなりいるわけであります。百四十人近くいる。それでパテト・ラオ軍の最近の攻勢が活発になってくる。まあさらにこれがいよいよ活発になれば、現場付近もそういう最前線になるという可能性も出てくるわけであります。
○国務大臣(佐藤榮作君) ナムグムダムの建設、これが内戦が影響するだろうということ、そういう危険は私どもも十分注意しなければならないと思います。したがいまして、工事現場における婦女子等はいち早くやはり退避することが望ましいと、かように考えております。そういう処置は適時とられていままでもきましたが、これからもとられるだろうと、かように思っております。
ダニムダム、ナムグムダム、これは曾文の規模に比べると十分の一しかありません。したがって工営の実績というのは、ロックフィルダムにしたところできわめて小さいものしかやった経験がないし、まして国内では全然やっていない。いま何か設計中か何かのものが一つぐらいあるそうですが、この四十年当時は何もないわけですね。
多数国関係のプロジェクトとしましては、先ほど申し上げましたように、私どもが了解する限りにおきましては、現実に使われると確定しておりますのは、ラオスにおきまするナムグムダムの建設の費用でございます。
ってはいけないという意味におきまして、アメリカは、関係国がそういう要望を具体的に出して、経済建設のプログラムができるならば十億ドルを応援する用意があるという趣旨のものでございまして、具体的にはメコン委員会がこの問題を取り上げまして、そしていろいろの開発計画というものをメコン委員会の内部で検討したことはございますが、これらの計画は実行性におきましてまだ成熟しておる計画でもない事情にございまして、現状におきましてはナムグムダム
そしてこの特徴になっているのは、第一番に、アメリカが、アメリカ独自の計画の中に、エカフェの重点事業であるアジア開銀の創設だとか、ラオスのナムグムダムの建設というような、そういうものを組み入れて出してきている、これが一つの特徴だと思う。
わが国としては、すでに、アジア開発銀行への出資、メコン川開発計画の一環をなすナムグムダム建設援助費の拠出等を約束しておりますが、今後アジア各国の実情と希望に応じて、効果的に援助の責任を果たしていく所存であり、本年をアジア地域に対する協力の強化拡大の第一年としたい考えであります。 このような拡大された協力のためには、アジア諸国の考えをも十分に聞かなければなりません。